ベトナム 観光 地図で見る!絶対行くべきスポット10選【初心者向けルート付き】

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チャン

愛知県高浜市に住む30代のごく普通の会社員です。ベトナムのホーチミン郊外の出身ということもあり、ベトナムについてブログでまとめてみました。ベトナムに興味がある方に役立つ情報を発信するので、よろしくお願いします😉

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「ベトナム旅行を計画しているけど、どこから手をつければいいかわからない…」そんな風に思っていませんか?ベトナムは南北に長く、見どころがたくさんあります。初めてのベトナム旅行では、効率的に観光スポットを回るための地図の活用が欠かせません。この記事では、ベトナムの全体像から各エリアの魅力、そして初心者でも迷わないおすすめルートまで、地図を最大限に活用したベトナム旅行のヒントを徹底解説します。

【この記事で分かること】

  • ベトナム全体の地理と主要都市の特徴
  • 地図を活用した効率的な移動手段とアクセス方法
  • ベトナム旅行初心者におすすめのモデルコース
  • オフラインでも役立つ地図アプリや紙地図の活用術

ベトナム観光は「地図」で決まる!まずは全体の位置関係を押さえよう

ベトナムは、その国土の形から「龍」に例えられることもあります。南北に細長く伸びた国土は、北部、中部、南部と大きく3つのエリアに分けられ、それぞれが独自の文化や気候、そして観光スポットを持っています。初めてベトナムを訪れる方にとって、この全体像を地図で把握することは、旅行計画の第一歩として非常に重要です。どこにどんな魅力があるのかを知ることで、自分にぴったりの旅のスタイルを見つけられるでしょう。

ベトナムの地図全体を把握しよう|北部・中部・南部の特徴とは?

ベトナムは北は中国、西はラオスとカンボジアに接し、東は南シナ海に面しています。南北に約1,650kmと非常に長く、気候も地域によって大きく異なります。北部には首都ハノイがあり、四季の変化が比較的はっきりしています。夏は高温多湿、冬は肌寒い日も多いです。ハロン湾のような世界遺産もあり、ベトナムの歴史や文化の中心地と言えるでしょう。中部は、古都フエやリゾート地ダナン、美しいホイアン旧市街などがあり、年間を通して比較的温暖ですが、雨季には台風の影響を受けることもあります。特にダナンは美しいビーチが広がり、リゾートとして人気を集めています。南部には経済の中心地ホーチミンがあり、年間を通して高温多湿な熱帯気候が特徴です。メコンデルタなどの豊かな自然も広がっており、エネルギッシュな都市と素朴な田園風景の両方を楽しむことができます。各地域の気候や特徴を理解することで、訪れる時期や服装、そして旅の目的をより明確にすることができます。例えば、歴史や文化に触れたいなら北部、ビーチリゾートでリラックスしたいなら中部や南部など、自分の興味に合わせてエリアを選ぶのがおすすめです。

初心者必見!地図で見るベトナムの人気都市ベスト5

ベトナムには魅力的な都市がたくさんありますが、初めての旅行であれば、まずは人気の高い主要都市から巡るのがおすすめです。地図上でこれらの都市の位置を確認することで、効率的な移動ルートを考えることができます。

都市名エリア主な観光ジャンル特徴
ハノイ北部歴史、文化、グルメベトナムの首都。古き良き街並みが残り、歴史的な建造物や博物館が多い。ストリートフードも充実。
フエ中部歴史、世界遺産かつての阮朝の都。王宮や寺院など世界遺産に登録された歴史的建造物が多数点在。
ダナン中部リゾート、ビーチ美しいビーチが広がるリゾート都市。近郊には世界遺産のミーソン遺跡やホイアン旧市街がある。
ホイアン中部世界遺産、街並みランタンが美しい古都。夜の街並みは幻想的で、オーダーメイドの洋服なども楽しめる。
ホーチミン南部都市、グルメ、ショッピングベトナム最大の経済都市。活気にあふれ、フレンチコロニアル建築や博物館、戦争関連の史跡が多い。

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これらの都市は、それぞれ異なる魅力を持っています。ハノイとホーチミンはベトナムの二大都市であり、それぞれ北と南の玄関口となります。フエ、ダナン、ホイアンは中部に位置し、比較的近い距離にあるため、これらを組み合わせて観光するのも人気です。地図上でこれらの都市間の距離感や移動時間を把握しておくことは、旅の計画を立てる上で非常に役立ちます。例えば、ホーチミンからハノイへの移動は飛行機が必須ですが、ダナンからホイアンへはバスやタクシーで短時間で移動できます。

