ベトナム旅行 持ち物リスト完全版|必需品・便利グッズ・現地で買える物まで徹底解説!

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チャン

愛知県高浜市に住む30代のごく普通の会社員です。ベトナムのホーチミン郊外の出身ということもあり、ベトナムについてブログでまとめてみました。ベトナムに興味がある方に役立つ情報を発信するので、よろしくお願いします😉

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ベトナムへの旅行を計画中の皆さん、持ち物の準備は進んでいますか?「何を持っていけばいいの?」「あれもこれも必要?」と悩んでしまうことも多いですよね。この記事では、ベトナム旅行を快適に過ごすための必需品から、あると便利なアイテム、さらには現地で調達できるものまで、徹底的に解説していきます。これで忘れ物ゼロの、完璧な旅行準備をサポートします!

【この記事で分かること】

  • ベトナム旅行における持ち物の基本ルールと忘れ物防止のポイント
  • 必須の貴重品、衣類、日用品から、あると便利なアイテムまで網羅したリスト
  • 電圧、コンセント、SIMカードなど、現地での滞在を快適にするための情報
  • 現地で調達できるアイテムや、購入の際の注意点

ベトナム旅行 持ち物の基本ルールとは?忘れ物を防ぐポイントを紹介

ベトナム旅行を心ゆくまで楽しむためには、事前の準備が何よりも大切です。特に持ち物に関しては、現地での快適さや安全に直結するため、入念なチェックが欠かせません。この章では、ベトナム旅行における持ち物の基本ルールや、忘れ物を防ぐための具体的なポイントを解説していきます。

パスポート・ビザ・航空券などの貴重品類をチェック!

ベトナム旅行において、最も重要で絶対に忘れてはいけないのが、パスポート、ビザ(必要な場合)、航空券、そして現金やクレジットカードといった貴重品類です。これらがなければ、そもそも日本を出国することも、ベトナムに入国することもできません。パスポートは有効期限が6ヶ月以上残っているか、入国時に空白ページが2ページ以上あるかを必ず確認しましょう。ベトナムは基本的に観光目的の15日以内の滞在であればビザは不要ですが、滞在期間や渡航回数によってはビザが必要になるケースもあります。事前にベトナム大使館や外務省のウェブサイトで最新の情報を確認し、ご自身の渡航条件に合致しているかを必ずチェックしてください。航空券は、Eチケットの控えを印刷して持っていくか、スマートフォンにデータとして保存しておくと安心です。

現金の準備も非常に重要です。ベトナムの通貨は「ドン(VND)」です。日本円から現地で両替することもできますが、到着後すぐに使えるように、少額のドンを日本である程度両替していくと便利です。また、クレジットカードは、万が一の際の高額な支払いや、現金の持ち歩きを減らすためにも複数枚持っていくことをお勧めします。特に、海外旅行保険が付帯しているカードや、国際ブランド(Visa、Mastercardなど)が広く普及しているものを選ぶと良いでしょう。クレジットカードを紛失したり盗難に遭ったりした際に備えて、カード会社の緊急連絡先も控えておくことを忘れずに。

これらの貴重品は、旅行中も肌身離さず持ち歩くようにし、特に人混みや市場などではスリに注意が必要です。ウエストポーチや首から下げるタイプのパスポートケースなど、防犯性の高い貴重品入れを活用するのも良いでしょう。また、万が一に備えて、パスポートや航空券のコピーを別途保管しておくか、スマートフォンの写真に撮っておくことも有効です。ただし、パスポートのコピーだけでは身分証明にはならないため、必ず原本を携帯してください。

貴重品の種類確認事項備考
パスポート有効期限(6ヶ月以上推奨)、空白ページ(2ページ以上推奨)コピーを別途保管、スマホにも写真保存
ビザ滞在期間、渡航目的に応じて必要か確認必要であれば事前に申請・取得
航空券Eチケット控え(印刷またはスマホに保存)予約便名、日時を確認
現金(ベトナムドン)到着後すぐに使える分を準備、日本円も少々現地での両替も可能
クレジットカード国際ブランド(Visa, Mastercard等)、緊急連絡先複数枚あると安心、盗難・紛失時に備える
海外旅行保険証契約内容、緊急連絡先万が一の病気や怪我に備える
日本の運転免許証国際免許証が必要か確認(運転予定の場合)現地での身分証明にもなり得る

参照元:外務省 海外安全情報 (パスポート情報、ビザ情報について)


ベトナム旅行で必須の衣類・靴の選び方とは?

