ベトナム旅行 クレジットカードのおすすめブランドは?JCB・VISA・Masterを比較

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チャン

愛知県高浜市に住む30代のごく普通の会社員です。ベトナムのホーチミン郊外の出身ということもあり、ベトナムについてブログでまとめてみました。ベトナムに興味がある方に役立つ情報を発信するので、よろしくお願いします😉

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ベトナム旅行を計画中の皆さん、現金派ですか?それともキャッシュレス派でしょうか?近年、急速な経済発展を遂げるベトナムでは、クレジットカードの利用が以前にも増して一般的になってきました。しかし、日本のようにどこでもカードが使えるわけではありません。本記事では、ベトナムでのクレジットカード事情を詳しく解説し、主要ブランドであるJCB、VISA、Mastercardそれぞれの使い勝手を徹底比較します。あなたのベトナム旅行がより快適で安心なものになるよう、最適なカード選びをサポートします。

【この記事で分かること】

  • ベトナムにおけるクレジットカードの利用状況と現金準備の目安
  • VISA、JCB、Mastercardのベトナムでの普及率と特徴
  • クレジットカード利用時の為替手数料やトラブル対策
  • 複数枚持ちのメリットと、あなたに最適なカード選びのポイント

ベトナム旅行にクレジットカードは必要?現地事情を把握しよう

ベトナムへの旅行を考えているなら、クレジットカードはぜひ持っていくべきアイテムの一つです。近年、ベトナムの主要都市ではキャッシュレス化が進んでおり、以前に比べてカードが使える場所が増えています。しかし、日本のようにどこでも気軽に使えるわけではないのが現状です。事前に現地の利用状況を把握しておくことで、スマートな旅行が実現できます。

ベトナムでクレジットカードはどれくらい使えるのか?

ベトナムにおけるクレジットカードの利用状況は、都市部と地方で大きく異なります。ハノイやホーチミンといった大都市の主要なホテル、デパート、大型スーパーマーケット、中級以上のレストラン、外国人観光客が多く訪れるお土産店などでは、比較的クレジットカードが利用しやすい環境が整っています。特にVISAとMastercardは広く普及しており、多くの場所で問題なく利用できます。一方、JCBカードも利用できる場所は増えていますが、VISAやMastercardほどではありません。しかし、地方の小さな商店、屋台、ローカルな市場、個人経営の飲食店などでは、現金払いが主流であり、クレジットカードが使えないケースがほとんどです。また、クレジットカードが利用できたとしても、端末の不具合や店員の不慣れによって、スムーズに決済できないこともまれにあります。そのため、クレジットカードに加えて、ある程度の現金を持ち歩くことがベトナム旅行では重要になります。

現地でクレジットカードが使える主な場所と使えない場所

ベトナムでクレジットカードが使える主な場所は以下の通りです。

  • ホテル:大手ホテルチェーンや中級以上のホテルでは、ほぼ確実に利用できます。デポジットの支払いにも便利です。
  • デパート・ショッピングモール:主要なショッピング施設では、問題なく利用可能です。
  • スーパーマーケット:大型スーパーでは、食料品や日用品の購入に利用できます。
  • 免税店・お土産店:観光客向けの店舗では、高額な買い物で利用されることが多いです。
  • 高級レストラン・カフェ:外国人観光客が多く利用するお店では、カード払いに対応しています。
  • 一部のタクシー・配車アプリ:Grabなどの配車アプリでは、アプリ上でクレジットカード情報を登録しておけば、キャッシュレスで決済が可能です。

一方で、クレジットカードが使えない、または使いにくい場所は以下の通りです。

  • 露店・屋台:基本的に現金のみです。
  • ローカルな市場:生鮮食品や日用品を購入する際には現金が必要です。
  • 個人経営の小さな商店:キャッシュレス決済に対応していない店舗が多いです。
  • 庶民的な食堂・カフェ:少額の支払いでは現金が求められることがほとんどです。
  • 公共交通機関(バス・電車):ほとんどが現金払いです。
  • 入場料:寺院や博物館などの入場料は現金払いが多いです。

旅行の際は、これらの場所を考慮して現金とクレジットカードをバランス良く使い分ける計画を立てましょう。

ベトナム旅行で現金はどれくらい持っていくべき?

ベトナム旅行で持っていくべき現金の量は、滞在日数や旅行スタイルによって大きく異なりますが、クレジットカードが使えない場所での飲食代や交通費、チップ、少額のお土産代などを考慮すると、ある程度の現金は必須です。具体的には、1日あたり2,000円~3,000円相当のベトナムドンを目安に用意すると良いでしょう。例えば、5日間の旅行であれば、10,000円~15,000円程度のベトナムドンがあれば安心です。これはあくまで目安であり、贅沢な食事や買い物をする予定がある場合はさらに多くの現金が必要になることもあります。また、ベトナムに到着してから空港や市内の両替所で日本円からベトナムドンに両替することも可能です。ただし、日本国内でベトナムドンに両替するとレートが悪いことが多いため、基本的には現地での両替をおすすめします。多額の現金を一度に持ち歩くのはリスクがあるため、ホテルにセーフティボックスがある場合は、そこに保管し、必要な分だけ持ち歩くようにしましょう。現金とクレジットカードの最適なバランスを見つけることが、ストレスフリーな旅行につながります。