地図から分かる!ベトナム観光に便利なアクセス方法と移動距離

ベトナム国内の移動は、その距離や予算に応じて様々な選択肢があります。地図上で各都市の位置を確認しながら、最適な移動方法を選びましょう。

  • 飛行機: 南北に長いベトナムでは、長距離移動の際に飛行機が最も効率的です。ハノイ、ダナン、ホーチミンには主要国際空港があり、国内線も充実しています。例えば、ハノイからホーチミンまでは飛行機で約2時間程度です。主要な航空会社としては、ベトナム航空やベトジェットエア、バンブーエアウェイズなどがあります。早めに予約することで、LCC(格安航空会社)を利用すれば費用を抑えることも可能です。
  • 鉄道: 北のハノイから南のホーチミンまでを結ぶ統一鉄道は、ベトナムの主要都市を結ぶ重要な交通手段です。移動時間はかかりますが、車窓からの景色を楽しんだり、地元の人々との交流を深めたりするのに最適です。夜行列車を利用すれば、移動時間を有効活用し、宿泊費を節約することもできます。ハノイからフエまでは約12~14時間、フエからホーチミンまでは約18~20時間ほどかかります。座席の種類も様々で、寝台車なども利用できます。
  • 長距離バス: 鉄道よりもさらに経済的な選択肢として、長距離バスがあります。主要都市間を結ぶバス路線が多数運行されており、鉄道が通っていない地域への移動にも便利です。ただし、鉄道に比べて時間がかかり、快適性も劣る場合があります。夜行バスも利用できますが、安全面を考慮し、信頼できるバス会社を選ぶことが重要です。移動時間は鉄道とほぼ同等か、それより少し長くなる傾向があります。
  • タクシー/配車アプリ: 市内や近郊の短距離移動には、タクシーや配車アプリ(GrabやGo-Vietなど)が便利です。特にGrabはベトナムで非常に普及しており、アプリで目的地を設定すれば料金が明確で、トラブルも少ないためおすすめです。料金交渉の必要がなく、クレジットカード決済も可能なため、安心して利用できます。

移動距離と時間の目安(あくまで参考です。交通状況により変動します):

区間移動手段所要時間(目安)
ハノイ ⇔ ホーチミン飛行機約2時間
ハノイ ⇔ ダナン飛行機約1時間20分
ダナン ⇔ ホーチミン飛行機約1時間30分
ハノイ ⇔ フエ鉄道約12~14時間
フエ ⇔ ダナンバス/タクシー約2~3時間
ダナン ⇔ ホイアンバス/タクシー約45分~1時間

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これらの移動手段を地図上で確認し、自分の旅のスタイルや予算に合わせて組み合わせることで、効率的で快適なベトナム旅行を実現できます。

ベトナムの観光エリア別おすすめ宿泊地とその理由

ベトナムでの滞在を快適にするためには、観光エリアごとの宿泊地の特徴を理解しておくことが重要です。地図上で主要な観光スポットと宿泊地を確認し、移動の利便性を考慮して選びましょう。

  • ハノイ(北部):
    • 旧市街(ホアンキエム区周辺): 観光の中心地であり、ホアンキエム湖やハノイ大教会、タンロン水上人形劇場など主要な観光スポットへ徒歩圏内です。細い路地にはゲストハウスから高級ホテルまで多種多様な宿泊施設が揃い、ベトナムの日常生活や活気を肌で感じることができます。ただし、夜は賑やかなため、静けさを求める場合は少し離れた場所を選ぶと良いでしょう。交通量も多いので、移動には注意が必要です。
    • フレンチクォーター: 旧市街の南東に位置し、かつてのフランス植民地時代の面影を残すエリアです。オペラハウスや歴史博物館など、コロニアル様式の美しい建物が多く、高級ホテルやブティックホテルが点在しています。旧市街よりも落ち着いた雰囲気で、優雅な滞在を楽しみたい方におすすめです。参照元:地球の歩き方
  • フエ(中部):
    • フォン川沿い: フエを流れるフォン川沿いには、多くのホテルが集まっています。川沿いの散策を楽しんだり、ボートトリップに参加したりするのに便利です。王宮やティエンムー寺など主要な観光スポットへもアクセスしやすく、静かで落ち着いた滞在を好む方におすすめです。比較的リーズナブルなホテルから高級ホテルまで選択肢が豊富です。
  • ダナン(中部):
    • ミーケビーチ周辺: 美しいビーチが広がるダナンでは、ミーケビーチ沿いにリゾートホテルが集中しています。ビーチでのんびり過ごしたい方や、リゾート感を満喫したい方におすすめです。多くのホテルにプールやスパが完備されており、リラックスした滞在が可能です。市内中心部へのアクセスも比較的良好です。
    • 市内中心部: ハン市場やドラゴン橋など、市内の観光スポットへのアクセスを重視するなら、中心部のホテルが便利です。ビジネスホテルや中級ホテルが多く、グルメやショッピングを楽しみたい方にも適しています。
  • ホイアン(中部):
    • 旧市街内またはその周辺: ホイアンの最大の魅力は、世界遺産に登録された旧市街の美しい街並みです。旧市街内には趣のある古民家を改装したホテルやゲストハウスが多く、夜のランタンの光景を存分に楽しむことができます。ただし、旧市街は車両規制があるため、移動は徒歩が中心になります。少し離れた場所でも、無料の自転車貸し出しサービスがあるホテルも多いです。
    • タムタン村(近郊): ホイアン旧市街から少し離れた田園地帯には、ヴィラタイプの宿泊施設やホームステイがあります。よりローカルな体験をしたい方や、静かで自然に囲まれた滞在を希望する方におすすめです。
  • ホーチミン(南部):
    • ドンコイ通り周辺(1区): ホーチミンの中心部であり、主要な観光スポット(サイゴン大教会、中央郵便局、統一会堂など)やショッピング、グルメが集まっています。高級ホテルから中級ホテルまで選択肢が豊富で、活気のある滞在を楽しみたい方におすすめです。夜も賑やかで、移動にも非常に便利です。
    • ベンタイン市場周辺(1区): ドンコイ通りから少し西に位置するベンタイン市場周辺も、観光客に人気のエリアです。市場でのショッピングやローカルフードを楽しむのに最適です。こちらもホテルが多く、予算に合わせた選択が可能です。

