ベトナム旅行 服装の正解は?季節・エリア別のおすすめスタイルと現地マナー完全ガイド

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チャン

愛知県高浜市に住む30代のごく普通の会社員です。ベトナムのホーチミン郊外の出身ということもあり、ベトナムについてブログでまとめてみました。ベトナムに興味がある方に役立つ情報を発信するので、よろしくお願いします😉

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ベトナム旅行を計画中の皆さん、**「どんな服装で行けばいいんだろう?」**と悩んでいませんか?亜熱帯気候のベトナムでは、日本の常識とは異なる服装選びが必要です。この記事では、気候や文化、そして実用性を重視した服装選びのポイントを徹底解説。旅行中に快適に過ごせるだけでなく、現地の文化に配慮した服装マナーまで、ベトナム旅行の服装に関する「正解」をすべてお伝えします。

【この記事で分かること】

  • ベトナムの気候に合わせた最適な服装がわかる
  • 主要エリア(ハノイ、ホーチミン、ダナンなど)ごとの服装の注意点がわかる
  • 女性・男性それぞれが気をつけたい服装マナーがわかる
  • 現地調達のコツや便利アイテムなど、実用的な情報が手に入る

ベトナム旅行の服装選びで大切なポイントとは?気候・文化・実用性の3つを重視!

ベトナム旅行を最大限に楽しむためには、服装選びが非常に重要です。せっかくの旅行で、暑さや寒さに悩まされたり、現地の文化にそぐわない格好をしてしまったりするのは避けたいですよね。ここでは、ベトナムの気候、現地の文化、そして旅行中の実用性という3つの観点から、服装選びの基本を解説します。これらのポイントを押さえることで、快適で思い出に残るベトナム旅行になるでしょう。


ベトナムの基本的な気候と季節ごとの特徴を押さえよう

ベトナムは国土が南北に長いため、地域によって気候が大きく異なります。しかし、全体的には高温多湿の亜熱帯気候が特徴です。北部、中部、南部でそれぞれ気候帯が異なり、一年を通して服装の調整が必要になります。

北部のハノイなどは、冬(11月~2月頃)には比較的涼しくなり、朝晩は肌寒い日もあります。日中も20度を下回ることがあり、長袖や薄手のジャケットが必要になることも。夏(5月~9月頃)は非常に蒸し暑く、最高気温が35度を超える日も珍しくありません。この時期はTシャツや半ズボンといった軽装が基本ですが、突然のスコールに備えて薄手のレインコートや傘も必須です。

中部のだなは、乾季(2月~8月頃)は晴天が続き、気温も高めです。特に6月~8月は酷暑となり、日中の外出には日焼け対策と水分補給が欠かせません。雨季(9月~1月頃)は雨量が多く、台風の影響を受けることもあります。この時期は、濡れても乾きやすい素材の服や、レインウェアが重宝します。

南部のホーチミンは、一年を通して明確な四季がなく、**乾季(12月~4月頃)と雨季(5月~11月頃)**に分かれます。乾季は日差しが強く、日中は30度を超える真夏日が続きます。雨季も気温は高いままですが、午後に集中豪雨が降ることが多いため、折り畳み傘やレインコートが必需品です。どの地域を訪れるにしても、出発前に必ず現地の天気予報を確認し、適切な服装を準備することが大切です。

乾季のベトナム旅行におすすめの服装は?軽装+日焼け対策がカギ

乾季のベトナム旅行では、基本的に**軽装がおすすめです。**特に南部や中部では連日30度を超える真夏日が続くため、通気性の良い素材を選ぶことが重要です。綿や麻、レーヨンなどの素材は、汗をかいても比較的快適に過ごせます。

具体的なアイテムとしては、Tシャツや半袖シャツ、短パン、膝丈のスカート、ワンピースなどが挙げられます。ただし、日中の日差しは非常に強いため、日焼け対策は欠かせません。薄手の長袖シャツやカーディガン、ストールなどを羽織ることで、日焼けを防ぎながら冷房対策にもなります。帽子やサングラスも忘れずに持参しましょう。足元は、サンダルやスニーカーなど、歩きやすく通気性の良いものが適しています。特に、寺院など宗教施設を訪れる際は、肩や膝が隠れる服装が求められるため、一枚羽織るものやロングスカートなどがあると便利です。また、乾季といっても、地域によっては朝晩の気温差が大きい場合があるので、薄手のパーカーやカーディガンなど、羽織れるものを持っていくと安心です。例えば、北部のハノイを訪れる場合、乾季でも冬場はかなり冷え込むことがあるため、厚手のジャケットやセーターが必要になることもあります。

雨季のベトナム旅行では何を着る?濡れ対策&通気性がポイント

雨季のベトナム旅行では、**「濡れ対策」と「通気性」**を重視した服装選びがポイントになります。雨季といっても一日中降り続くわけではなく、スコールと呼ばれる短時間で強い雨が降ることがほとんどです。そのため、雨が降ってもすぐに乾く素材や、水に強いアイテムを選ぶと快適に過ごせます。