ベトナムは南北に細長い国であり、地域や時期によって気候が大きく異なりますが、全体的に高温多湿な気候が特徴です。そのため、衣類選びは快適な旅行を左右する重要なポイントとなります。基本的には、通気性が良く、吸湿速乾性に優れた素材の服を選ぶのが鉄則です。綿や麻、あるいはスポーツウェアのような速乾性素材が理想的です。

日中の気温が高い地域では、Tシャツや薄手のシャツ、短パン、スカートなどが適しています。ただし、寺院などを訪れる際は、肩や膝が隠れる服装が求められる場合があるので、羽織物や長ズボン、ロングスカートなどを一枚持っていくと良いでしょう。朝晩や、ベトナム北部のハノイや山岳地帯のサパなどでは、肌寒く感じることもあるため、薄手のカーディガンやパーカーといった羽織物があると重宝します。また、冷房が強く効いている施設も多いので、温度調節のためにサッと羽織れるものを用意しておくと安心です。

靴選びも重要です。ベトナムの都市部では、道が舗装されていない場所や、段差が多い場所も少なくありません。また、一日中歩き回ることが多いため、歩き慣れたスニーカーやサンダルが最も適しています。ヒールの高い靴や、新品の靴は、靴擦れの原因になる可能性があるため避けた方が良いでしょう。急なスコールに備えて、水に強い素材のサンダルや、替えの靴下を何足か持っていくと安心です。特に雨季に旅行する場合は、防水加工の靴や、濡れてもすぐに乾く素材の靴が非常に役立ちます。

衣類は、着回ししやすいシンプルなデザインのものを選び、荷物をコンパクトにするために枚数を厳選しましょう。洗濯サービスを利用したり、ホテルで手洗いしたりすることも考慮に入れると、必要以上に多くの服を持っていく必要はありません。また、荷物を軽くするため、下着や靴下は速乾性の素材を選ぶと、手洗いしてもすぐに乾くので便利です。

衣類の種類枚数目安(1週間)備考
Tシャツ・トップス5~7枚吸湿速乾性素材推奨、寺院訪問用に袖・膝丈のものも
ボトムス(短パン・スカート)2~3枚軽量で速乾性のあるもの
長ズボン・ロングスカート1~2枚寺院訪問、冷房対策、虫よけ対策に
薄手の羽織物(カーディガン・パーカー)1枚冷房対策、朝晩の冷え込み対策
下着7枚程度(速乾性素材が便利)手洗いしやすいものがおすすめ
靴下7足程度(速乾性素材が便利)替えの靴下は多めに
水着1着ホテルにプールがある場合やビーチリゾートの場合
パジャマ1着ホテルによっては用意されているが持参すると安心
靴の種類備考
歩きやすいスニーカー街歩きに最適、履き慣れたもの
サンダル(脱ぎ履きしやすいもの)リゾート地、ホテル内、近距離移動に便利
(雨季の場合)防水加工の靴スコール対策、道が濡れている場合も安心

現地での気候に合った日焼け止めや虫よけ対策グッズ

ベトナムは一年を通して日差しが強く、特に日中は紫外線が非常に強いため、日焼け対策は必須です。肌の露出が多い服装を選ぶことが多いベトナムでは、特に注意が必要です。SPF値の高い日焼け止めを顔だけでなく、首筋、腕、足など、肌が露出する部分全体にしっかりと塗布しましょう。汗をかきやすい気候なので、ウォータープルーフタイプを選ぶと、効果が持続しやすくなります。こまめに塗り直すことも大切です。

日焼け止め以外にも、つばの広い帽子やサングラスは、日差しから顔や目を守るために非常に有効です。また、日傘も日差しを避けるのに役立ちます。アームカバーや薄手の長袖シャツなども、紫外線対策として有効です。これらのアイテムを組み合わせることで、日焼けによる肌のダメージを最小限に抑えることができます。

高温多湿なベトナムでは、蚊などの虫も多く生息しています。特にデング熱やマラリアといった蚊媒介感染症のリスクもあるため、虫よけ対策も徹底することが重要です。虫よけスプレーや虫よけシートは必ず持参しましょう。肌に直接塗るタイプや、衣類にスプレーするタイプなど、様々な種類がありますが、ディート(DEET)やイカリジンといった有効成分が含まれているものを選ぶと効果的です。特に夕方から夜にかけては蚊の活動が活発になるため、外出時には必ず虫よけ対策を行いましょう。

また、蚊帳付きの部屋ではない場合や、部屋に蚊が入りやすい場合は、携帯用の蚊取り器や、就寝中に使用するタイプの虫よけも検討すると良いでしょう。虫刺され後の痒みを抑えるためのかゆみ止めも忘れずに。万が一、虫に刺されて腫れがひどい場合や、熱が出るなど体調に異変を感じた場合は、すぐに現地の医療機関を受診してください。

対策グッズ備考
日焼け止めSPF値の高いもの、ウォータープルーフタイプが推奨
帽子つばの広いもの、キャップなど
サングラス紫外線カット効果のあるもの
日傘日差しが強い時間帯の外出時に便利
虫よけスプレー・シートディートやイカリジン配合のものが効果的
かゆみ止め虫刺され後の対策に
携帯用蚊取り器必要に応じて持参、電池式やUSB充電式が便利

参照元:厚生労働省検疫所 FORTH (海外での感染症予防に関する情報)


常備薬や医療用品の準備はどうする?

