ベトナム 免税店 化粧品の狙い目はコレ!韓国・フランス系ブランドまとめ&購入のコツ

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チャン

愛知県高浜市に住む30代のごく普通の会社員です。ベトナムのホーチミン郊外の出身ということもあり、ベトナムについてブログでまとめてみました。ベトナムに興味がある方に役立つ情報を発信するので、よろしくお願いします😉

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ベトナム旅行の楽しみの一つといえば、免税店でのお買い物ですよね。特に化粧品は、日本で買うよりもお得に手に入るチャンスが多く、美容好きなら見逃せません。この記事では、ベトナムの免税店で手に入る人気の韓国・フランス系コスメブランドから、空港と市内の免税店の賢い選び方、さらには購入時の注意点まで、プロのライターが徹底解説します。せっかくのベトナム旅行、免税店を最大限に活用して、賢くお得にコスメを手に入れましょう。

【この記事で分かること】

  • ベトナム免税店で手に入る人気の化粧品ブランドとその傾向
  • 韓国・フランス系コスメのおすすめアイテムと購入のコツ
  • 空港免税店と市内免税店の違いとそれぞれのメリット・デメリット
  • ベトナムでの化粧品購入に関する税関ルールや注意点

  1. ベトナムの免税店で買える化粧品の魅力とは?
    1. ベトナムの免税店で買える化粧品ブランドの傾向とは?
    2. 韓国系コスメの人気ブランドとおすすめ商品まとめ
    3. フランス系コスメブランドの定番アイテム一覧
    4. 空港免税店と市内免税店の違いと選び方
      1. 空港免税店
      2. 市内免税店
      3. 選び方のポイント
    5. ベトナムの免税店での化粧品購入時の注意点
    6. 化粧品の価格相場と日本との違いを比較
      1. 価格相場の傾向
      2. 日本との価格差を比較する際のポイント
    7. 免税店で使える支払い方法・クレジットカード事情
      1. 主な支払い方法
      2. クレジットカード利用のコツ
  2. ベトナム免税店のおすすめスポットと購入ガイド
    1. ホーチミン・ハノイ空港の人気免税店と特徴
      1. ホーチミン:タンソンニャット国際空港(Tan Son Nhat International Airport / SGN)
      2. ハノイ:ノイバイ国際空港(Noi Bai International Airport / HAN)
      3. 空港免税店利用のポイント
    2. 市内の大型免税店で見逃せない化粧品売り場
      1. ホーチミン市内の免税店
      2. ハノイ市内の免税店
      3. 市内免税店利用のメリット
      4. 市内免税店利用の注意点
    3. 人気商品は午前中に売り切れ!?買い物のタイミングとは
      1. 朝一番を狙うのが鉄則
      2. セールやプロモーション期間を狙う
      3. 事前リサーチとリスト作成
    4. ベトナムで化粧品を買うなら知っておくべき税関ルール
      1. 日本への持ち込み免税範囲
      2. 課税対象となるケース
      3. 申告の義務
      4. 液体物の機内持ち込み制限
      5. その他の注意点
    5. お土産におすすめの免税コスメランキング
      1. 第1位:韓国系シートマスク(innisfree, MEDIHEALなど)
      2. 第2位:LANEIGE(ラネージュ)のリップスリーピングマスク
      3. 第3位:高級ブランドのミニサイズ香水セット(CHANEL, Diorなど)
      4. 第4位:イニスフリーのノーセバムミネラルパウダー
      5. 第5位:デパコスのリップスティックやリップグロス(Dior, CHANELなど)
      6. お土産選びのコツ
    6. ベトナム 免税店 化粧品を買うならココに注目!【まとめ】
    7. 関連投稿:

ベトナムの免税店で買える化粧品の魅力とは?

ベトナムの免税店で化粧品を購入する最大の魅力は、なんといってもその価格です。関税や消費税がかからないため、日本で購入するよりもお得な価格で手に入る場合が多く、人気のブランド品を賢くゲットできる絶好の機会と言えるでしょう。また、日本ではなかなか手に入りにくい限定品や、大容量のお得なセット商品が見つかることもあります。旅行のついでに、憧れのあの化粧品をリーズナブルに手に入れるチャンスをぜひ活用してください。

ベトナムの免税店で買える化粧品ブランドの傾向とは?

ベトナムの免税店で取り扱われている化粧品ブランドは、主に韓国系ブランドフランス系ブランドが中心です。これは、ベトナムにおける美容トレンドが、K-Beautyの影響を強く受けていること、そしてフランスの文化が歴史的にベトナムに深く根付いていることが背景にあります。もちろん、日本の有名ブランドや欧米のラグジュアリーブランドも一部取り扱いはありますが、特に力を入れているのはこの2つの系統と言えるでしょう。各ブランドの主力商品や最新トレンドをチェックしておくと、より効率的なショッピングが可能です。

ベトナムの免税店では、多様なブランドの化粧品が手に入りますが、特に人気が高いのは以下のカテゴリーです。

ブランド系統主な特徴代表ブランド例
韓国系コスメ革新的な成分、ユニークなパッケージ、トレンドを取り入れたアイテムが多い。シートマスクやBBクリーム、クッションファンデーションなどが人気。innisfree, LANEIGE, ETUDE HOUSE, Sulwhasooなど
フランス系コスメエレガントな香り、高品質な成分、スキンケアに特化したアイテムが多い。香水、基礎化粧品、デパコス系のメイクアップアイテムが人気。CHANEL, Dior, Lancôme, Estée Lauderなど

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これらのブランドは、日本でも人気がありますが、ベトナムの免税店では時期によってはプロモーションや限定セットが用意されていることもあり、さらにお得に購入できる可能性があります。渡航前に免税店の公式ウェブサイトをチェックしたり、現地で情報収集をしたりするのもおすすめです。