宿泊地を選ぶ際には、地図上で観光スポットとの位置関係を確認し、移動手段や滞在中の過ごし方を具体的にイメージすることが大切です。

地図を使ってルートを組もう|1週間以内のベトナム旅行プラン

ベトナムは南北に長い国なので、1週間以内の旅行であれば、北部、中部、南部の中から1〜2エリアに絞ってじっくりと巡るのがおすすめです。地図を使って効率的なルートを組むことで、限られた時間でもベトナムの魅力を存分に楽しむことができます。

【北部集中プラン:歴史と絶景を満喫】

  • 1日目: 日本からハノイへ到着。ハノイ旧市街を散策し、ホアンキエム湖周辺やハノイ大教会を巡る。夜は水上人形劇を鑑賞。
  • 2日目: ハノイ市内観光。ホーチミン廟、文廟・国子監、歴史博物館などを訪れる。
  • 3日目: ハノイから日帰りまたは1泊でハロン湾へ。クルーズで奇岩群の絶景を堪能し、洞窟探検やカヤック体験を楽しむ。
  • 4日目: 午前中にハノイに戻り、ショッピングやグルメを楽しむ。夕方に日本へ出発、またはベトナム国内の次の目的地へ移動。

【中部集中プラン:世界遺産とリゾートを楽しむ】

  • 1日目: 日本からダナンへ到着。ホテルにチェックイン後、ミーケビーチでリラックス。夜はドラゴン橋のライトアップを見学。
  • 2日目: ダナン市内観光。五行山(マーブルマウンテン)を訪れ、石灰岩の洞窟や寺院を見学。午後はショッピングやカフェ巡り。
  • 3日目: ダナンからホイアンへ移動。ホイアン旧市街を散策し、来遠橋や古い家屋を見学。夜はランタンの灯る幻想的な街並みを楽しむ。
  • 4日目: ホイアンからフエへ日帰り観光。フエ王宮やティエンムー寺、カイディン帝廟など世界遺産を巡る。夕方にダナンに戻り、日本へ出発、または次の目的地へ移動。

【南北横断プラン:欲張りベトナム満喫】

  • 1日目: 日本からホーチミンへ到着。ドンコイ通り周辺を散策し、中央郵便局やサイゴン大教会を見学。
  • 2日目: ホーチミン市内観光。統一会堂や戦争証跡博物館を訪れ、ベトナムの歴史に触れる。夜はベンタイン市場でショッピングとグルメ。
  • 3日目: ホーチミンから国内線でハノイへ移動。ハノイ旧市街を散策し、ホアンキエム湖周辺を散策。
  • 4日目: ハノイから日帰りまたは1泊でハロン湾へ。クルーズで絶景を堪能。
  • 5日目: 午前中にハノイに戻り、ショッピングなどを楽しむ。夕方に日本へ出発。

これらのプランはあくまで一例です。ご自身の興味や体力、予算に合わせて、地図を見ながら自由にアレンジしてください。都市間の移動時間や各観光スポットの所要時間を事前に調べておくことで、よりスムーズな旅になります。

オフラインでも安心!おすすめの地図アプリ・紙地図紹介

海外旅行でインターネット環境が常に確保できるとは限りません。そんな時に役立つのが、オフラインでも使える地図アプリや、昔ながらの紙地図です。これらを活用すれば、いざという時にも迷うことなく観光を楽しめます。

  • Google マップ(オフラインマップ機能): 最も一般的で信頼性の高い地図アプリの一つです。出発前に訪れるエリアの地図をダウンロードしておけば、インターネット接続がなくても地図の閲覧やルート検索が可能です。主要な観光スポットやレストラン、交通機関の情報も網羅されており、非常に便利です。GPS機能はオフラインでも利用できるため、現在地を常に確認できます。ダウンロード方法は簡単で、アプリを開いて目的のエリアを表示させ、メニューから「オフラインマップ」を選択してダウンロードするだけです。
  • MAPS.ME: オフラインマップに特化したアプリで、全世界の地図を無料でダウンロードできます。詳細な地図情報に加えて、ハイキングコースや自転車道なども表示されるため、ベトナムの自然を楽しむ際にも役立ちます。場所の検索もオフラインで可能で、使い勝手が良いと評判です。ユーザーによって追加された情報も豊富で、隠れた名所を見つけるのにも役立ちます。
  • CityMaps2Go: こちらもオフラインで使える地図アプリとして人気があります。特に、観光スポットやレストラン、ショップなどの詳細情報が充実しているのが特徴です。ダウンロードする地図のサイズも比較的小さく、スマートフォンの容量を圧迫しにくいのもメリットです。有料版もありますが、無料版でも十分な機能が利用できます。
  • 紙地図: スマートフォンが充電切れになったり、電波状況が悪かったりする際の最終手段として、やはり紙の地図は非常に有効です。主要な書店やオンラインストアで、ベトナム全土や主要都市の詳細な観光地図が販売されています。現地でも空港やホテル、お土産物屋さんなどで入手できる場合があります。デジタル機器に頼りきりにならず、アナログな地図も持っておくと安心です。地図に直接メモを書き込んだり、計画を立てる際にも全体像を把握しやすいため、旅行の計画段階から活用するのもおすすめです。

これらの地図ツールを賢く使いこなすことで、インターネット環境に左右されずにベトナム観光を満喫できます。特に、スマートフォンの充電器やモバイルバッテリーも忘れずに持参し、いつでも地図アプリが使えるようにしておくことが重要です。

【注意点あり】ベトナムの地図にない“穴場スポット”とは?