海外旅行中に最も避けたいことの一つが、体調不良です。慣れない環境や食事、気候の変化によって、体調を崩してしまう可能性は誰にでもあります。万が一の事態に備えて、常備薬や簡単な医療用品は必ず準備していきましょう。

まず、普段から服用している処方薬がある場合は、忘れずに持参してください。その際、英語の処方箋や薬剤証明書を携帯しておくと、万が一現地で薬が必要になった場合や、入国審査で薬について尋ねられた際にスムーズです。市販薬としては、風邪薬、解熱鎮痛剤、胃腸薬(下痢止め、胃薬)、酔い止め薬、アレルギー薬など、ご自身が普段から使い慣れているものを準備すると良いでしょう。特に、ベトナムの食事は香辛料が効いているものも多く、お腹を壊しやすい方もいるため、胃腸薬は必須と言えます。

また、軽い怪我に備えて、絆創膏、消毒液、ガーゼ、包帯などの救急セットも持っていくと安心です。靴擦れしやすい方は、靴擦れ防止テープやジェルなども役立ちます。コンタクトレンズを使用している方は、洗浄液や保存液、替えのコンタクトレンズも忘れずに。使い捨てタイプであれば、必要な日数分を多めに持っていくことをお勧めします。

ベトナムでも薬局はありますが、日本と同じ成分の薬が手に入るとは限りませんし、薬剤師とのコミュニケーションも難しい場合があります。また、夜間や休日など、すぐに薬局が見つからない可能性も考慮すると、やはり日本から使い慣れた薬を持っていくのが一番安心です。

海外旅行保険への加入も非常に重要です。万が一、大きな病気や怪我をして現地の病院を受診することになった場合、医療費は高額になることがあります。海外旅行保険に加入していれば、治療費や緊急移送費用などがカバーされるため、安心して治療を受けることができます。保険の契約内容を事前にしっかりと確認し、緊急時の連絡先なども控えておきましょう。

医療用品の種類備考
常備薬(処方薬)医師の処方箋や薬剤証明書を携帯
風邪薬・解熱鎮痛剤市販の総合感冒薬、鎮痛剤など
胃腸薬下痢止め、胃薬、整腸剤など
酔い止め薬乗り物酔いしやすい方
アレルギー薬花粉症、食物アレルギーなど
絆創膏数種類のサイズがあると便利
消毒液・ウェットティッシュ怪我の手当てや衛生対策に
ガーゼ・包帯・テープ軽度の怪我に対応
虫刺され薬・かゆみ止め蚊などの虫刺され対策に
体温計体調管理に便利
持病の薬かかりつけ医と相談し、多めに持参
コンタクトレンズ用品洗浄液、保存液、替えのレンズなど

参照元:厚生労働省 海外での医療 (海外旅行中の医療に関する情報)


電圧・コンセント対策に必要な変換プラグや充電器

ベトナムの電圧は220V、周波数は50Hzです。日本の電圧は100Vなので、日本国内で使用している電化製品をそのままベトナムで使用すると、電圧が高すぎて故障したり、火災の原因になったりする可能性があります。そのため、変圧器が必要になる場合があります。

しかし、最近のスマートフォンやデジタルカメラ、ノートパソコンなどの充電器は、多くの場合**「100V-240V」と表示されており、世界中の電圧に対応している「グローバル対応」**のものがほとんどです。お手持ちの充電器のACアダプターに記載されている入力電圧(INPUT)を確認し、この範囲内であれば変圧器は不要です。変圧器は重くかさばるため、持っていく必要がない場合は荷物を減らすことができます。

次に、コンセントの形状ですが、ベトナムでは主にAタイプ、Cタイプ、SEタイプが混在しています。Aタイプは日本と同じ形状なので、そのまま差し込めます。CタイプとSEタイプは丸い2本のピンが特徴です。日本の電化製品のプラグはAタイプなので、CタイプやSEタイプのコンセントに差し込むためには、変換プラグが必要になります。どの形状のコンセントが多いかは地域やホテルによって異なりますが、汎用性の高いマルチ変換プラグを一つ持っていくと安心です。