韓国系コスメの人気ブランドとおすすめ商品まとめ

ベトナムの免税店で特に人気が高いのが、韓国系コスメです。その理由は、トレンドをいち早く取り入れた革新的な商品開発と、肌への効果を追求した高品質な成分、そして比較的手頃な価格帯にあります。特に、シートマスクや美容液、クッションファンデーションなどは、多くのベトナム人女性に支持されており、日本からの旅行者にもお土産として大変人気があります。

ここでは、ベトナムの免税店で特によく見かける韓国系コスメの人気ブランドと、その中でおすすめしたい定番商品をいくつかご紹介します。

  • LANEIGE(ラネージュ)
    • ウォータースリーピングマスクEX: 寝ている間に肌を集中保湿してくれる夜用マスク。翌朝の肌のしっとり感が格別です。乾燥肌の方には特におすすめ。
    • リップスリーピングマスク: 唇の乾燥や荒れに悩む方には必須アイテム。塗って寝るだけで、翌朝にはぷるぷるの唇に。特にベリーの香りが人気です。
  • innisfree(イニスフリー)
    • グリーンティーシードセラム: 洗顔後すぐに使う導入美容液。チェジュ島の緑茶成分が肌に潤いを届け、次に使うスキンケアの浸透をサポートします。肌の水分バランスを整えたい方に。
    • ノーセバムミネラルパウダー: テカリを抑えてサラサラの肌を保つパウダー。メイクの仕上げや日中の化粧直しに最適で、持ち運びにも便利なサイズです。
  • ETUDE HOUSE(エチュードハウス)
    • ディアダーリン ウォータージェルティント: 鮮やかな発色と持続力が魅力のリップティント。自然な血色感を演出したいときにぴったりです。豊富なカラーバリエーションも魅力。
    • プレイカラーアイズ: 複数のカラーがセットになったアイシャドウパレット。日常使いから特別な日まで、様々なメイクが楽しめます。捨て色がないと評判のパレットが多いです。
  • Sulwhasoo(ソルファス)
    • 潤燥(ユンジョ)エッセンス: 洗顔後すぐに使う、導入美容液の代名詞とも言えるアイテム。肌のバランスを整え、健やかな肌へと導きます。高麗人参など韓方成分が配合されており、エイジングケアにもおすすめ。
    • 滋陰(チャウム)生クリーム: 高麗人参の力を最大限に引き出したアンチエイジングクリーム。肌にハリと弾力を与え、しわやたるみが気になる方におすすめです。

これらのブランド以外にも、Dr.Jart+(ドクタージャルト)のシカペアクリームや、MEDIHEAL(メディヒール)のシートマスクなども人気があります。免税店では、通常よりお得なセット販売や、日本では手に入りにくい大容量サイズが提供されていることも多いので、ぜひチェックしてみてください。特に、シートマスクはバラマキ土産としても最適で、まとめ買いするのもおすすめです。韓国系コスメは、移り変わりが早いため、渡航前に最新のトレンドや人気商品をリサーチしておくと、よりスムーズに買い物が楽しめるでしょう。

フランス系コスメブランドの定番アイテム一覧

ベトナムの免税店では、韓国系コスメと並んで、フランス系コスメブランドも大きな存在感を放っています。フランスは、古くから美容大国として知られ、その歴史と伝統に裏打ちされた高品質なスキンケア、メイクアップ、そして香水は、世界中の女性たちから愛されています。特に、ラグジュアリーブランドの化粧品は、日本で買うよりも免税価格でお得に手に入るため、狙い目と言えるでしょう。

ここでは、ベトナムの免税店でよく見かけるフランス系コスメブランドの中から、特に人気の高い定番アイテムをいくつかご紹介します。

  • CHANEL(シャネル)
    • ルージュ ココ ボーム: 唇を優しくケアしながら、ほんのり色づくリップバーム。ナチュラルメイク派の方や、口紅の下地としてもおすすめです。
    • チャンス オードゥ パルファム: シャネルを代表するフレグランスの一つ。フローラル系の香りで、上品で洗練された印象を与えます。複数サイズ展開されていることが多いです。
    • CC クリーム: スキンケア効果とメイクアップ効果を兼ね備えたCCクリーム。軽い付け心地で、肌のトーンを均一に整え、自然なツヤ肌を演出します。
  • Dior(ディオール)
    • アディクト リップ マキシマイザー: 唇をふっくらと見せ、縦ジワをケアするリップグロス。リップ下地やグロスとして、幅広いシーンで活躍します。カラーバリエーションも豊富です。
    • ミス ディオール オードゥ パルファム: 可憐なローズの香りが特徴的なフレグランス。ディオールを象徴する香りの一つで、女性らしいエレガントさを演出します。
    • カプチュール トータル セル ENGY スーパー セラム: エイジングケアに特化した美容液。肌のハリや弾力をサポートし、若々しい印象の肌へ導きます。
  • Lancôme(ランコム)
    • ジェニフィック アドバンスト N: 洗顔後すぐに使う導入美容液。肌のバリア機能をサポートし、健康的な肌へと導きます。世界中で愛されるベストセラーアイテムです。
    • ラプソリュ ルージュ: 発色とつけ心地の良さが魅力のリップスティック。サテン、マット、シアーなど、様々な仕上がりのタイプがあります。
    • UV エクスペール トーン アップ ローズ: 軽やかなつけ心地で、肌をトーンアップしながら紫外線から守る日焼け止め乳液。血色感のある肌を演出したい方におすすめです。
  • Estée Lauder(エスティローダー) ※厳密にはアメリカのブランドですが、デパートコスメとして免税店ではフランス系ブランドと並んで扱われることが多いです。
    • アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス: 寝ている間に肌の修復をサポートする夜用美容液。肌のダメージをケアし、翌朝の肌をなめらかに整えます。
    • ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ: 崩れにくく、カバー力の高いリキッドファンデーション。長時間美しい仕上がりをキープしたい方におすすめです。