ガイドブックや一般的な地図には載っていない、地元の人々に愛される“穴場スポット”は、旅をより深く、思い出深いものにしてくれます。しかし、これらの場所を訪れる際にはいくつかの注意点があります。

ベトナムの“穴場スポット”として挙げられるのは、例えば以下のような場所です。

  • ローカル市場の奥地にある小さな食堂: 観光客向けのレストランではなく、地元の人々が日常的に利用する市場の奥にある小さな食堂は、本場の味を体験できる絶好の機会です。地図には載っていないことが多いですが、活気ある雰囲気の中で、驚くほど美味しい料理をリーズナブルな価格で楽しめます。ただし、衛生面に不安を感じる場合は避ける、または加熱調理されたものを選ぶなどの注意が必要です。
  • ガイドブックには載らない隠れた寺院やパゴダ: 主要な観光寺院以外にも、小さな路地裏や住宅街の中にひっそりと佇む美しい寺院やパゴダがあります。地元の人々がお参りに訪れる場所で、静かで厳かな雰囲気を味わうことができます。これらの場所は地図には詳細に記載されていないことが多く、偶然見つける楽しみもあります。
  • 地元の人々が集まるカフェや屋台街: ベトナムはカフェ文化が非常に発達しています。観光客が多いエリアだけでなく、少し地元の人々が住むエリアに足を延ばせば、個性豊かなカフェや、夕方になると賑わう屋台街を見つけることができます。特に屋台街では、日本では見かけないような珍しいストリートフードを体験できることもあります。
  • 田園風景が広がる郊外の村: 主要都市の喧騒から離れ、少し郊外に出ると、豊かな田園風景が広がる素朴な村々があります。自転車を借りてサイクリングをしたり、現地の生活を垣間見たりするのもおすすめです。このような場所は、公共交通機関が発達していないため、タクシーやレンタバイクなどを利用することになります。

【穴場スポットを訪れる際の注意点】

  • 安全性: 地図に載っていない場所や人通りの少ない場所を訪れる際は、常に周囲の状況に注意を払い、夜間の単独行動は避けましょう。貴重品の管理も徹底してください。
  • 言葉の壁: 観光客が少ない場所では、英語が通じないことも多いです。基本的なベトナム語のフレーズを覚えておくか、翻訳アプリを活用すると良いでしょう。
  • 衛生面: ローカルな飲食店では、衛生基準が観光客向けレストランとは異なる場合があります。心配な場合は、生ものや氷入りの飲み物は避けるなど、自己判断で注意してください。
  • 交通手段: 地図に載っていない場所へは、公共交通機関でのアクセスが難しい場合があります。タクシーや配車アプリを利用する際は、料金を事前に確認し、信頼できるドライバーを選びましょう。
  • 情報収集: SNSや旅行ブログなどで、実際に訪れた人の情報を参考にすると良いでしょう。ただし、情報は常に変化するため、最新の情報を確認するように心がけてください。

穴場スポット巡りは、ベトナムの多様な側面を発見できる貴重な機会です。これらの注意点を踏まえつつ、冒険心を忘れずに、自分だけの特別な場所を見つけてみてください。


地図付きで巡る!ベトナムの観光スポット10選ルートガイド

ベトナムには、歴史的な遺産から手付かずの自然、そして活気あふれる都市まで、訪れる人々を魅了する多様な観光スポットが点在しています。ここでは、地図を片手に効率よく巡れる、特におすすめの観光スポット10選を、各エリアのルートガイドとともにご紹介します。初心者の方でも迷わないように、具体的なアクセス方法や見どころも詳しく解説します。

【以下で分かること】

  • ベトナム北部・中部・南部の代表的な観光スポット
  • 各スポットへのアクセスと効率的な周り方
  • ベトナムの魅力を深く体験するためのヒント
  • 地図を活用した自分だけの旅のプランニング方法

ハノイ旧市街(北部)|ベトナム文化を肌で感じる街歩きマップ

ハノイ旧市街は、ベトナムの首都ハノイの中心部に位置し、その歴史的な街並みはまさにベトナムの文化と日常が息づく場所です。地図上では、ホアンキエム湖の北側に広がるエリアが旧市街と呼ばれ、36の通りにそれぞれ異なる商品を扱う同業者の商店が集まっていたことに由来する「36通り」が特徴です。細い路地が複雑に絡み合い、ベトナムならではの活気と熱気に包まれています。

【見どころ】

  • ホアンキエム湖: 旧市街の中心にある美しい湖。湖畔は市民の憩いの場となっており、早朝には太極拳をする人々を見かけることができます。湖の中央には玉山祠(ゴックソンデン)が浮かび、朱塗りのフク橋を渡って訪れることができます。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
  • ハノイ大教会: 旧市街の西側に位置する、フランス統治時代に建てられたゴシック様式のカトリック教会。その美しい外観は一見の価値があります。周辺にはおしゃれなカフェも多く、休憩に最適です。
  • タンロン水上人形劇場: ベトナムの伝統芸能である水上人形劇を鑑賞できる劇場。ベトナムの農村風景や伝説を題材にした劇は、言葉が分からなくても楽しめます。上演時間が決まっているので、事前にチケットの手配や時間の確認をしておくのがおすすめです。
  • ドンスアン市場: 旧市街最大の市場で、食料品から衣料品、日用品まであらゆるものが売られています。地元の人の生活を垣間見ることができ、活気あふれる雰囲気を体験できます。特に市場周辺の屋台では、フォーやバインミーなど、本格的なベトナムグルメを味わうことができます。