クレジットカードとデビットカードの違いと使い分け

クレジットカードとデビットカードはどちらもキャッシュレス決済の手段ですが、その仕組みには大きな違いがあります。クレジットカードは、カード会社が一時的に代金を立て替えて支払いを行い、後日まとめて利用者に請求する「後払い」のシステムです。これにより、手持ちの現金がなくても高額な買い物が可能になり、ポイント還元や旅行保険などの付帯サービスも充実しています。一方、デビットカードは、利用すると同時に銀行口座から即座に引き落としが行われる「即時払い」のシステムです。口座残高以上の利用はできないため、使いすぎの心配がありません。海外では、ATMでの現地通貨引き出しにも利用でき、クレジットカードのキャッシングよりも手数料が安い場合があります。

ベトナム旅行での使い分けとしては、以下の点が挙げられます。

  • クレジットカード
    • 高額なホテル代やツアー代、ショッピングモールでの買い物など、ある程度の金額になる支払いに適しています。
    • 旅行保険が付帯しているカードを選べば、万が一の医療費や盗難にも対応できます。
    • ポイント還元を活用すれば、実質的な割引効果も期待できます。
    • 緊急時の予備資金としても有効です。
  • デビットカード
    • 少額の買い物や食事など、日常的な支払いに利用し、現金を持ち歩くリスクを減らせます。
    • ATMでの現地通貨引き出し(キャッシング)に利用すれば、両替所を探す手間や、両替所の高額な手数料を避けることができます。ただし、利用する銀行やカードの種類によって手数料は異なります。
    • 口座残高の範囲内でしか使えないため、予算管理がしやすいというメリットがあります。

両方を活用することで、より安全で便利なベトナム旅行が実現できます。例えば、高額な支払いはクレジットカード、少額の支払いや現金の引き出しにはデビットカードといった使い分けが賢明でしょう。

支払いトラブルの事例と事前対策まとめ

海外でのクレジットカード利用は便利ですが、残念ながら支払いトラブルが発生する可能性もゼロではありません。ベトナム旅行で遭遇しうる支払いトラブルとその対策を知っておくことで、安心して旅を楽しめます。

よくある支払いトラブル事例:

  1. 二重請求・過剰請求:
    • 店員が誤って同じ請求を二度行ってしまうケースや、意図的に請求額を水増しする悪質なケースがあります。
    • 観光客が多い店舗や、夜間のバーなどで発生しやすい傾向があります。
  2. カード情報の不正利用:
    • スキミングと呼ばれる手口でカード情報が盗まれ、不正利用されることがあります。
    • 信用できないATMや、不審なカードリーダーが設置された場所での利用は特に注意が必要です。
  3. カードが使えない・拒否される:
    • システムトラブルや通信不良、または店舗側が特定のカードブランドに対応していないためにカードが使えないことがあります。
    • 磁気ストライプの損傷や、ICチップの読み取り不良でカードが認識されない場合もあります。
  4. 決済時の高額な手数料要求:
    • 一部の店舗で、クレジットカード決済時に「手数料」として数パーセントの上乗せを要求されることがあります。これはカード会社の規約違反にあたる行為です。
  5. ATMでのカードが吸い込まれる:
    • 古いATMやメンテナンスが行き届いていないATMで、カードが機械に吸い込まれてしまうトラブルがあります。

事前対策と対応策:

  • 利用明細の確認徹底: 決済時には、必ず利用明細書を受け取り、その場で金額が正しいか確認しましょう。もしレシートが出ない場合でも、スマートフォンなどで決済画面を撮影しておくなど、証拠を残すように心がけてください。帰国後も、オンライン明細などで利用状況をこまめにチェックし、身に覚えのない請求がないか確認しましょう。
  • カード情報を保護: 不審な端末やATMでのカード利用は避け、信頼できる場所(銀行内のATM、ホテルなど)で利用するようにしましょう。カード情報を抜き取られないよう、店員にカードを渡す際は目の届く範囲で操作してもらう、サインをする際はカードから目を離さない、といった基本的な対策も重要です。
  • 複数枚のカードを準備: 万が一のトラブルに備え、異なるブランド(VISAとMastercardなど)のクレジットカードを複数枚持っていくことをお勧めします。1枚が使えなくても、別のカードで対応できます。また、普段使いのカードとは別に、旅行用として利用限度額を低めに設定したカードを用意するのも良いでしょう。
  • 緊急連絡先の把握: カード会社の緊急連絡先(海外からのフリーダイヤルなど)を控えておきましょう。紛失・盗難時にはすぐに連絡し、カード利用停止の手続きを行いましょう。
  • 現金も用意: クレジットカードが使えない場合に備えて、常に現地通貨の現金も持ち歩くようにしましょう。特に少額の支払いでは現金が重宝します。
  • 手数料要求への対処: クレジットカード決済時に手数料を要求された場合は、毅然とした態度で拒否しましょう。それでも支払いを求められる場合は、現金で支払うか、その店での購入を諦めることも検討してください。