これらのブランドは、免税店限定のセット商品や、通常サイズよりもお得なジャンボサイズが用意されていることもあります。特に、香水やスキンケアのセットは、単品で購入するよりも割引率が高いことが多いので、ぜひチェックしてみてください。フランス系コスメは、その品質の高さから、自分へのご褒美や大切な人へのお土産としても喜ばれるでしょう。

空港免税店と市内免税店の違いと選び方

ベトナムで免税品を購入する際、大きく分けて空港免税店市内免税店の2種類があります。それぞれに特徴があり、利用する目的やスケジュールによって最適な選び方が異なります。賢く利用するためにも、それぞれのメリット・デメリットを理解しておきましょう。

空港免税店

メリット:

  • 出国手続き後に買い物ができる: 手荷物検査や出国審査を終えた後に買い物ができるため、購入した商品をそのまま機内に持ち込んだり、預け入れたりする必要がありません。液体物の機内持ち込み制限も気にせず購入できます(ただし、保安検査場通過後の購入に限る)。
  • 買い忘れがない: 旅行の最後にまとめて買い物ができるため、買い忘れの心配が少ないです。
  • 比較的コンパクトにまとまっている: 店舗数が限られているため、どこに何があるか分かりやすく、短時間で効率的に買い物ができます。
  • 国際線利用者が対象: 基本的に国際線の搭乗者のみが利用できるため、外国人観光客向けの品揃えが充実しています。

デメリット:

  • 品揃えが限られる場合がある: 市内免税店に比べて店舗面積が小さいため、取り扱いブランドや商品数が少ないことがあります。特に限定品や新商品は品切れの可能性も。
  • 価格競争が少ない: 他の店舗との比較がしにくいため、価格が必ずしも最安値とは限りません。
  • 時間制限がある: フライトの出発時刻に合わせた買い物になるため、ゆっくりと品定めをする時間がない場合があります。

市内免税店

メリット:

  • 品揃えが豊富: 大規模な店舗が多く、取り扱いブランドや商品数が空港免税店よりも圧倒的に豊富です。日本では見かけない商品や、限定品が見つかることもあります。
  • 時間をかけて買い物ができる: 営業時間内であれば、観光の合間など、自分のペースでじっくりと商品を選ぶことができます。
  • 体験型サービスが充実: 広い店内では、テスターが充実していたり、専門のスタッフによるカウンセリングやメイクアップサービスが受けられたりする場合があります。
  • 事前予約サービスがある場合も: 一部の市内免税店では、オンラインで商品を予約し、空港で受け取るサービスを提供しているところもあります。

デメリット:

  • 購入商品の受け取り方法: 市内免税店で購入した商品は、その場で持ち帰ることができず、原則として空港の出国ゲートで受け取ることになります。これは、不正な転売などを防ぐためです。そのため、受け取りに時間がかかったり、受け取り場所を探す手間がかかることがあります。
  • 購入手続きが複雑な場合がある: 免税手続きのために、パスポートや航空券の提示が必要になるなど、空港免税店よりも手続きが煩雑に感じるかもしれません。
  • 交通手段の確保が必要: 市内免税店は市街地にあるため、ホテルからの移動手段を自分で手配する必要があります。

選び方のポイント

  • ゆっくり時間をかけて選びたい、豊富な品揃えから選びたい場合: 市内免税店がおすすめです。特に、高額な商品や、じっくり比較検討したい商品がある場合は、市内免税店で下見をしてから、改めて購入を検討すると良いでしょう。
  • 手軽にサッと買い物を済ませたい、液体物の持ち込みを気にせず購入したい場合: 空港免税店が便利です。出発までの空き時間を有効活用できます。
  • 特定のブランドや商品が決まっている場合: 事前に各免税店のウェブサイトで取り扱いがあるか確認しておくと効率的です。もし両方に希望の商品がある場合は、価格やキャンペーンなどを比較して決めましょう。

どちらの免税店を利用するにしても、パスポートや航空券の情報が必要になりますので、忘れずに持参するようにしてください。

ベトナムの免税店での化粧品購入時の注意点

ベトナムの免税店で化粧品を購入する際には、いくつか注意しておきたい点があります。これらを知っておくことで、トラブルなくスムーズに買い物ができるだけでなく、よりお得に商品を手に入れることができるでしょう。