【街歩きルート(地図活用術)】 ハノイ旧市街は、地図なしでは迷ってしまうほど道が入り組んでいます。事前にGoogle マップなどで目的の場所をピン留めしておき、オフラインマップをダウンロードしておくのがおすすめです。

  1. ホアンキエム湖からスタートし、湖畔を散策。
  2. フク橋を渡って玉山祠を参拝。
  3. 湖の西側から北西へ進み、ハノイ大教会を見学。
  4. 大教会から東へ進み、旧市街のメインストリートハンガイ通りハンダー通りなどを散策。
  5. タンロン水上人形劇場で開演時間に合わせて水上人形劇を鑑賞。
  6. 劇場の近くにあるドンスアン市場を訪れ、ローカルフードを楽しむ。

旧市街は徒歩での散策が基本ですが、疲れたらシクロ(自転車タクシー)に乗ってみるのもおすすめです。シクロのドライバーは地図が読めない場合もあるので、目的地の写真を提示したり、アプリで位置を共有したりするとスムーズです。また、旧市街は交通量が非常に多いため、道路を横断する際は特に注意が必要です。車やバイクは常に走行しており、歩行者がいても止まらないことが多いので、ゆっくりと一歩ずつ進むのがコツです。

ハロン湾(北部)|絶景クルーズのルートとアクセス地図

ハロン湾は、ベトナム北部のトンキン湾に位置する、約3,000もの奇岩や島々がそびえ立つ世界遺産です。その圧倒的な景観は、「海の桂林」とも称され、ベトナム観光のハイライトの一つとして世界中から観光客が訪れます。ハノイからの日帰りツアーや、クルーズ船に宿泊する1泊2日のツアーが一般的です。

【見どころ】

  • 奇岩群の絶景: エメラルドグリーンの海に浮かぶ無数の奇岩群は、まるで水墨画のような美しさです。特に、闘鶏岩や香炉岩など、ユニークな形をした岩々は見どころです。
  • 鍾乳洞探検: ハロン湾には、美しい鍾乳石が広がる鍾乳洞がいくつかあります。最も有名なのは「スンソット洞窟(驚きの洞窟)」で、内部は広大で幻想的な世界が広がっています。
  • カヤック体験: クルーズ船からカヤックに乗り換え、小さな洞窟をくぐり抜けたり、穏やかな湾内をゆっくりと漕ぎ進んだりする体験は、ハロン湾の自然をより身近に感じられます。
  • 水上生活の村: ハロン湾には、かつて多くの人々が水上で生活を営んでいた村があります。現在は観光地化されていますが、水上生活の様子を垣間見ることができます。

【アクセスとクルーズルート(地図活用術)】 ハロン湾へのアクセスは、基本的にハノイからのツアーバスを利用するのが一般的です。

  1. ハノイ市内のホテルまたは集合場所からツアーバスに乗車。
  2. 約3.5~4時間でハロン湾の玄関口である**ハロン港(Tuan Chau港またはHalong International Cruise Port)**に到着。
  3. 港からクルーズ船に乗船し、ハロン湾クルーズがスタート。

クルーズルートは、日帰りか1泊2日かによって異なりますが、一般的には以下のポイントを巡ります。地図上では、ハロン湾の主要な島や洞窟の位置を事前に確認しておくと、クルーズ中にどこを巡っているのか分かりやすくなります。

  • 日帰りクルーズのルート例:
    • 港を出発し、奇岩群(闘鶏岩、香炉岩など)の間を巡る。
    • スンソット洞窟に上陸し、鍾乳洞を観光。
    • ティートップ島に上陸し、展望台からの絶景やビーチでの海水浴を楽しむ。
    • 湾内で昼食(シーフード料理が一般的)。
    • カヤック体験(希望者)。
    • 港に戻り、ハノイへ帰着。
  • 1泊2日クルーズのルート例:
    • 1日目は日帰りクルーズとほぼ同様のルートで、夜はクルーズ船内で宿泊。夕食後にナイトフィッシングなどのアクティビティも楽しめます。
    • 2日目は、朝食後にルオン洞窟でカヤックを楽しんだり、パールファーム(真珠養殖場)を訪れたりするなど、クルーズ会社によって様々なプログラムがあります。
    • 午後に港に戻り、ハノイへ帰着。

クルーズ船の種類も様々で、予算や好みに合わせて選ぶことができます。地図でクルーズ会社のオフィスや港の位置を確認し、余裕を持った移動を心がけましょう。参照元:ベトナム観光総局

フエの歴史的建造物群(中部)|世界遺産を効率よく巡るマップ付き

フエは、1802年から1945年まで阮朝の都が置かれた古都であり、ベトナム最後の王朝の栄華を今に伝える歴史的な都市です。その美しい歴史的建造物群はユネスコの世界遺産にも登録されており、ベトナムの歴史と文化を深く知る上で欠かせない場所です。フォン川を挟んで王宮と帝廟が点在しているため、地図を片手に効率よく巡るのがポイントです。