スマートフォンやタブレット、モバイルバッテリーなど、充電が必要な電子機器は複数ある場合が多いので、USBポートが複数ついているマルチポート充電器や、日本のコンセントを複数に分岐できる電源タップなどを持っていくと、一度にまとめて充電できて便利です。ただし、この場合も、接続する機器が全てグローバル対応であるか、または変圧器を通して使用しているかを確認してください。

また、旅行中にバッテリーが切れて困らないように、モバイルバッテリーも持っていくと非常に便利です。特に、Googleマップや翻訳アプリなど、スマートフォンの使用頻度が高くなる旅行中には必須のアイテムと言えるでしょう。空港や機内への持ち込みについては、モバイルバッテリーの容量に制限がある場合があるので、航空会社の規定を事前に確認しておくことが重要です。

アイテムの種類目的備考
変換プラグ日本のAタイププラグをベトナムのC/SEタイプに対応させるマルチ変換プラグが便利
変圧器日本の100V機器をベトナムの220Vで使用する際、機器がグローバル対応でない場合スマホ、PC等の充電器は不要な場合が多い
充電器スマートフォン、カメラ、モバイルバッテリーなど各機器の充電用グローバル対応か確認
モバイルバッテリー外出先での充電切れ対策機内持ち込み制限に注意
USBケーブル各種電子機器の充電用予備があると安心
マルチポート充電器複数の機器を同時に充電したい場合コンセントの数が少ないホテルで便利
電源タップ複数の機器を同時に充電したい場合変圧器が必要な場合は変圧器の後ろに接続

日本から持っていくと便利な生活用品・小物

ベトナムでは基本的な生活用品は手に入りますが、品質や種類が日本とは異なるため、使い慣れたものを日本から持っていくと、旅行中のストレスを軽減し、より快適に過ごすことができます。

まず、洗面用具は、普段使い慣れているシャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔料などを旅行用サイズのボトルに詰め替えて持っていくと良いでしょう。ホテルのアメニティもありますが、肌に合わない場合や、香りが気になる場合もあります。歯ブラシや歯磨き粉も、使い慣れたものを持っていくのが一番です。

次に、衣類関連では、洗濯ネットや携帯用洗剤があると、ホテルで手洗いする際に便利です。特に汗をかきやすいベトナムでは、衣類をこまめに洗濯できると衛外衣類を清潔に保てます。折りたたみ式のハンガーや、洗濯物を干すためのロープも、持っていくと重宝するアイテムです。

その他、あると便利な小物として、まずポケットティッシュやウェットティッシュが挙げられます。ベトナムでは、飲食店でティッシュが有料だったり、公衆トイレに備え付けがなかったりする場合が多いので、常に携帯しておくと安心です。ウェットティッシュは、食事前や移動中に手を拭く際など、様々な場面で役立ちます。

また、小さめのリュックサックやエコバッグは、観光中の荷物入れや、お土産を買った際に重宝します。特にエコバッグは、スーパーマーケットなどでビニール袋が有料になる場合もあるため、持参すると便利です。折りたたみ傘やレインコートも、急なスコールに備えて持っていくと安心です。ベトナムの雨は突然降ってきて、すぐに止むことが多いので、サッと取り出せるものが良いでしょう。

さらに、S字フックや洗濯バサミも、意外と役立つアイテムです。ホテルによってはフックが少なかったり、洗濯物を干す場所が限られていたりする場合があるので、これらがあれば部屋のスペースを有効活用できます。ジップロックなどの密閉できる袋は、濡れた水着を入れたり、細々としたものをまとめたり、お土産の液漏れ対策にも使えます。

便利グッズの種類備考
携帯用洗面用具シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔料、歯ブラシ、歯磨き粉など
洗濯用品携帯用洗剤、洗濯ネット、折りたたみハンガー、洗濯ロープなど
ポケットティッシュ・ウェットティッシュ食事中、トイレ、手拭きなど多用途に
小さめのリュックサック・エコバッグ観光中の荷物、お土産入れに
折りたたみ傘・レインコート急なスコール対策に
S字フック・洗濯バサミホテルでの洗濯や小物整理に
ジップロックなどの密閉袋濡れたもの、液漏れ対策、小物整理に
筆記用具・メモ帳入国書類記入、緊急連絡先控え、旅の記録に
ネックピロー・アイマスク・耳栓長距離移動時の快適さ向上に
使い捨てマスク空気の悪い場所や体調不良時に
除菌スプレー・ジェル衛生対策に

ベトナム旅行に必要な持ち物をチェックできるリスト付き!