  1. パスポートと航空券の提示を忘れずに 免税店での購入には、パスポートと出国便の航空券(またはeチケットの控え)の提示が必須です。特に市内免税店では、購入時に提示した情報に基づいて、空港での商品受け取りが行われるため、正確な情報を提供することが重要です。コピーではなく、必ず現物を持参しましょう。
  2. 価格表示を確認する 免税店の価格は、日本円、米ドル、ベトナムドンなど複数の通貨で表示されている場合があります。また、為替レートによって価格が変動することもあります。購入前に必ず希望の通貨での最終価格を確認し、日本での販売価格と比較検討することをおすすめします。特に、セール品やキャンペーン商品は、さらにお得になる可能性があります。
  3. 商品の内容量とパッケージを確認する 免税店では、日本で流通している商品とは異なる内容量やパッケージの商品が販売されていることがあります。例えば、大容量のセット商品や、日本では未発売の限定品などです。お得感がある一方で、使い切れる量か、品質に問題がないかなどを購入前に確認しましょう。特に、スキンケア製品は、肌に合うかどうかも重要です。
  4. 使用期限を確認する 化粧品には使用期限があります。特にセール品などは、期限が近い商品である可能性もゼロではありません。購入前に必ず使用期限(または製造日)を確認し、安心して使える期間が十分にあるか確かめましょう。
  5. レシートは必ず保管する 万が一、商品に不具合があった場合や、税関で確認を求められた場合のために、購入時のレシートは必ず保管しておきましょう。特に、市内免税店で購入し、空港で受け取る場合は、受け取り時にレシートの提示を求められることもあります。
  6. 購入制限に注意する 一部の商品には、一人当たりの購入数量に制限が設けられている場合があります。特に、人気商品や限定品などで見られます。大量購入を考えている場合は、事前に確認しておきましょう。
  7. 模倣品に注意する(特に街中の店舗) 免税店は比較的信頼できますが、街中の一般店では模倣品が出回っている可能性もゼロではありません。正規の免税店やブランド直営店での購入をおすすめします。あまりにも価格が安い場合は、注意が必要です。

これらの注意点を踏まえることで、ベトナムでの免税品ショッピングをより安全に、そしてお得に楽しむことができるでしょう。

化粧品の価格相場と日本との違いを比較

ベトナムの免税店で化粧品を購入する際、最も気になるのが「どれくらいお得なのか」という点ではないでしょうか。一般的に、免税店では関税や消費税が免除されるため、日本の定価よりも安く購入できることが多いです。しかし、ブランドや商品、為替レートによって割引率は大きく異なります。

価格相場の傾向

  • 韓国系コスメ: 日本でも人気の高いブランドは、ベトナムの免税店でも比較的品揃えが豊富で、日本の公式価格と比較しても10%〜30%程度安く購入できるケースが多いです。特に、プロモーション期間や、大容量のセット商品はさらにお得になることがあります。
  • フランス系・欧米系デパートコスメ: CHANEL、Dior、Lancôme、Estée Lauderなどのハイブランドは、日本での定価が高い分、免税店での割引率が魅力的に感じられるでしょう。商品にもよりますが、15%〜25%程度の割引が期待できます。特に香水やスキンケアのセットは、単品で購入するよりも割引率が高い傾向にあります。
  • 日本のブランド: ベトナムの免税店でも資生堂やSK-IIなどの日本のブランドを見かけることがありますが、日本のドラッグストアやデパートで購入するのと比較して、極端に安いというケースは少ないかもしれません。場合によっては、日本のドラッグストアのセール時の方が安いこともあり得ます。

日本との価格差を比較する際のポイント

  1. 為替レートを確認する: ベトナムドン(VND)と日本円(JPY)の為替レートは常に変動しています。購入時のレートによって、最終的な日本円での価格は変わってきます。最新のレートを確認し、電卓で計算してみるのが確実です。
  2. 日本のセール価格と比較する: 日本国内でも、百貨店の優待セールや、オンラインストアのポイントアップキャンペーンなどを利用すると、定価よりも安く購入できる場合があります。免税店の価格と比較する際は、日本の通常価格だけでなく、セール時の価格も考慮に入れると、本当にお得かを判断しやすくなります。
  3. 限定品やセット商品の価値を評価する: 免税店限定のセット商品や、大容量ボトルは、単価で考えると非常にお得な場合があります。しかし、本当にその量が必要か、セット内の全ての商品を使い切れるかなど、内容をよく吟味することが重要です。
  4. 消費税還付の有無を考慮する: 日本では、一定額以上の買い物をすれば免税(消費税還付)を受けることができます。ベトナムの免税店はすでに免税価格ですが、もし日本の店舗で免税手続きをすれば同等の価格になる場合もあるので、その点も頭に入れておくと良いでしょう。

例えば、日本の百貨店で10,000円(税抜)の化粧品があったとして、消費税10%を加えると11,000円です。ベトナムの免税店で同じ商品が8,000円で売られていれば、2,000円もお得になります。ただし、為替レートや現地のプロモーションによっては、この差が縮まることもあります。

価格比較の例(あくまで目安です):

ブランドカテゴリ日本の定価(税抜)例ベトナム免税店価格(目安)割引率(目安)
韓国系コスメ(美容液)3,000円2,100円〜2,700円10%〜30%オフ
フランス系デパコス(香水)12,000円9,000円〜10,200円15%〜25%オフ
フランス系デパコス(美容液)15,000円11,250円〜12,750円15%〜25%オフ

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このように、ベトナムの免税店での化粧品購入は、多くの場合でお得に手に入れることができるチャンスです。特に韓国系コスメやフランス系のデパートコスメは、割引率も高く狙い目と言えるでしょう。渡航前に欲しい商品の日本での価格を調べておき、現地で比較検討する「事前リサーチ」が、賢いショッピングの鍵となります。