これらの対策を講じることで、ベトナムでのクレジットカード利用をより安全に行うことができます。

カード利用における為替手数料とレートの注意点

海外でクレジットカードを利用する際、見落としがちなのが為替手数料とレートです。これは、外貨建ての決済が日本円に換算される際に発生する費用であり、カード会社や利用日によってレートが異なります。

為替手数料の仕組み:

クレジットカードの海外利用では、通常、国際ブランド(VISA、Mastercardなど)が定める基準レートに、各カード会社が定める事務処理手数料(海外事務手数料)が上乗せされて請求されます。この事務処理手数料は、一般的に利用額の1.6%~2.2%程度が目安です。例えば、10,000円相当の買い物をした場合、事務処理手数料が2%だとすると、200円が上乗せされて請求されることになります。

レートの注意点:

  • 決済日と請求日のレート差: クレジットカードを利用した時点の為替レートが適用されるわけではありません。カード会社が決済処理を行った日のレートが適用されます。この処理日は、実際にカードを利用した日より数日遅れることが一般的です。そのため、決済日と請求日の間で為替レートが大きく変動した場合、予想よりも請求額が高くなる可能性があります。
  • DCC (Dynamic Currency Conversion) に注意: 現地の店舗で「日本円での支払い(円建て)」か「現地通貨での支払い(現地通貨建て)」かを選択できる場合があります。この際、安易に日本円での支払いを選ぶと、DCC(Dynamic Currency Conversion)という仕組みが適用されることがあります。DCCは、店舗側が独自に設定した高めの為替レートと手数料が適用されるため、結果的に現地通貨建てで支払うよりも割高になるケースがほとんどです。特別な理由がない限り、海外でのクレジットカード利用時は必ず**現地通貨建て(ベトナムドン建て)**を選択するようにしましょう。店員から「JAPANESE YEN?」と聞かれたら、「Local currency, please.」または「VND, please.」と答えるのが賢明です。
  • 両替レートとの比較: クレジットカードの為替手数料と現地での現金両替レートを比較することも重要です。一般的に、クレジットカードの方が両替所よりも有利なレートで換算されることが多いですが、現地の両替所によっては非常に良いレートを提供している場所もあります。少額の買い物や屋台などでは現金が必須のため、レートの良い両替所を見つけて現金も手に入れておきましょう。

海外でのクレジットカード利用は、この為替手数料とレートの仕組みを理解しておくことで、無駄な出費を抑えることができます。オンライン明細などで利用状況をこまめにチェックし、疑問点があればすぐにカード会社に問い合わせる習慣をつけることも大切です。

参照元:日本クレジット協会 クレジットカードを安全に利用するために

ベトナム旅行で安全にクレジットカードを使う方法

ベトナム旅行を安心して楽しむためには、クレジットカードの安全な利用方法を知っておくことが不可欠です。残念ながら、海外ではスキミングや不正利用といった犯罪に巻き込まれるリスクが日本よりも高まります。以下の対策を実践し、リスクを最小限に抑えましょう。

  • カード情報を厳重に管理する:
    • スキミング対策: カード情報を不正に読み取るスキミング被害に遭わないため、不審なカードリーダーやATMの利用は避けましょう。特にATMは、銀行の店内やホテルのロビーなど、人目があり監視されている場所のATMを利用するのが安全です。カード挿入口やテンキーに不自然な部分がないか、軽く触って確認する習慣をつけましょう。
    • カード番号の控え: カード番号、有効期限、裏面のセキュリティコード(CVC/CVV)は、メモに控えておくか、スマートフォンなどに保存しておくと、万が一紛失・盗難に遭った際にカード会社への連絡がスムーズになります。ただし、その情報が他人に知られないよう、厳重に管理してください。
    • カードの表面に氏名を書く: カードの裏面サイン欄に氏名が印刷されていない場合、油性ペンで氏名を記入しましょう。これは万が一の紛失時に、他人に不正利用されるリスクを軽減するための基本的な防衛策です。
  • カードの利用は目の届く範囲で:
    • 支払いの際、店員にカードを渡す場合は、目の届く範囲で決済処理をしてもらうようにしましょう。奥に持って行かれたり、不審な機械を通されたりする際は注意が必要です。可能であれば、自身でカードリーダーに差し込む、またはICチップを読み取らせるようにしましょう。
    • サインをする際は、金額が正しいか必ず確認し、カードから目を離さないようにしてください。
  • 利用明細をこまめに確認する:
    • 旅行中は、オンラインバンキングやカード会社のアプリなどで、クレジットカードの利用履歴をできるだけ毎日確認する習慣をつけましょう。身に覚えのない請求がないか、少額の不正利用がないかなどを早期に発見できます。
    • 帰国後も、数カ月間は請求明細を注意深く確認し、不正利用がないかチェックを怠らないようにしてください。
  • 緊急連絡先を控えておく:
    • 万が一、カードの紛失や盗難に遭った場合に備え、利用しているクレジットカード会社の海外からの連絡先(フリーダイヤルなど)を控えておきましょう。すぐに連絡してカードの利用停止手続きを行うことが、被害を最小限に抑える最善策です。
    • 念のため、電話番号を複数箇所にメモしておくか、スマートフォンの連絡先に登録しておくと良いでしょう。
  • カード会社のセキュリティサービスを活用する:
    • 多くのカード会社では、不正利用検知システムや利用通知サービスを提供しています。これらのサービスに登録しておくと、不審な利用があった際にリアルタイムで通知を受け取れるため、早期の対応が可能になります。
  • VPNの利用:
    • 海外の公共Wi-Fiなどを利用してオンラインショッピングや銀行取引を行う際は、VPN(Virtual Private Network)を利用することをおすすめします。VPNは通信を暗号化するため、第三者による情報盗聴のリスクを低減できます。