これまでの項目で詳しく解説してきたベトナム旅行の持ち物を、一覧で確認できるリストを作成しました。出発前の最終チェックにご活用ください。このリストを参考に、自分にとって必要なものを過不足なく準備し、快適なベトナム旅行を実現しましょう。

カテゴリ項目備考チェック
貴重品・書類パスポート有効期限6ヶ月以上、空白ページ2枚以上
ビザ必要な場合のみ
航空券(Eチケット控え)印刷またはスマホに保存
現金(ベトナムドン)少額は日本で両替推奨
クレジットカード複数枚(国際ブランド)、緊急連絡先控え
海外旅行保険証緊急連絡先控え
ホテル予約確認書印刷またはスマホに保存
日本の運転免許証国際免許証(運転予定の場合)
パスポート・航空券などのコピー別途保管、スマホにも写真保存
衣類・ファッションTシャツ・トップス吸湿速乾性、袖・膝丈のものも
ボトムス(短パン・スカート)軽量、速乾性
長ズボン・ロングスカート寺院訪問、冷房対策、虫よけ対策
薄手の羽織物冷房対策、朝晩の冷え込み対策
下着・靴下速乾性素材が便利
水着ホテルにプールがある場合
パジャマ持参すると安心
歩きやすいスニーカー履き慣れたもの
サンダル脱ぎ履きしやすいもの
(雨季の場合)防水加工の靴スコール対策
洗面用具・衛生用品シャンプー・リンス旅行用サイズに詰め替え
ボディソープ・洗顔料旅行用サイズに詰め替え
歯ブラシ・歯磨き粉使い慣れたもの
クレンジング・化粧水・乳液トラベルセットなど
日焼け止めSPF値の高いもの、ウォータープルーフ
虫よけスプレー・シートディートやイカリジン配合
かゆみ止め虫刺され対策
ポケットティッシュ・ウェットティッシュ多めに
除菌スプレー・ジェル衛生対策
マスク空気の悪い場所や体調不良時に
医薬品・応急処置常備薬(処方薬)処方箋・証明書を携帯
風邪薬・解熱鎮痛剤市販薬
胃腸薬(下痢止め・胃薬)必須アイテム
酔い止め薬乗り物酔いしやすい方
アレルギー薬
絆創膏・消毒液救急セット
体温計
コンタクトレンズ用品洗浄液、保存液、替えレンズ
電化製品・充電器スマートフォン
デジタルカメラ
変換プラグA/C/SEタイプ対応のマルチプラグ
充電器(スマホ・カメラ等)グローバル対応か確認
モバイルバッテリー機内持ち込み制限に注意
USBケーブル各種電子機器用、予備も
マルチポート充電器複数機器充電用
(必要なら)変圧器機器がグローバル対応でない場合
その他便利グッズ小さめのリュックサック・エコバッグ観光、買い物に
折りたたみ傘・レインコートスコール対策
S字フック・洗濯バサミホテルでの洗濯、小物整理に
ジップロックなどの密閉袋濡れたもの、液漏れ対策、小物整理に
筆記用具・メモ帳
ネックピロー・アイマスク・耳栓長距離移動時の快適さ向上に
ガイドブック・地図電子版でも可
南京錠・ワイヤーロック防犯対策、荷物固定に
小型扇風機暑さ対策に
折りたたみ式水筒・タンブラー水分補給に便利

現地で買える?ベトナム旅行 持ち物の代用品・調達術ガイド

ベトナム旅行の準備をしていて、「これって現地で買えるのかな?」「もし忘れても大丈夫?」と疑問に思うこともありますよね。実は、ベトナムの都市部では、意外と多くのものが手に入ります。この章では、現地で調達できる持ち物や、購入する際のポイント、そして万が一の時の対処法について解説します。

【以下で分かること】

  • ベトナムのコンビニやスーパーで手軽に買えるアイテム
  • 衣料品、コスメ、洗面用品を現地で調達する際の注意点
  • 急な体調不良時に役立つ現地の薬と購入方法
  • SIMカードやWi-Fi機器の現地購入がお得な理由

ベトナムのコンビニやスーパーで買える便利アイテム

ベトナムの都市部、特にハノイやホーチミンなどの大都市には、日本のコンビニエンスストアに近い形態の「Circle K(サークルK)」「FamilyMart(ファミリーマート)」「VinMart+(ヴィンマートプラス)」といったコンビニエンスストアが多数あります。また、大型スーパーマーケット「Co.opmart(コープマート)」「Big C(ビッグC)」なども充実しており、日用品や食料品を幅広く購入することができます。