免税店で使える支払い方法・クレジットカード事情

ベトナムの免税店での支払い方法は、日本と大きく変わりませんが、いくつか知っておくと便利な点があります。特にクレジットカードを利用する際は、注意が必要です。

主な支払い方法

  1. 現金(ベトナムドン、米ドル)
    • ベトナムドン(VND): ベトナムの公式通貨です。細かい金額の支払いには便利ですが、高額な買い物をする場合は大量の紙幣が必要になります。
    • 米ドル(USD): 多くの免税店では米ドルでの支払いが可能です。特に高額な商品を購入する際には、米ドルの方が扱いやすいと感じるかもしれません。ただし、お釣りはベトナムドンになる場合が多いので注意が必要です。空港の免税店では、米ドルでの価格表示がされていることも珍しくありません。
    • 日本円(JPY): 一部の空港免税店や観光客が多い免税店では、日本円での支払いが可能な場合もありますが、レートが悪かったり、高額紙幣しか受け付けていない場合もあるため、あまりおすすめできません。
  2. クレジットカード
    • 主要ブランドはほぼ利用可能: Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubなど、主要な国際ブランドのクレジットカードであれば、ほとんどの免税店で利用できます。
    • 利用限度額の確認: 旅行中に高額な買い物を予定している場合は、事前にカードの利用限度額を確認しておきましょう。必要であれば、一時的に限度額を引き上げる手続きをしておくことをおすすめします。
    • 海外事務手数料に注意: クレジットカードを海外で利用すると、通常、購入金額の1.6%〜2.5%程度の海外事務手数料が発生します。これはカード会社によって異なります。
    • 為替レートの選択: 支払い時に「ベトナムドン建て」か「日本円建て」かを選択できる場合があります。これはDCC(Dynamic Currency Conversion)と呼ばれます。一般的に、ベトナムドン建て(現地通貨建て)を選択する方が、為替レートが有利になることが多いです。日本円建てを選ぶと、お店側が設定するレートが適用され、通常は不利なレートになります。レジで「日本円で支払いますか?」と聞かれたら、基本的に「現地通貨(ベトナムドン)で」と答えるようにしましょう。
    • タッチ決済(NFC決済): 最近では、クレジットカードのタッチ決済(Visaタッチ、Mastercardコンタクトレスなど)に対応している店舗も増えています。小額の買い物であれば、サインやPINコードの入力なしでスピーディーに決済できます。
    • JCBカードの優待: JCBカードは、ベトナムを含むアジア圏でプロモーションを行っていることが多いです。免税店でJCBカードを利用すると、割引やポイントアップなどの特典を受けられる場合がありますので、出発前にJCBの公式サイトで確認しておくと良いでしょう。
  3. デビットカード・プリペイドカード
    • 国際ブランド付きのデビットカードやプリペイドカードも、クレジットカードと同様に利用できます。デビットカードは口座残高から即時引き落とし、プリペイドカードは事前にチャージした金額内で利用できるため、使いすぎを防ぎたい場合に便利です。

クレジットカード利用のコツ

  • 複数のカードを持っていく: 万が一、メインのカードが使えなかったり、紛失したりした場合のために、予備のカード(異なる国際ブランドのカードなど)を複数枚持っていくことをおすすめします。
  • カード情報を控えておく: カード番号、有効期限、セキュリティコード(CVV)、カード会社の緊急連絡先などを控えておくと、紛失・盗難時に役立ちます。
  • 暗証番号を覚えておく: カード決済時にPINコード(暗証番号)の入力を求められることがあります。自分のカードの暗証番号を事前に確認しておきましょう。

このように、ベトナムの免税店ではクレジットカードの利用が非常に便利ですが、為替レートの選択や手数料に注意することで、より賢くお得に買い物ができます。現金とクレジットカードをうまく使い分け、快適なショッピングを楽しんでください。


ベトナム免税店のおすすめスポットと購入ガイド

ベトナムでの免税品ショッピングを最大限に楽しむためには、どこで買うか、いつ買うか、そしてどんなものが人気なのかを知っておくことが重要です。ホーチミンやハノイといった主要都市には、旅行者が利用しやすい免税店がいくつかあります。ここでは、特におすすめの免税店スポットと、効率的な購入ガイドをご紹介します。

【以下で分かること】

  • ホーチミン・ハノイの主要な免税店の特徴と品揃え
  • 化粧品購入に最適なショッピングのタイミング
  • ベトナムからの出国時の税関ルールと注意点
  • お土産にぴったりの免税コスメランキング

ホーチミン・ハノイ空港の人気免税店と特徴

ベトナムの主要国際空港であるホーチミンのタンソンニャット国際空港とハノイのノイバイ国際空港には、出国手続き後に利用できる免税店が充実しています。フライトまでの時間を有効活用できるため、多くの旅行者が利用します。

ホーチミン:タンソンニャット国際空港(Tan Son Nhat International Airport / SGN)

ホーチミン市の中心部から比較的近い場所に位置しており、ベトナム最大の国際空港です。

  • 店舗の雰囲気: 国際線ターミナル2(T2)の出国エリアには、高級ブランドブティックから化粧品、香水、お酒、タバコ、お土産品などを扱う免税店が並んでいます。全体的に明るく開放的な雰囲気で、買い物しやすいのが特徴です。
  • 化粧品売り場: 化粧品は、CHANEL、Dior、Lancôme、Estée Lauderなどの欧米系ブランドや、Sulwhasoo、LANEIGEなどの韓国系ブランドが充実しています。比較的メジャーなブランドが多く、定番アイテムや免税店限定セットが見つけやすいでしょう。香水の品揃えも豊富です。
  • 特徴: 出国ゲートのすぐ近くに多くの店舗が集まっているため、搭乗時間ぎりぎりまでショッピングを楽しむことができます。ただし、ピーク時にはレジが混雑することもあるので、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
  • 取り扱いブランド例: CHANEL、Dior、Lancôme、Estée Lauder、Shiseido、SK-II、Sulwhasoo、LANEIGE、innisfreeなど。

ハノイ:ノイバイ国際空港(Noi Bai International Airport / HAN)