【見どころ】

  • フエ王宮(阮朝王宮): フエの中心部に位置する、広大な敷地を持つ王宮です。紫禁城を模して造られた壮麗な建築物群は、かつての王朝の権威を物語っています。午門、太和殿、顕臨閣など、見どころが多く、ゆっくりと時間をかけて見学することをおすすめします。
  • ティエンムー寺: フォン川沿いに建つ、フエで最も古いお寺の一つです。七重の塔が印象的で、フエのシンボルとして親しまれています。敷地内からはフォン川の美しい景色を望むことができ、静かで落ち着いた雰囲気の中で時間を過ごせます。
  • カイディン帝廟: フエ郊外に点在する阮朝皇帝の帝廟の中でも、最も豪華で芸術的な帝廟です。西洋と東洋の建築様式が融合した独特のデザインが特徴で、内部には精緻なモザイク装飾が施されています。王宮からは少し離れているため、タクシーやシクロ、またはボートツアーで訪れるのが一般的です。
  • ミンマン帝廟: 広大な敷地に美しい庭園と建築物が調和した帝廟です。中国の風水に基づいて設計されており、静かで瞑想的な雰囲気が漂います。カイディン帝廟とは異なる趣があり、自然と歴史が融合した空間を楽しめます。

【効率よく巡るマップ付きルート】 フエの観光スポットは点在しているため、移動手段を事前に計画しておくことが重要です。地図上で各スポットの位置を確認し、効率的なルートを組みましょう。

  1. 午前:フエ王宮
    • フエ市内のホテルからタクシーまたは徒歩で王宮へ。
    • 広大な敷地を時間をかけて見学。2~3時間は見ておきましょう。
  2. 昼食: 王宮周辺のレストランでフエ料理を堪能。
  3. 午後:ティエンムー寺~カイディン帝廟(またはミンマン帝廟)
    • 王宮からフォン川沿いを歩き、ティエンムー寺へ。寺院の見学後、フォン川遊覧船に乗って川からの景色を楽しむ。
    • 遊覧船を降りた後、タクシーを手配し、カイディン帝廟またはミンマン帝廟へ移動。帝廟の見学。

【移動手段のヒント】

  • 市内観光(王宮、ティエンムー寺など): 市内中心部は徒歩でも巡れますが、距離がある場合はタクシーやシクロの利用が便利です。シクロは風情がありますが、料金交渉を忘れずに。
  • 郊外の帝廟: カイディン帝廟やミンマン帝廟は市内から離れているため、タクシーをチャーターするか、フォン川遊覧船と組み合わせたツアーに参加するのが効率的です。遊覧船はティエンムー寺を経由し、いくつかの帝廟の近くまで行くものもあります。

フエはベトナムの歴史を深く感じられる場所です。地図を片手に、自分だけの歴史探訪の旅を楽しんでください。

ダナン&ミーソン遺跡(中部)|ビーチと古代遺跡を一筆書きで回る!

ダナンは、美しいビーチが広がるベトナム中部のリゾート都市です。近年、リゾート開発が急速に進み、世界各国から観光客が訪れています。また、ダナン近郊には、チャンパ王国の聖地であった世界遺産ミーソン遺跡があり、ビーチリゾートと歴史探訪を一度に楽しめるのが魅力です。地図上でダナンとミーソン遺跡の位置関係を把握し、効率よく両方を楽しめるルートを組みましょう。

【ダナンの見どころ】

  • ミーケビーチ: ギネスブックにも載るほど美しいと言われるビーチ。白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がり、マリンスポーツを楽しんだり、ビーチサイドのカフェでくつろいだりできます。
  • ドラゴン橋: ハン川に架かる、全長666mの巨大な橋。週末の夜には、巨大なドラゴンが火を吹いたり水を噴き出したりするパフォーマンスが行われ、多くの見物客で賑わいます。
  • 五行山(マーブルマウンテン): 大理石でできた5つの山からなる景勝地。洞窟の中に仏像が安置されていたり、展望台からはダナンの街並みやミーケビーチを一望できます。山頂まではエレベーターも利用できます。

【ミーソン遺跡の見どころ】

  • チャンパ王国の聖地: 4世紀から13世紀にかけて栄えたチャンパ王国のヒンドゥー教寺院跡。レンガ造りの美しい建造物が森の中に点在し、かつての繁栄を物語っています。
  • レリーフや彫刻: 寺院の壁面には、ヒンドゥー教の神々や物語を題材にした精巧なレリーフや彫刻が施されており、その芸術性の高さに驚かされます。

【ビーチと古代遺跡を一筆書きルート(地図活用術)】 ダナンとミーソン遺跡は、距離が離れているため、移動手段を事前に計画することが重要です。

  1. 午前:ミーソン遺跡観光
    • ダナン市内のホテルからミーソン遺跡へ移動。タクシーチャーターや現地ツアーへの参加が一般的です。ダナンからミーソン遺跡までは車で約1時間半〜2時間かかります。
    • ミーソン遺跡では、専門のガイドを付けると、遺跡の歴史や背景をより深く理解できます。広大な敷地を歩き回るので、動きやすい服装と靴がおすすめです。約2~3時間程度の見学時間を見込んでおきましょう。
  2. 昼食: ミーソン遺跡周辺またはダナンに戻って昼食。
  3. 午後:ダナンビーチ&市内観光
    • ミーソン遺跡からダナンに戻り、ミーケビーチでリラックス。海水浴や日光浴を楽しんだり、ビーチ沿いのカフェで涼んだり。
    • 夕方には五行山へ移動し、山頂からの眺めを楽しむ。
    • 夜はドラゴン橋のライトアップ(週末限定)を見学。橋周辺には多くの飲食店があるので、夕食も楽しめます。