これらのコンビニやスーパーでは、飲料水や軽食はもちろんのこと、洗面用具(歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、石鹸など)、日用品(ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、生理用品など)、簡単な薬(絆創膏、解熱剤の一部など)などを手軽に購入することができます。日本から全て持っていくのが大変な場合や、うっかり忘れてしまった場合でも、これらの場所で調達可能です。

ただし、注意点としては、品揃えや品質が日本とは異なる場合があることです。例えば、シャンプーや石鹸は香りが強めであったり、肌に合わない可能性もあります。また、日本製の商品も一部置いてありますが、割高になっていることが多いです。

飲料水は、ベトナムでは水道水をそのまま飲むことはできませんので、必ずペットボトルのミネラルウォーターを購入しましょう。コンビニやスーパーで手軽に手に入りますし、ホテルでも提供されることが多いです。

スナック菓子やインスタント食品なども豊富に揃っていますが、日本のものとは味が異なるため、好みが分かれるかもしれません。ちょっとしたお土産を探すのも楽しいかもしれませんね。スーパーマーケットでは、ローカルな食材や調味料なども手に入り、現地の生活を垣間見ることができます。

現地で買える可能性が高いもの備考
飲料水ペットボトル飲料(ミネラルウォーター、ジュース、ソフトドリンク)
軽食・スナック菓子パン、サンドイッチ、カップ麺、ポテトチップスなど
洗面用具歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、石鹸、カミソリなど
日用品ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、生理用品、トイレットペーパーなど
簡単な薬絆創膏、解熱剤の一部、咳止めなど(種類は限られる)
虫よけスプレーローカルブランドのものが多い
日焼け止めローカルブランド、または海外ブランド品
電池単三、単四など一般的なもの

衣料品・コスメ・洗面用品の現地調達のコツとは?

衣料品、コスメ、洗面用品は、ベトナムでも様々な場所で手に入れることができます。しかし、品質や価格、そして種類については、日本とは異なる点が多いので、購入の際にはいくつかのコツを知っておくと良いでしょう。

衣料品については、現地の市場やナイトマーケットでは、Tシャツ、短パン、サンダルなどが非常に安価で手に入ります。特に、通気性の良い綿素材のものが多く、ベトナムの気候に適しています。ただし、品質は玉石混交なので、購入前にしっかりとチェックすることが重要です。色落ちしやすいものや、縫製が甘いものもあるため、割り切って消耗品として購入するのが賢明でしょう。有名ブランドの偽物なども出回っているので、注意が必要です。ショッピングモールやデパートには、ユニクロやH&Mなどの海外ブランドや、ベトナムのオリジナルブランドの店舗も入っており、比較的高品質な衣料品を購入できますが、価格は日本とそれほど変わらないか、むしろ高くなることもあります。

コスメに関しては、現地ブランドのものや、韓国、タイ、中国からの輸入品が多く流通しています。ドラッグストアやスーパーマーケット、百貨店のコスメコーナーなどで購入できます。肌質に合うか心配な場合は、試供品などで試してから購入することをお勧めします。日焼け止めも現地で手に入りますが、日本製や欧米製に比べると、肌への優しさや使用感に違いを感じるかもしれません。敏感肌の方は、使い慣れたものを日本から持参する方が安心です。

洗面用品は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで手軽に購入できます。シャンプー、リンス、ボディソープ、歯ブラシ、歯磨き粉などは、日本のものと似たような製品も多いですが、香りが強かったり、特定のアジア人に合わせた成分配合になっている場合もあります。もしこだわりがある場合は、旅行用サイズのものを日本から持参するのが賢明です。どうしても必要な場合は、小さいサイズを購入して試してみるのも良いでしょう。

全体的に、現地調達のコツとしては、「安かろう悪かろう」の場合もあるため、値段だけでなく品質にも目を配ること。また、値札がない場所では、値段交渉が必要な場合もあります。市場などで買い物をする際は、相場を事前に調べておくか、少し高めに提示された場合は交渉してみるのも良い経験になるでしょう。


急な体調不良時に役立つ現地の薬と購入方法

海外旅行中に最も心配なことの一つが、急な体調不良です。日本から持参した常備薬が尽きてしまったり、想定外の症状が出たりした場合に、現地の薬を調達する必要が出てくるかもしれません。ベトナムでは、都市部に多くの薬局(Nhà thuốc:ニャー・トゥオック)があり、比較的簡単に薬を購入することができます。