これらの対策を講じることで、ベトナム旅行中のクレジットカード利用をより安全に行い、安心して旅を楽しめるようになります。


JCB・VISA・Mastercardの違いとは?ベトナムでの使い勝手を徹底比較

ベトナム旅行を控えている皆さんにとって、どのクレジットカードブランドを選ぶべきかは悩ましい問題でしょう。世界的に普及しているVISA、Mastercard、そして日本発のJCBにはそれぞれ特徴があり、ベトナムでの使い勝手も異なります。ここでは、各ブランドのベトナムでの対応状況や、旅行に嬉しいポイント還元、保険、優待サービスなどを比較し、あなたに最適な一枚を見つけるヒントを提供します。

【以下で分かること】

  • ベトナムでのVISA、JCB、Mastercardの利用可能状況
  • 各ブランドが提供するポイント還元率と旅行保険の違い
  • ベトナム旅行で役立つ各ブランドの優待サービス
  • 複数枚持ちのメリットと、賢いブランド選びのコツ

ベトナム旅行でVISAカードが選ばれる理由と対応状況

ベトナム旅行において、VISAカードは最も推奨されるクレジットカードブランドの一つです。その理由は、世界中で圧倒的なシェアを誇り、ベトナム国内でも非常に広範な場所で利用できるためです。主要都市のホテル、デパート、スーパーマーケット、中級以上のレストラン、外国人観光客が多く訪れるお土産店など、ほぼ全てのクレジットカード対応店舗で問題なく利用できます。

VISAカードが選ばれる理由:

  1. 圧倒的な普及率:
    • ベトナムだけでなく、世界中で最も多くの加盟店を持つ国際ブランドであるため、「どこでも使える」という安心感が最大の魅力です。初めての海外旅行や、様々な場所でカードを使いたいと考える方には最適です。
  2. ATMでの現金引き出しやすさ:
    • ベトナム国内のほとんどのATMで、VISAカードを使って現地通貨(ベトナムドン)をキャッシングできます。急に現金が必要になった際に非常に便利です。手数料はかかりますが、両替所を探す手間や、夜間でも利用できる利便性は大きなメリットです。
  3. セキュリティ対策の充実:
    • VISAは、不正利用防止のためのセキュリティ対策に力を入れています。ICチップ搭載カードの普及や、オンライン取引における本人認証サービス(「Visa Secure」など)を提供しており、安心して利用できる環境が整っています。万が一の不正利用時にも、速やかに対応してくれるサポート体制が整っています。
  4. 多様なカードラインナップ:
    • VISAカードは、スタンダードなカードからゴールドカード、プラチナカードまで、様々なランクのカードが発行されています。それぞれのカードには、異なるポイント還元率、旅行保険、空港ラウンジの利用などの付帯サービスが付いています。自分の旅行スタイルや予算に合わせて、最適な一枚を選ぶことができます。例えば、海外旅行傷害保険が自動付帯するゴールドカードを選べば、別途保険に加入する手間や費用を省くことができます。

ベトナムでのVISAカードの対応状況は、他のブランドと比較しても頭一つ抜けており、安定した使い勝手を求める方には間違いなく第一候補となるでしょう。

JCBカードは本当に使える?ベトナムでの利用実態とは

日本発の国際ブランドであるJCBカードは、日本国内では非常に普及していますが、海外での利用となると地域によってその利便性が大きく異なります。ベトナムにおいても、VISAやMastercardと比較すると、JCBが利用できる場所は限られますが、近年その状況は改善されつつあります。

JCBカードのベトナムでの利用実態:

  1. 利用可能な場所の傾向:
    • 以前はJCBカードが使える店舗は少なかったですが、近年は観光客の増加に伴い、主要な国際ホテル、一部の大型デパートやショッピングモール、空港内の免税店、JCBプラザなどのサービス拠点に近いレストランなど、外国人観光客が多く利用する施設を中心に利用可能店舗が増えています。
    • 特に、日本の大手旅行会社が提携しているホテルや、日系の商業施設などでは利用できる可能性が高いです。
    • しかし、ローカルな飲食店、屋台、小規模な商店などでは、ほとんどの場合JCBカードは利用できません。現金払いとなることがほとんどです。
  2. JCBプラザ・JCBプラザラウンジの利便性:
    • ホーチミンには「JCBプラザラウンジ」があり、JCBカード会員向けのサービスを提供しています。ここでは、観光情報の提供、レストランの予約、緊急時のサポート、無料Wi-Fiの利用などが可能です。JCBカードを持つ最大のメリットの一つが、こうした日本人向けのきめ細やかなサポートを受けられる点です。
    • 困った時に日本語で相談できる窓口があるのは、海外旅行では非常に心強いでしょう。
  3. ポイント還元と優待サービス:
    • JCBカードは、海外での利用でポイント還元率がアップするキャンペーンを実施していることがあります。また、ベトナム国内の一部の店舗でJCBカードを利用すると、割引や優待を受けられるプロモーションが行われていることもあります。これらの情報を事前に調べて活用することで、お得に旅行を楽しめます。
  4. 旅行保険の付帯:
    • JCBカードも、ランクに応じて海外旅行傷害保険が付帯しているものが多くあります。特にゴールドカード以上のJCBカードであれば、充実した補償内容の保険が付帯していることが多いため、別途海外旅行保険に加入する手間を省けます。

結論として、JCBカードはベトナムで全く使えないわけではありませんが、VISAやMastercardのように「どこでも使える」というわけではないことを理解しておく必要があります。JCBカードをメインに考えている場合でも、念のためVISAかMastercardのいずれか一枚をサブカードとして持参することをおすすめします。JCBの強みである日本人向けのサポートや優待を最大限に活用しつつ、利用できない場合の代替手段を確保しておくことが、賢い選択と言えるでしょう。

MasterCardの利便性とベトナムでの利用可能エリア

Mastercardは、世界的にVISAと並ぶ二大国際ブランドの一つであり、ベトナムにおいても非常に高い利便性を誇ります。VISAと同様に広範な店舗で利用可能であり、多くの旅行者にとって安心して使えるカードブランドです。

Mastercardのベトナムでの利便性:

  1. VISAに匹敵する普及率:
    • ベトナムの主要都市では、ほとんどのクレジットカード対応店舗でMastercardが利用可能です。ホテル、デパート、大型スーパーマーケット、中級以上のレストラン、主要な観光地のお土産店など、VISAが使える場所であればMastercardも同様に利用できるケースがほとんどです。国際ブランドとしての強みから、決済ネットワークが安定しており、比較的スムーズに決済が行えます。
  2. ATMネットワークの広さ:
    • ベトナム国内の多くのATMでMastercardを利用したキャッシングが可能です。急な現金が必要になった際にも、比較的容易に現地通貨を引き出すことができます。主要な銀行のATMであれば、Mastercardのロゴを確認して利用しましょう。
  3. 付帯サービスの充実:
    • Mastercardも、ランクに応じて旅行保険、空港ラウンジサービス、レンタカー割引などの付帯サービスが充実しています。特に「Mastercard Taste of Premium」のようなプログラムでは、世界各地の有名レストランでの優待や、ホテルでのアップグレードサービスなどが提供されており、旅行をより豊かにする特典が利用できる場合があります。ベトナムにおいても、一部の高級レストランやホテルでMastercardの優待が適用される可能性があります。
  4. DCC(Dynamic Currency Conversion)への注意喚起:
    • VISAと同様に、Mastercard利用時もDCCには注意が必要です。現地通貨(ベトナムドン)建てでの決済を選択するようにし、不必要な手数料を支払わないようにしましょう。店員から日本円での支払いを勧められても、現地通貨での支払いを主張することが大切です。
  5. Mastercardコンタクトレス(タッチ決済)の普及:
    • 近年、ベトナムでもMastercardコンタクトレス(タッチ決済)に対応した店舗が増えてきています。カードをリーダーにかざすだけで決済が完了するため、非常にスピーディーで便利です。特にコンビニエンスストアやカフェなど、少額の決済で利用されることが多くなっています。セキュリティ面でも、カードを店員に渡す必要がないため、スキミングなどのリスクを低減できます。

Mastercardは、VISAと並んでベトナム旅行のメインカードとして非常に頼りになる存在です。両ブランドを一枚ずつ持っていれば、ベトナム国内のほとんどの場所でクレジットカード決済に困ることはないでしょう。

3ブランドのポイント還元・保険・優待サービスを比較

クレジットカードを選ぶ上で、ポイント還元率、旅行保険、そして優待サービスは非常に重要な比較ポイントです。ここでは、JCB、VISA、Mastercardの各ブランドが提供するこれらのサービスを比較し、ベトナム旅行に最適なカード選びの参考にしましょう。