【移動手段のヒント】

  • ダナン市内: タクシーや配車アプリ(Grab)が便利です。
  • ミーソン遺跡へのアクセス:
    • タクシーチャーター: 複数のグループで行く場合は、タクシーをチャーターするのが最も自由度が高く便利です。ドライバーにミーソン遺跡と伝えて交渉しましょう。
    • 現地ツアー: ダナンの旅行会社が主催するミーソン遺跡への日帰りツアーに参加するのも手軽です。ホテル送迎やガイドが含まれていることが多いです。
    • バイク(自己責任で): レンタルバイクで向かうことも可能ですが、道のりが複雑な場所もあるため、運転に慣れていない方や土地勘がない方にはおすすめしません。

ダナンとミーソン遺跡は、異なる魅力を持つベトナム中部の二大観光地です。地図を使いこなして、効率的で思い出に残る旅を計画しましょう。

ホイアン旧市街(中部)|ランタンの街を徒歩で巡る地図付きルート

ホイアン旧市街は、ダナンの南約30kmに位置する古都で、15世紀から19世紀にかけて国際貿易港として栄えました。木造の建物やカラフルなランタンが特徴的な街並みは、ユネスコの世界遺産にも登録されており、ベトナムを代表する観光地の一つです。旧市街は車両の乗り入れが制限されているエリアが多く、徒歩での散策が基本となるため、地図を片手にゆっくりと歩き回るのがおすすめです。

【見どころ】

  • 来遠橋(日本橋): ホイアンのシンボルとも言える橋で、16世紀末に日本人によって架けられたと言われています。屋根付きの橋で、内部には小さな寺院があります。
  • 福建会館: 中国福建省出身の商人たちが信仰の中心とした寺院。豪華な装飾が施されており、その歴史を感じさせます。
  • 古い家屋(タンキーの家、フンフンの家など): ホイアンには、かつての商人の暮らしを垣間見ることができる古い家屋が多数残されています。一部は博物館として公開されており、当時の生活様式や建築様式を見学できます。
  • テーラー(オーダーメイド服): ホイアンは、オーダーメイドの洋服を短時間で作ってくれるテーラーが多いことでも有名です。手頃な価格で、自分だけの服を作ってもらえます。
  • ランタン: ホイアンの夜を彩るカラフルなランタンは、この街の最大の魅力です。旧市街の通りや建物には数多くのランタンが飾られ、幻想的な雰囲気を醸し出します。夜のボートトリップもおすすめです。

【ランタンの街を徒歩で巡る地図付きルート】 ホイアン旧市街は比較的コンパクトで、主要な見どころは徒歩圏内に集中しています。

  1. ホイアン旧市街の入口からスタート。多くのホテルは旧市街周辺にあり、徒歩圏内です。
  2. まずは**来遠橋(日本橋)**を訪れ、ホイアンのシンボルを見学。
  3. 橋を渡り、チャンフー通りグエンタイホック通りなど、旧市街のメインストリートを散策。古い家屋やショップ、カフェが軒を連ねています。
  4. 福建会館など、中国系の会館や寺院を見学。
  5. 途中でテーラーに立ち寄り、オーダーメイド服の相談や採寸。
  6. 昼食は、ホイアン名物のカオラウやホワイトローズなどを味わう。
  7. 午後は、旧市街をさらに深く探索したり、アンバンビーチへ足を延ばしてリラックスしたりするのも良いでしょう(旧市街からバイクタクシーやタクシーで約15分)。
  8. 夕方になったら、ランタンが点灯し始める前に、トゥボン川沿いのカフェで休憩。
  9. 夜は、ランタンの灯る旧市街を散策し、幻想的な雰囲気を楽しむ。川沿いでのボートトリップもおすすめです。

【移動手段のヒント】

  • 旧市街内: 基本的に徒歩。一部エリアでは自転車のレンタルも可能です。
  • ダナンからのアクセス: ホイアンはダナンから比較的近いため、バス(ローカルバスやシャトルバス)、タクシー、配車アプリ(Grab)でアクセスできます。所要時間は約45分〜1時間です。

ホイアンは、昼間と夜で全く異なる表情を見せてくれる魅力的な街です。地図を片手に、路地裏に隠された小さなショップやカフェを発見するのも楽しみの一つです。時間に余裕があれば、クッキングクラスに参加して、ホイアンの食文化を学ぶのもおすすめです。

ホーチミン市内観光(南部)|グルメも買い物も網羅する街歩き地図

ホーチミンは、ベトナム最大の経済都市であり、かつてのサイゴン。活気とエネルギーに満ち溢れ、フランス植民地時代の面影を残す美しい建築物と、近代的な高層ビルが混在する魅力的な街です。グルメ、ショッピング、歴史探訪と、あらゆる楽しみ方ができるため、地図を片手に効率よく巡るのがおすすめです。