一般的な薬局では、風邪薬、解熱鎮痛剤、胃腸薬(下痢止め、整腸剤)、咳止め、塗り薬(虫刺され、皮膚炎など)、絆創膏など、日本でもおなじみの症状に対応する薬が手に入ります。ただし、同じ成分の薬でも、商品名やパッケージデザインが異なるため、探すのに苦労するかもしれません。また、一部の薬は、日本では処方箋が必要なものでも、ベトナムでは薬局で購入できる場合があります。

薬を購入する際には、症状を具体的に伝えることが重要です。英語が通じる薬局もありますが、簡単なベトナム語のフレーズを覚えておくか、スマートフォンの翻訳アプリを活用するとスムーズです。「お腹が痛い」「熱がある」「頭が痛い」など、基本的な症状を指差しで示せるような単語帳や、症状の絵が描かれたものを用意しておくと便利です。

薬局によっては、薬剤師が症状を聞いて適切な薬を選んでくれることもありますが、自己判断で服用するのは避け、できればホテルのスタッフや現地の人に相談するか、事前に海外旅行保険会社に連絡して医療機関を紹介してもらうのが最も安全です。

また、万が一に備えて、海外旅行保険に加入しておくことは非常に重要です。もし症状が重い場合や、高熱が続くなどの場合は、迷わず現地の病院を受診しましょう。海外旅行保険に加入していれば、高額になりがちな医療費もカバーされるため、安心して治療を受けることができます。保険会社の緊急連絡先に電話して、日本語対応の病院を紹介してもらうことも可能です。

症状薬の例(現地名)備考
発熱・痛みParacetamol(パラセタモール:解熱鎮痛剤)日本のアセトアミノフェンに相当
下痢Smecta(スメクタ:下痢止め)吸着剤タイプ
Loperamide(ロペラミド:下痢止め)動きを抑えるタイプ
Dextromethorphan(デキストロメトルファン:咳止め)
鼻水・鼻づまりLoratadine(ロラタジン:抗ヒスタミン剤)アレルギー性鼻炎にも
虫刺され・皮膚炎Hydrocortisone cream(ヒドロコルチゾンクリーム)軽い炎症に
胃の不快感Omeprazole(オメプラゾール:胃酸抑制剤)逆流性食道炎などにも

SIMカード・Wi-Fi機器は日本より現地購入が得?

ベトナム旅行中にインターネットに接続する方法は、大きく分けて3つあります。日本からWi-Fiルーターをレンタルしていく、日本のキャリアの海外ローミングを利用する、そして現地でSIMカードを購入するか、現地のWi-Fiルーターをレンタルする、です。結論から言うと、現地でSIMカードを購入するのが、最も安価で手軽な選択肢となることが多いです。

ベトナムでは、空港や市内の携帯電話ショップ、コンビニエンスストアなどで簡単にSIMカードを購入できます。主なキャリアは「Viettel(ベトテル)」「Mobifone(モビフォン)」「Vinaphone(ビナフォン)」の3社で、いずれも通信速度やカバーエリアは良好です。旅行者向けのSIMカードは、一定期間のデータ通信使い放題プランや、通話も可能なプランなど、様々な種類が用意されています。パスポートを提示して、簡単な手続きをするだけで、その場で開通してもらえます。

現地でSIMカードを購入するメリットは、何よりもその安さです。数日間から数週間の滞在であれば、数百円から千円台で十分なデータ容量のSIMカードが手に入ります。また、現地の回線を使うため、通信速度も安定しており、場所によっては日本のWi-Fiルーターよりも快適に使えることもあります。スマートフォンのテザリング機能を使えば、同行者とインターネット環境を共有することも可能です。

一方、現地でWi-Fiルーターをレンタルする方法もあります。これも空港などで手配できますが、SIMカードの購入に比べてやや割高になる傾向があります。しかし、複数のデバイスを接続したい場合や、SIMロックがかかっていてSIMカードが使えないスマートフォンの場合に便利です。

日本のキャリアの海外ローミングは、手軽さはありますが、料金が高額になることがほとんどなので、短時間の利用や緊急時以外は避けた方が無難でしょう。

事前に、ご自身のスマートフォンがSIMフリーであるかを確認しておくことが重要です。SIMロックがかかっている場合は、SIMカードを使用できませんので、日本でSIMロック解除の手続きを行うか、海外対応のWi-Fiルーターをレンタルするしかありません。

接続方法メリットデメリット備考
現地SIMカード購入安価、通信速度安定、手軽SIMフリースマホが必要、SIM交換の手間空港、携帯ショップ、コンビニで購入
現地Wi-Fiルーターレンタル複数デバイス接続可、SIMフリー不要SIMカードより割高、返却の手間空港、専門業者でレンタル
日本のWi-Fiルーターレンタル日本語サポート、使い慣れている料金高め、充電が必要、紛失リスク日本出発前に手配
日本のキャリアの海外ローミング手軽料金が非常に高額短時間利用や緊急時向け