ハノイの玄関口となる国際空港で、比較的新しく整備された国際線ターミナル2(T2)が利用されています。

  • 店舗の雰囲気: 国際線ターミナル2の出国エリアには、免税店が集まっています。タンソンニャット国際空港と同様に、モダンで清潔感のある空間でショッピングを楽しめます。
  • 化粧品売り場: ホーチミンと同様に、人気のある欧米系ブランドや韓国系ブランドの化粧品が手に入ります。特に、トラベルサイズのセットや、複数個購入でお得になるプロモーションが実施されていることがあります。
  • 特徴: ゲートへの移動距離も比較的短く、効率的に買い物ができます。ベトナムコーヒーや食品など、他のお土産品も豊富に揃っているので、最後にまとめてショッピングを済ませたい方には非常に便利です。
  • 取り扱いブランド例: CHANEL、Dior、Lancôme、Estée Lauder、Shiseido、SK-II、Sulwhasoo、LANEIGE、innisfreeなど。

空港免税店利用のポイント

  • 保安検査後の液体物購入: 化粧水や乳液など液体物の化粧品は、保安検査場を通過した後に購入すれば、機内持ち込み制限の対象外となります。ただし、乗り継ぎがある場合は、最終目的地での規則も確認しておきましょう。
  • タイムセールやキャンペーン: 時期によっては、特定のブランドでタイムセールや「2個買うと割引」といったキャンペーンが実施されていることがあります。店内のPOPやスタッフに尋ねてみましょう。
  • 混雑状況の確認: 特に早朝や深夜、連休期間などは混雑が予想されます。搭乗時間を逆算し、余裕を持ってショッピング計画を立てることが重要です。

空港免税店は、最後の買い物チャンスであり、買い忘れを防ぐためにも有効活用したい場所です。フライトまでの時間を有効に使って、賢くお目当てのコスメをゲットしましょう。

市内の大型免税店で見逃せない化粧品売り場

ベトナムには、空港免税店以外にも、市内に大規模な免税店が存在します。これらは空港免税店とは異なり、観光の合間にゆっくりと買い物を楽しめるのが大きな魅力です。特にホーチミンとハノイには、化粧品愛好家なら見逃せない魅力的な免税店があります。

ホーチミン市内の免税店

ホーチミンでは、ドンコイ通り周辺など中心部にいくつかの大型商業施設があり、その中に免税店が入居しているケースや、独立した免税店ビルが存在します。

  • DFS Galleria Vietnam(旧:サイゴンデューティーフリー): ホーチミン市内にある代表的な免税店の一つです。グローバルなブランドを多数取り扱っており、化粧品、香水、ファッションアイテム、時計、宝石などが揃っています。化粧品フロアは特に充実しており、日本未発売のアイテムや免税店限定のキットなども見つかることがあります。広々とした空間で、時間をかけてじっくりと商品を選ぶことができます。
    • 所在地: ホーチミン中心部に位置し、観光客がアクセスしやすい場所にあります。
    • 特徴: 高品質なブランドが中心で、デパートコスメの品揃えが豊富です。専門の美容部員によるカウンセリングを受けられる場合もあります。購入した商品は、原則として出国時に空港のDFSカウンターで受け取ることになります。

ハノイ市内の免税店

ハノイにも、観光客が利用しやすい免税店があります。

  • DFS Galleria Hanoi(旧:ハノイデューティーフリー): ハノイ市内中心部、主要ホテルや観光スポットからアクセスしやすい場所にあります。ホーチミンのDFSと同様に、化粧品、香水、ファッション、酒類、タバコなど幅広い商品を取り扱っています。特に化粧品コーナーは、人気ブランドの定番アイテムから限定品まで、豊富なラインナップが魅力です。
    • 所在地: ハノイ旧市街やホアンキエム湖周辺からアクセスしやすい立地です。
    • 特徴: 広々とした店内で、ゆっくりとショッピングを楽しめます。空港での受け取りとなるため、手ぶらで観光を続けられる利点があります。

市内免税店利用のメリット

  • 豊富な品揃え: 空港免税店よりも多くのブランドや商品を取り扱っていることが多く、特に限定品や新商品を見つけやすい傾向にあります。
  • 時間をかけて選べる: 営業時間内であれば、観光のスケジュールに合わせて、じっくりと商品を選ぶことができます。テスターなども充実しており、実際に試してから購入を決められます。
  • プロのカウンセリング: 専門の美容部員が常駐していることが多く、肌の悩みに合わせたアドバイスや、メイクアップの提案を受けることも可能です。

市内免税店利用の注意点

  • 空港での受け取り: 市内免税店で購入した商品は、その場で持ち帰ることはできません。原則として、出国時に空港の指定カウンターで受け取る必要があります。購入時に渡される引換券やレシートを紛失しないよう注意しましょう。
  • 購入手続きの複雑さ: パスポートや航空券の提示が必須であり、空港での受け取り手続きが必要なため、初めて利用する方は少し戸惑うかもしれません。不明な点があれば、遠慮なく店員に質問しましょう。

市内の大型免税店は、ベトナムでの化粧品ショッピングをより深く楽しむための重要なスポットです。時間を有効活用し、賢くお目当てのアイテムを見つけてください。

人気商品は午前中に売り切れ!?買い物のタイミングとは

ベトナムの免税店で化粧品を賢く購入するためには、買い物のタイミングも非常に重要です。特に人気商品は、あっという間に売り切れてしまうこともあるため、計画的に行動することをおすすめします。

朝一番を狙うのが鉄則

免税店で人気商品を確実に手に入れたいなら、開店直後の午前中を狙うのが鉄則です。特に空港免税店の場合、早朝便の利用客で賑わい始める前に訪れることで、以下のようなメリットがあります。

  • 品揃えが豊富: 開店直後は、まだ在庫が十分に補充されているため、人気のカラーや限定品、セット商品など、お目当ての商品が見つかる可能性が高まります。
  • 混雑が少ない: ピークタイムに比べてレジや試供品コーナーの混雑が緩和されており、ゆっくりと商品を吟味できます。店員に質問したり、カウンセリングを受けたりする時間も確保しやすいでしょう。
  • 時間に余裕が持てる: 早めに買い物を済ませておけば、残りの時間を搭乗手続きや軽食、休憩などに充てることができます。焦って買い物をして、うっかり忘れ物をするリスクも減らせます。