1. ポイント還元率

  • VISA/Mastercard:
    • これらの国際ブランド自体が直接ポイントを付与するわけではなく、カードを発行している各金融機関(銀行、信販会社など)によってポイント還元率は異なります。
    • 一般的には、利用額の0.5%~1%程度が標準的な還元率です。特定のキャンペーンや、オンラインショッピングサイトでの利用時に還元率がアップするカードも多いです。
    • 海外利用時のみポイント還元率が優遇されるカード(例:2%還元など)もあるため、海外旅行が多い方はそのようなカードを検討すると良いでしょう。
  • JCB:
    • JCBカードも、発行会社によってポイント還元率は異なりますが、JCB独自のポイントプログラム「Oki Dokiポイント」が有名です。
    • 海外でのJCBカード利用時には、ポイントが2倍になるなど、優遇されるキャンペーンが頻繁に実施されています。ベトナムでJCBが利用できる店舗であれば、お得にポイントを貯めることが可能です。
    • 特に、JCBが提携している一部の免税店やレストランで利用すると、さらに還元率が高まることがあります。

【ポイント還元率の選び方】

海外利用に特化した高還元率カードを選ぶか、普段使いと合わせてポイントを貯めやすいカードを選ぶか、自分の消費行動に合わせて検討しましょう。

2. 旅行保険(海外旅行傷害保険)

  • VISA/Mastercard:
    • カードのランク(一般、ゴールド、プラチナなど)によって補償内容が大きく異なります。
    • 一般カード: 基本的に付帯していないか、傷害死亡・後遺障害のみといった限定的な補償であることが多いです。
    • ゴールドカード以上: 傷害死亡・後遺障害に加え、治療費用、救援者費用、携行品損害、賠償責任などが付帯していることが一般的です。特に治療費用は、海外での高額な医療費を考えると非常に重要です。
    • 自動付帯と利用付帯: 保険が「自動付帯」であればカードを持っているだけで補償対象となりますが、「利用付帯」の場合は旅行代金の一部(航空券、宿泊費など)をそのカードで支払うことが条件となります。事前に確認が必要です。
  • JCB:
    • JCBカードも、ゴールドカード以上であれば海外旅行傷害保険が充実しています。
    • 「JCBゴールド」などは、傷害死亡・後遺障害、治療費用、携行品損害、賠償責任などが自動付帯で付いてくることが多く、安心して旅行を楽しめます。
    • 特に、JCBは海外での医療アシスタンスサービスも充実しており、日本語での相談や病院の手配など、万が一の時に手厚いサポートを受けられる点が魅力です。

【旅行保険の選び方】

最も重視すべきは「治療費用」の補償額です。ベトナムでの医療費は日本より安い傾向にありますが、万が一の入院や手術では高額になる可能性があります。最低でも100万円、できれば200万円以上の補償があるカードを選びましょう。複数のカードの保険を合算することも可能です。

3. 優待サービス

  • VISA:
    • 「VISA優待」として、世界各地のホテル、レストラン、ショッピング、エンターテイメント施設などで割引や特典を提供しています。ベトナムでも、一部の提携ホテルでの宿泊割引や、レストランでの飲食割引などが利用できる場合があります。
    • 高級カードでは、空港ラウンジの利用(プライオリティ・パスなど)や、コンシェルジュサービスが付帯しているものもあります。
  • Mastercard:
    • 「Mastercard Taste of Premium」や「Mastercard Priceless Cities」といったプログラムを通じて、世界各地の体験、イベント、レストラン、ホテルなどで特別な優待を提供しています。ベトナムでも、高級ホテルのアップグレードや、人気レストランの予約優遇などが利用できる可能性があります。
    • 空港ラウンジサービスも、特定のカードに付帯しています。
  • JCB:
    • JCBは、日本人向けの優待サービスが非常に充実している点が特徴です。
    • 「JCBプラザ」「JCBプラザラウンジ」は、日本語でのサポートを提供しており、観光案内、ホテル・レストランの予約、トラブル時のサポートなど、海外での滞在を強力にバックアップしてくれます。ホーチミンにもJCBプラザラウンジがあります。
    • ベトナム国内の一部の店舗やレストランで、JCBカードを利用すると割引や特典を受けられるキャンペーンも頻繁に実施されています。例えば、特定のスパやマッサージ店での割引、お土産店での特典などです。

【優待サービスの選び方】

ご自身の旅行スタイルに合わせて、お得だと感じるサービスに注目しましょう。

観光サポートを重視するならJCB、高級志向ならVISAやMastercardの特定のカードが向いているかもしれません。

これらの比較を通じて、ご自身のベトナム旅行の目的やスタイルに合ったクレジットカードを見つけることができるでしょう。

ベトナム旅行でおすすめのクレジットカード発行会社は?