空港・ホテル周辺で買える旅行グッズ事情とは

ベトナムに到着してから、あるいはホテルにチェックインしてから、「あれを忘れた!」と気づくこともあるかもしれません。しかし、ご安心ください。ベトナムの空港やホテル周辺では、たいていの旅行グッズを手に入れることができます。

空港には、入国審査を終えた後に、免税店やお土産店だけでなく、コンビニエンスストアやドラッグストアが入っている場合があります。これらの店舗では、飲料水、軽食、簡単な洗面用品(歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプーなど)、日焼け止め、虫よけスプレーなどを購入できます。特に、到着後すぐに必要な水や、緊急の洗面用品などは、空港で調達すると便利です。また、SIMカードの販売カウンターも多く設置されており、到着してすぐにインターネット環境を整えることができます。

ホテル周辺では、都市部であればコンビニエンスストアや小さな商店が豊富にあります。地方のホテルでも、売店が併設されているか、近くに小さな商店があることが多いです。これらの場所では、飲料水、スナック菓子、カップ麺、洗面用品、簡単な日用品などが手に入ります。忘れがちな充電器や変換プラグなども、電化製品を扱う店や一部のコンビニで手に入る場合がありますが、品揃えや品質は店舗によって異なるため、期待しすぎない方が良いでしょう。

また、都市部ではショッピングモールやデパートも充実しており、衣料品、コスメ、医薬品、電子機器など、幅広い商品を取り扱っています。もし、日本から持ってくるのを忘れてしまったものや、現地で追加で購入したいものがあれば、これらの大型商業施設に行けば、たいていのものは見つかります。ただし、価格は日本のデパートと同等か、それ以上になることもあります。

ただし、地方の小さな町や、観光客があまり訪れないエリアでは、希望する商品が見つからなかったり、品質が劣っていたりする可能性もあります。そのため、基本的な必需品はやはり日本から持参するのが最も確実です。特に、肌が弱い方や、特定のブランドにこだわりがある方は、洗面用具やコスメは日本から持っていくことを強くお勧めします。

購入場所主な取り扱い商品備考
空港内店舗飲料水、軽食、簡単な洗面用品、SIMカード、お土産到着後すぐに必要なものを調達
コンビニエンスストア飲料水、軽食、カップ麺、洗面用品、日用品、簡単な薬ホテル周辺に多く、手軽に利用できる
スーパーマーケット食料品、飲料水、日用品、洗面用品、一部衣料品品揃えが豊富、まとめ買いに便利
ドラッグストア・薬局医薬品、一部コスメ、衛生用品症状を伝えられると良い
ショッピングモール・デパート衣料品、コスメ、電子機器、ブランド品、飲食店多くの種類の商品があるが、価格は高め
市場・ナイトマーケット衣料品、雑貨、お土産、フード価格交渉が必要な場合あり、品質は要確認

ベトナム旅行 持ち物リストは万全に!【まとめ】

ベトナム旅行を最高の思い出にするためには、事前の持ち物準備が非常に重要です。この記事では、パスポートや航空券といった必需品から、現地で快適に過ごすための便利グッズ、そして万が一忘れ物をしても現地で調達できるものまで、幅広くご紹介しました。


  • パスポートの有効期限とビザの有無は、出発前に必ず再確認しましょう。
  • 衣類は高温多湿な気候に適した素材を選び、寺院訪問に備えて肌の露出が少ないものも用意してください。
  • 日焼け止めと虫よけ対策は必須です。こまめな塗布と、肌の保護を心がけましょう。
  • 常備薬や簡単な救急セットは、使い慣れたものを日本から持参するのが最も安心です。
  • 電圧とコンセントの形状を確認し、変換プラグやグローバル対応の充電器を準備しましょう。
  • ポケットティッシュやウェットティッシュ、エコバッグなど、あると便利な小物は忘れずに。
  • 現地でのSIMカード購入は、手軽で費用を抑える最適な方法です。
  • コンビニエンスストアやスーパーマーケットで日用品は調達できますが、品質や種類は日本と異なる場合があります。
  • 急な体調不良時は、無理せず現地の医療機関を受診できるよう、海外旅行保険への加入が重要です。
  • 余裕を持った準備と、必要に応じて現地での調達を組み合わせることで、身軽で快適なベトナム旅行が実現します。

この記事が、あなたのベトナム旅行準備の一助となれば幸いです。準備を万全にして、ベトナムでの素晴らしい時間を心ゆくまで楽しんでください!

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