午後になると、観光客のピーク時間と重なり、人気の化粧品は売り切れてしまうことが少なくありません。特に、数量限定のプロモーション品や、SNSで話題になったアイテムは、午前中に完売してしまうことも珍しくありません。

セールやプロモーション期間を狙う

免税店では、季節の変わり目や特定の祝日(旧正月、クリスマスなど)に合わせて、セールやプロモーションを実施することがあります。これらの期間は、通常価格よりもさらにお得に商品を購入できるチャンスです。

  • 免税店の公式ウェブサイトをチェック: 渡航前に、利用予定の免税店の公式ウェブサイトやSNSをチェックし、最新のセール情報を確認しておきましょう。
  • 現地の広告やPOPに注目: 店内に入ったら、特別なプロモーションや限定セットの案内がないか、POPやポスターを注意して見てみましょう。

事前リサーチとリスト作成

買い物のタイミングを最大限に活かすためには、事前のリサーチが欠かせません。

  • 欲しい商品をリストアップ: 購入したい化粧品のブランド名、商品名、品番、色などを具体的にリストアップしておきましょう。可能であれば、日本での価格も調べておくと比較検討に役立ちます。
  • 免税店のマップを確認: 空港免税店や市内免税店のフロアマップを事前に確認し、目的のブランドがどこにあるか把握しておくと、時間短縮になります。
  • 在庫状況の確認: もし可能であれば、免税店に直接問い合わせて、お目当ての商品の在庫状況を確認することも有効です。特に限定品や人気商品は、事前確認が安心です。

これらの準備をしておくことで、限られた時間の中で効率的にショッピングを楽しむことができます。早めの行動と事前の情報収集が、ベトナムの免税店で「狙い目の化粧品」をゲットするための鍵となるでしょう。

ベトナムで化粧品を買うなら知っておくべき税関ルール

海外旅行で免税品を購入する際に、最も重要なのが税関ルールです。これを理解しておかないと、思わぬ課税対象になったり、持ち込みが禁止されている商品だったりする可能性もあります。ベトナムから日本への帰国時、特に化粧品に関して知っておくべき税関ルールについて解説します。

日本への持ち込み免税範囲

日本へ入国する際には、個人が携帯して持ち帰る品物について、それぞれ免税範囲が定められています。化粧品もその対象となります。

  • 酒類: 1人につき合計3本(1本760mlのもの)。
  • たばこ: 種類により異なりますが、紙巻たばこは200本など。
  • 香水: 1人につき2オンス(約56ml)。オーデコロン、オードトワレは含まず。
  • その他の品物(化粧品を含む): 海外市価の合計額で20万円までが免税の対象です。
    • 1品ごとの海外市価が1万円以下のものは、原則として免税枠20万円の計算から除外されます。例えば、1個9,000円のリップスティックを3個購入しても、免税範囲には影響しません。
    • ただし、同じ品物を多量に購入し、それが営業用とみなされる場合は、課税対象となる可能性があります。個人的な使用目的の範囲内での購入に留めましょう。
    • 20万円を超える場合は、超える部分のみが課税対象となります。例えば、合計30万円分の買い物をした場合、10万円分が課税対象となります。

参照元:税関 Japan Customs「海外旅行者の免税範囲」

課税対象となるケース

  • 免税範囲を超えた場合: 前述の免税範囲(その他の品物で20万円)を超えて化粧品を購入した場合、超えた分に対して課税されます。
  • 商業目的とみなされる場合: 個人使用の範囲を超えて、明らかに転売目的と思われるほどの大量購入をした場合、課税の対象となったり、場合によっては密輸とみなされたりする可能性があります。
  • 虚偽の申告: 隠れて持ち帰ろうとしたり、虚偽の申告をしたりした場合は、追加で罰則が科される可能性があります。

申告の義務

  • 海外で購入した商品で免税範囲を超えるものがある場合や、課税対象となるものがある場合は、必ず「携帯品・別送品申告書」に記入し、税関に申告する必要があります。
  • 申告するものがなくても、税関では申告書を提出するのが原則です。

液体物の機内持ち込み制限

免税店での購入とは少し異なりますが、空港の保安検査場を通過する前の一般エリアで購入した液体物(化粧水、乳液、ジェルなど)は、以下のルールが適用されます。

  • 100ml(g)を超える容器: 機内持ち込み不可。預け入れ手荷物に入れる必要があります。
  • 100ml(g)以下の容器: 容量1リットル以下の透明なジッパー付きプラスチック袋(目安として縦横20cm程度)に、余裕をもって入れること。1人1袋まで。

空港の保安検査場を通過した後の免税店で購入した液体物については、原則として機内持ち込み制限の対象外となります。ただし、乗り継ぎがある場合は、最終目的地の国のルールも確認が必要です。

その他の注意点

  • 原産国表示: 一部の国では、特定の製品の輸入に際して原産国表示が必要な場合があります。化粧品ではあまり厳しくありませんが、念のため確認しておくと安心です。
  • 模倣品(偽物)の持ち込み: 模倣品(偽物)の持ち込みは、知的財産権の侵害にあたるため、厳しく禁止されています。見つかった場合、没収されるだけでなく、罰則の対象となる可能性があります。正規の免税店で購入すればこの心配はありませんが、一般の小売店での購入は注意が必要です。

税関ルールを正しく理解し、適切な手続きを行うことで、ベトナムでのショッピングを安心安全に楽しむことができます。不明な点があれば、入国時の税関職員に遠慮なく質問しましょう。