【見どころ】

  • サイゴン大教会(聖マリア大聖堂): ホーチミンのシンボルとも言える、フランス統治時代に建てられた赤レンガ造りの美しい教会。現在もミサが行われています。
  • 中央郵便局: サイゴン大教会の隣に位置する、アール・デコ様式の美しい郵便局。内部は広々としており、お土産物屋さんもあります。現役の郵便局なので、手紙を出すことも可能です。
  • 統一会堂(旧大統領官邸): かつての南ベトナムの大統領官邸で、ベトナム戦争終結の舞台となった歴史的な場所です。内部は当時のまま保存されており、ベトナムの近現代史を学ぶことができます。
  • 戦争証跡博物館: ベトナム戦争の悲惨さや、アメリカ軍の非人道的な行為を伝える博物館。展示内容は衝撃的ですが、ベトナムの歴史を理解する上で非常に重要な場所です。
  • ベンタイン市場: ホーチミン最大の市場で、食料品から衣料品、雑貨、お土産まであらゆるものが売られています。地元の人の活気を感じられる場所で、交渉しながらショッピングを楽しむのも一興です。市場の周辺には屋台が立ち並び、夜遅くまで賑わっています。
  • ドンコイ通り: ホーチミンのメインストリート。高級ブランド店やデパート、おしゃれなレストランやカフェが集まっており、ショッピングやグルメを楽しむのに最適です。

【グルメも買い物も網羅する街歩き地図付きルート】 ホーチミンの主要な観光スポットは、1区(中心部)に集中しており、徒歩やタクシー、配車アプリで効率よく巡ることができます。

  1. 午前:歴史と建築巡り
    • サイゴン大教会中央郵便局からスタート。これらの建物は隣接しており、徒歩で見学できます。
    • 統一会堂へ徒歩で移動し、見学(約1.5~2時間)。
    • 戦争証跡博物館へタクシーまたは徒歩で移動し、見学(約2時間)。
  2. 昼食: 博物館周辺やベンタイン市場周辺で、フォーやバインミーなどベトナムの定番グルメを味わう。
  3. 午後:ショッピングとグルメ、夜の散策
    • ベンタイン市場へ移動し、ショッピングや市場の雰囲気を楽しむ。
    • ドンコイ通り周辺のデパートやショップでショッピング。
    • 夕方になったら、おしゃれなカフェでベトナムコーヒーを楽しむ。
    • 夜は、ベンタイン市場周辺の屋台街で夕食を楽しんだり、サイゴン川沿いを散策したりするのもおすすめです。

【移動手段のヒント】

  • 市内中心部: 多くのスポットは徒歩圏内ですが、距離がある場合はタクシーや配車アプリ(Grab)が便利です。Grabはバイクタクシーも選べるので、渋滞時や短距離移動におすすめです。
  • クチトンネルなど郊外へ: 現地ツアーに参加するか、タクシーをチャーターするのが一般的です。

ホーチミンは、そのエネルギーと多様性で飽きさせない街です。地図を片手に、歴史に触れ、美食を楽しみ、ショッピングを満喫する、自分だけのホーチミンを発見してください。


【まとめ】地図を味方にする!ベトナム観光の成功ポイント10項目

ここまで、ベトナム観光における地図の重要性とその具体的な活用方法について解説してきました。ベトナムでの旅を成功させるために、最後に押さえておきたい10のポイントをまとめました。これらのポイントを意識することで、あなたのベトナム旅行はよりスムーズで、忘れられないものになるでしょう。

  • 1. 事前に地図で全体像を把握する: ベトナムは南北に長い国なので、どのエリアを訪れるかを決める前に、必ず地図で主要都市や観光地の位置関係を確認しましょう。これにより、効率的なルートを組むことができます。
  • 2. オフラインマップアプリを準備する: インターネット環境がない場所でも地図が使えるよう、Google マップやMAPS.MEなどのオフラインマップ機能を活用しましょう。事前に必要なエリアの地図をダウンロードしておくことが重要です。
  • 3. 紙地図も持参する: スマートフォンの充電切れや故障など、いざという時のために、主要なエリアの紙地図も持っておくと安心です。ホテルのフロントや観光案内所で入手できる場合もあります。
  • 4. 各エリアの気候とベストシーズンを把握する: 北部、中部、南部で気候が大きく異なるため、訪れる時期の気候を事前に調べ、適切な服装を準備しましょう。雨季や乾季、暑さや寒さの対策が必要です。
  • 5. 移動手段を計画的に選ぶ: 飛行機、鉄道、バス、タクシー、配車アプリなど、移動距離や予算、時間に合わせた最適な手段を地図で確認しながら選びましょう。長距離移動は飛行機、市内移動はGrabが便利です。
  • 6. 宿泊地は観光ルートに合わせて選ぶ: 各エリアの宿泊地の特徴を理解し、観光スポットへのアクセスや滞在中の過ごし方を考慮して選びましょう。旧市街の中心部やビーチ沿いなど、目的に応じたエリアを選択します。
  • 7. 観光スポットの見学時間を考慮する: 各観光スポットの広さや見どころによって、必要な滞在時間は異なります。地図上で場所を確認し、時間に余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
  • 8. 地元の交通ルールを理解する: ベトナムはバイクが多く、交通量が非常に多いです。道路を横断する際は特に注意し、ゆっくりと一歩ずつ進むのがコツです。Grabなどの配車アプリを利用すれば、比較的安全に移動できます。
  • 9. 穴場スポットを訪れる際は情報収集と安全を優先する: ガイドブックに載っていないローカルな場所を訪れる際は、SNSやブログで最新情報を確認し、安全性に十分配慮しましょう。夜間の単独行動は避けるのが賢明です。
  • 10. 常に好奇心と冒険心を持つ: ベトナムは予期せぬ発見に満ちた国です。地図を片手に、好奇心を持って新しい場所を探したり、地元の人々と交流したりすることで、より思い出深い旅になるでしょう。

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