ベトナム旅行に持っていくクレジットカードを選ぶ際、国際ブランドだけでなく、どのカード会社(発行会社)を選ぶかも重要です。発行会社によって、ポイント還元率、付帯保険、年会費、カスタマーサポートの質などが大きく異なるため、慎重に選びましょう。ここでは、ベトナム旅行におすすめの主要なクレジットカード発行会社をいくつかご紹介します。

  1. 楽天カード (VISA/Mastercard/JCB)
    • おすすめポイント: 年会費永年無料でありながら、100円につき1ポイント(還元率1%)と高還元率です。海外での利用時もこの還元率は維持されるため、使えば使うほどポイントが貯まります。
    • 旅行保険: 特定の楽天カード(例:楽天ゴールドカード)では海外旅行傷害保険が付帯しており、補償内容も充実しています。利用付帯が多いですが、比較的簡単に条件を満たせるでしょう。
    • その他: ネットでの利用明細確認がしやすく、不正利用に対するセキュリティ対策も充実しています。VISA、Mastercard、JCBから選べるため、メインカードとしてもサブカードとしても非常に使いやすいです。
    • 参照元:楽天カード
  2. 三井住友カード (VISA/Mastercard)
    • おすすめポイント: 日本で最も信頼性の高いカード会社の一つであり、セキュリティ面で非常に優れています。不正利用検知システムが非常に強力で、万が一の際も迅速に対応してくれます。
    • 旅行保険: ゴールドカード以上であれば、充実した海外旅行傷害保険が自動付帯するものが多く、安心して旅行に出かけられます。治療費用や携行品損害の補償も手厚い傾向にあります。
    • その他: Vポイントという独自のポイントプログラムがあり、コンビニや飲食店での利用で還元率がアップする特典もあります。VISAとMastercardのデュアル発行も可能なため、両方のブランドを持ちたい方にもおすすめです。
    • 参照元:三井住友カード
  3. エポスカード (VISA)
    • おすすめポイント: 年会費永年無料で、海外旅行傷害保険が自動付帯している点が最大の魅力です。海外旅行の機会が多い方にとって、この「自動付帯」は非常に大きなメリットです。
    • 旅行保険: 傷害死亡・後遺障害に加え、治療費用(270万円)、携行品損害(20万円)、賠償責任(2,000万円)などが付帯しており、年会費無料のカードとしてはトップクラスの補償内容です。
    • その他: マルイでの買い物がお得になる特典がありますが、海外旅行保険目的で発行する方も非常に多いです。VISAブランドなので、ベトナムでも幅広い店舗で利用できます。
    • 参照元:エポスカード
  4. JCBカード (JCB)
    • おすすめポイント: 日本発のブランドとして、日本人向けのサポートが手厚いです。特にJCBプラザラウンジ(ホーチミンにもあり)は、日本語で観光案内や緊急時のサポートを受けられるため、初めてのベトナム旅行で不安な方には非常に心強いでしょう。
    • 旅行保険: ゴールドカード以上であれば、充実した海外旅行傷害保険が自動付帯します。
    • その他: 海外でのJCB利用でポイントアップキャンペーンや、優待割引が受けられる店舗も増えています。ただし、先述の通り利用できる場所はVISAやMastercardより限られるため、サブカードとしての検討がおすすめです。
    • 参照元:JCBカード

これらの発行会社は、いずれも信頼性が高く、海外での利用実績も豊富です。ご自身の利用頻度、求める補償内容、年会費の有無などを考慮し、最適な一枚を選んでみてください。可能であれば、異なるブランドのカードを複数枚持つことを強くおすすめします。

ブランド選びで迷ったら?複数枚持ちのメリットと注意点

クレジットカードのブランド選びで迷った場合、最も賢明な選択肢は、異なる国際ブランドのカードを複数枚持つことです。特に海外旅行においては、この「複数枚持ち」が非常に大きなメリットをもたらします。

複数枚持ちのメリット:

  1. 利用できる店舗が増える:
    • ベトナムに限らず、海外では特定の国際ブランドしか対応していない店舗が少なからず存在します。例えば、あるお店ではVISAしか使えないが、別のお店ではMastercardのみ対応、ということもあり得ます。異なるブランドのカードを持っていれば、より多くの場所でカード決済が可能になり、支払い選択肢が広がります。
    • ベトナムの場合、VISAとMastercardがあればほとんどの場所で対応できますが、JCBの優待を利用したい場合はJCBも持っておくと良いでしょう。
  2. システムトラブルや磁気不良に対応できる:
    • 海外では、カードリーダーの不具合や通信状況の悪化によって、一時的にカード決済ができないことがあります。また、カードの磁気不良やICチップの故障で、自分のカードが使えなくなる可能性もゼロではありません。このような場合に備え、予備のカードがあれば、慌てることなく別のカードで支払いを済ませることができます。
  3. 紛失・盗難時のリスク分散:
    • 万が一、財布を盗まれたり、カードを紛失したりした場合、一枚しか持っていないと全ての決済手段を失うことになります。複数枚持っていれば、一枚が使えなくなっても、別のカードで対応できるため、旅行中の困りごとを最小限に抑えられます。
    • ただし、全てのカードを同じ場所にまとめて保管するのは避け、分散して持つようにしましょう。(例:メインの財布に1枚、サブバッグに1枚など)
  4. 海外旅行保険の合算:
    • 複数のクレジットカードに海外旅行傷害保険が付帯している場合、死亡・後遺障害以外の補償(治療費用、携行品損害など)は、それぞれのカードの保険金額を合算できる場合があります。これにより、より手厚い補償を受けることが可能になります。特に治療費用は、海外での高額な医療費を考えると、補償額を上げられるのは非常に重要です。
  5. 特典・優待サービスの最大限活用:
    • 各ブランドや発行会社が提供する優待サービスは異なります。例えば、JCBは日本人向けの特典が手厚く、VISAやMastercardは特定の店舗やサービスで独自の割引を提供している場合があります。複数枚持つことで、それぞれのカードの強みや特典を最大限に活用し、よりお得に旅行を楽しむことができます。