お土産におすすめの免税コスメランキング

ベトナムの免税店で化粧品を購入するなら、自分用だけでなく、家族や友人へのお土産も検討したいですよね。ここでは、ベトナムの免税店で特におすすめしたい、喜ばれること間違いなしのコスメをお土産ランキング形式でご紹介します。予算や相手の好みに合わせて選んでみてください。

第1位:韓国系シートマスク(innisfree, MEDIHEALなど)

  • おすすめポイント: 価格が手頃で、種類が豊富。旅行中に疲れた肌を癒すのにも最適で、複数の種類を組み合わせて渡せるので、もらった側も嬉しい。個包装でかさばらず、持ち運びにも便利です。
  • 狙い目ブランド: innisfreeの「マイリアルスクイーズマスク」シリーズや、MEDIHEALの「N.M.Fアクアアンプルマスク」など。
  • 価格帯: 1枚あたり数百円から。まとめ買いでお得になることも。
  • ターゲット: 友人、同僚、家族など、幅広い層に喜ばれます。

第2位:LANEIGE(ラネージュ)のリップスリーピングマスク

  • おすすめポイント: 寝ている間に唇を集中ケアしてくれる、世界中で大人気のアイテム。香りの種類も豊富で、見た目も可愛らしく、女性へのお土産にぴったり。ミニサイズセットがあれば、さらに喜ばれます。
  • 価格帯: 2,000円〜3,000円程度。
  • ターゲット: 特に美容に興味のある女性、乾燥に悩む方。

第3位:高級ブランドのミニサイズ香水セット(CHANEL, Diorなど)

  • おすすめポイント: 有名ブランドの香水を少量ずつ試せるお得なセット。様々な香りを試したい方や、旅行用に持ち運びたい方におすすめ。通常サイズよりも手軽に高級感をプレゼントできます。
  • 狙い目ブランド: CHANEL、Dior、Lancôme、Jo Malone Londonなど。
  • 価格帯: 5,000円〜10,000円程度(セット内容による)。
  • ターゲット: 大切な友人、家族、普段香水をつけない方へのきっかけとしても。

第4位:イニスフリーのノーセバムミネラルパウダー

  • おすすめポイント: テカリを抑えてサラサラ肌をキープするパウダー。メイクの仕上げや日中の化粧直しに重宝するため、化粧品を使う方なら誰でも使える実用性の高さが魅力。コンパクトで軽いので、複数購入しても負担になりません。
  • 価格帯: 1,000円前後。
  • ターゲット: メイクをする友人、同僚、学生など。

第5位:デパコスのリップスティックやリップグロス(Dior, CHANELなど)

  • おすすめポイント: 高級感があり、見た目も華やかなので、プレゼントとして非常に喜ばれます。特に、DiorのアディクトリップマキシマイザーやCHANELのルージュココボームなど、定番の人気アイテムは外しません。色選びに迷う場合は、誰にでも似合いやすいナチュラルなカラーや、ケア効果のあるタイプを選ぶと良いでしょう。
  • 価格帯: 3,000円〜5,000円程度。
  • ターゲット: ファッションや美容に感度の高い友人、家族、恋人など。

お土産選びのコツ

  • 相手の肌質や好みを考慮する: スキンケア製品を贈る場合は、相手の肌質(乾燥肌、脂性肌など)を考慮すると良いでしょう。色物コスメは、普段使っている色味や好みを把握していると失敗が少ないです。
  • シンプルなケアアイテムを選ぶ: 相手の好みが分からない場合は、シートマスクやリップケア、ハンドクリームなど、万人受けしやすいシンプルなケアアイテムを選ぶのがおすすめです。
  • ミニサイズやセット: 免税店限定のミニサイズセットは、色々な商品を試せるだけでなく、見た目も可愛らしく、お土産に最適です。

これらのランキングを参考に、ベトナムの免税店で素敵なお土産を見つけてください。


ベトナム 免税店 化粧品を買うならココに注目!【まとめ】

ベトナムの免税店で化粧品を最大限に楽しむためのポイントをまとめました。

  • 韓国・フランス系ブランドが狙い目: 特にLANEIGE、innisfree、CHANEL、Diorなどの定番ブランドは品揃えが豊富で、お得なセットや限定品が見つかりやすいです。
  • 空港免税店と市内免税店の使い分け: 出発直前にサッと買いたいなら空港、時間をかけてじっくり選びたいなら市内免税店がおすすめです。
  • 価格差を事前にリサーチ: 日本での販売価格や為替レートを確認し、本当にお得かを比較検討することが重要です。
  • 買い物のタイミングは午前中: 人気商品は早めに売り切れることが多いので、開店直後や午前中の訪問がおすすめです。
  • 税関ルールをしっかり確認: 日本への持ち込み免税範囲や液体物の制限、申告の義務などを理解し、トラブルを避けましょう。
  • 支払い方法はクレジットカードが便利: ただし、現地通貨建て(ベトナムドン)での決済を選び、為替レートを有利にしましょう。
  • パスポートと航空券は忘れずに: 免税手続きに必須なので、必ず携帯してください。
  • お土産にはシートマスクやリップケアが人気: 手頃な価格で喜ばれるアイテムを選ぶと良いでしょう。
  • 限定品やプロモーションを見逃さない: 時期によってはお得なキャンペーンが実施されていることがあります。
  • 安心安全な正規店での購入を心がける: 街中には模倣品もあるため、正規の免税店やブランド直営店で購入するのが安心です。

ベトナムでの免税品ショッピングは、旅行の大きな楽しみの一つです。これらのポイントを押さえて、賢くお得に、そして安心してお気に入りの化粧品をゲットしてください。

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