複数枚持ちの注意点:

  • 年会費の確認: 年会費無料のカードであれば問題ありませんが、有料のカードを複数持つ場合は、年会費の総額が負担にならないか確認しましょう。
  • 管理の手間: カードが増える分、利用明細の確認や管理の手間が増えます。各カードの利用状況を定期的にチェックする習慣をつけましょう。
  • 紛失・盗難のリスク: 複数枚持つことで、紛失や盗難のリスク自体は増えます。しかし、前述の通り、分散して保管し、緊急連絡先を控えておくなどの対策を徹底することで、リスクは軽減できます。

ベトナム旅行では、特にVISAとMastercardの2枚持ちがおすすめです。さらに日本人向けのサポートや優待を重視するなら、JCBを加えた3枚持ちも良い選択肢となるでしょう。

ベトナム旅行 クレジットカードの選び方【まとめ】

ベトナム旅行をより快適で安全にするために、クレジットカード選びは非常に重要です。これまでの情報を踏まえ、最適なカード選びのポイントをまとめました。


  • ベトナムではVISAとMastercardが最強!
    • 主要都市のホテル、デパート、大型スーパー、中級以上のレストランなど、ほとんどのクレジットカード対応店舗で問題なく使えます。最低でもどちらか一方、できれば両方持っていきましょう。
  • JCBは日本人向けサポートが魅力だが利用範囲に注意
    • JCBプラザラウンジでの日本語サポートや、一部店舗での優待は魅力的です。しかし、VISAやMastercardほど普及しているわけではないので、メインカードにするにはリスクがあります。サブカードとして、または優待目的で持つのがおすすめです。
  • 複数枚持ちが絶対的におすすめ!
    • 異なる国際ブランド(VISAとMastercardなど)のカードを2枚以上持っていくことで、特定の店舗で使えない場合や、カードのトラブル(磁気不良、紛失・盗難など)が発生した場合でも、別のカードで対応できます。
    • 旅行保険の補償額を合算できるメリットもあります。
  • 年会費無料&海外旅行保険自動付帯カードは必須!
    • エポスカードのように年会費が永年無料で、かつ海外旅行傷害保険が自動付帯するカードは、持っておいて損はありません。保険の「利用付帯」と「自動付帯」の違いを理解し、補償内容(特に治療費用)が十分か確認しましょう。
  • 現金も忘れずに!賢い使い分けが重要
    • 屋台、ローカル市場、小規模な飲食店など、クレジットカードが使えない場所はまだまだ多いです。1日2,000円~3,000円相当のベトナムドンを目安に現金を用意し、状況に応じてカードと現金を使い分けましょう。
  • 為替手数料とDCCに注意!
    • クレジットカード利用時には為替手数料(通常1.6%~2.2%)がかかります。また、店舗で「日本円建て」か「現地通貨建て」を選べる場合は、必ず「現地通貨建て(ベトナムドン建て)」を選択し、DCCによる高額な手数料を避けましょう。
  • セキュリティ対策は万全に!
    • スキミングや不正利用のリスクを避けるため、カード利用時は常に目を離さず、信頼できるATMや店舗を選びましょう。利用明細はこまめにチェックし、不審な取引がないか確認する習慣をつけましょう。
  • カード会社の緊急連絡先を控えておく
    • 万が一の紛失・盗難に備え、利用しているカード会社の海外からの緊急連絡先(フリーダイヤルなど)を、財布とは別の場所にメモしておくか、スマートフォンの連絡先に登録しておきましょう。
  • ポイント還元率や優待サービスもチェック!
    • 海外利用でポイント還元率がアップするカードや、ベトナムでのホテル・レストラン割引など、各カードが提供する特典も比較検討し、よりお得に旅行を楽しめるカードを選びましょう。
  • 出発前の準備が旅の成功を左右する!
    • 出発前に、手持ちのクレジットカードの有効期限、利用限度額、海外旅行保険の有無と補償内容を必ず確認しましょう。必要であれば、事前に利用限度額の引き上げや、新しいカードの申し込みを済ませておきましょう。

これらのポイントを踏まえて、あなたのベトナム旅行に最適なクレジットカードを選び、忘れられない素晴らしい旅を楽しんでください。

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