具体的な服装としては、速乾性のあるTシャツや化繊素材のパンツ、ショートパンツなどがおすすめです。綿素材は濡れると乾きにくく、体が冷えてしまう可能性があるので避けた方が良いでしょう。レインウェアは必須アイテムです。折り畳み傘はもちろんのこと、薄手のレインコートやポンチョがあると、両手が空くため観光もしやすくなります。足元は、サンダルや防水性の高いスニーカーが適しています。ビーチサンダルも便利ですが、滑りやすい場所もあるので注意が必要です。

また、雨季は湿度が高いため、通気性の良い服装を心がけましょう。風通しの良いゆったりとしたデザインの服を選ぶと、蒸し暑さを軽減できます。虫よけ対策も忘れずに行いましょう。湿度の高い雨季は蚊が多く発生するため、長袖や長ズボン、虫よけスプレーなどを持参することをおすすめします。濡れた服を着替えるためにも、着替えは多めに持っていくと安心です。雨で体が冷える可能性もあるので、薄手の羽織りものもあると良いでしょう。

ハノイ・ホーチミン・ダナンなどエリア別の服装の違いとは?

ベトナムは南北に長いため、訪れるエリアによって気候が大きく異なります。そのため、それぞれの地域の気候に合わせた服装を準備することが重要です。

| エリア | 気候の特徴 | おすすめの服装 |

| ハノイ | 乾季:11月~3月(涼しく、時には肌寒い)雨季:4月~10月(高温多湿、スコールあり) | 乾季:長袖シャツ、薄手ニット、ジャケット、カーディガン雨季:Tシャツ、半袖シャツ、薄手の長ズボン、ショートパンツ、レインウェア、サンダル、通気性の良いスニーカー |

| ホーチミン | 乾季:12月~4月(高温乾燥)雨季:5月~11月(高温多湿、スコールあり) | 乾季:Tシャツ、半袖シャツ、短パン、薄手ワンピース、日焼け対策グッズ雨季:Tシャツ、半袖シャツ、速乾性のあるパンツ、レインウェア、サンダル、通気性の良いスニーカー |

| ダナン | 乾季:2月~8月(晴天が多く、高温)雨季:9月~1月(雨量が多く、台風の影響も) | 乾季:Tシャツ、半袖シャツ、短パン、水着、日焼け対策グッズ雨季:Tシャツ、半袖シャツ、速乾性のあるパンツ、レインウェア、サンダル、通気性の良いスニーカー |

上記の表はあくまで目安です。訪問時期や個人の暑さ・寒さへの耐性によって必要なものが変わってきます。特に、寺院や仏閣を訪れる際は、肩や膝が隠れる服装がマナーとされています。ワンピースやロングスカート、薄手のカーディガンなどを持参すると良いでしょう。また、高級ホテルやレストランでは、Tシャツや短パンといったラフすぎる服装は避け、襟付きのシャツやワンピースなど、少しきれいめな服装を心がけると安心です。エリア間の移動が多い場合は、それぞれの地域の気候に対応できるよう、重ね着しやすい服装を意識すると良いでしょう。

女性のベトナム旅行 服装で気をつけたいマナーと注意点

ベトナム旅行での女性の服装は、快適さだけでなく、現地の文化やマナーへの配慮が求められます。特に宗教施設を訪れる際や、地元の人々との交流を深めたい場合は、その点を意識した服装が重要です。

まず、ベトナムは保守的な文化を持つ国です。特に寺院や仏閣、お寺などを訪れる際には、肌の露出が多い服装は避けましょう。肩や膝が隠れる服装が基本です。具体的には、袖のあるトップス、ロングスカート、膝丈以上のパンツなどが適しています。寺院によっては、入り口でスカーフやサロンを貸し出している場合もありますが、持参しておくと安心です。また、タンクトップやショートパンツ、ミニスカートなどは、一般の街中では問題ありませんが、公共の場や目上の人と会う際には避けた方が無難です。

次に、日差し対策です。ベトナムの日差しは非常に強いため、日焼け対策は必須です。薄手の長袖シャツやカーディガン、ストールなどを持ち歩くと、日焼け防止と同時に冷房対策にもなります。帽子やサングラスも忘れずに持参しましょう。足元は、歩きやすいサンダルやスニーカーがおすすめですが、寺院などでは靴を脱ぐ機会も多いため、着脱しやすいものが良いでしょう。

さらに、治安面を考慮した服装も大切です。ホーチミンなどの大都市では、バイクに乗ったひったくり被害も報告されています。高価なアクセサリーやブランド品は身につけない方が賢明です。また、ポケットにスマートフォンなどを入れたままにしないなど、自己防衛意識を持つことが重要です。夜間の外出時には、露出を控えた服装や、目立ちすぎない服装を心がけましょう。これらのマナーや注意点を守ることで、より安全で快適なベトナム旅行を楽しむことができます。

男性のベトナム旅行 服装の基本とおすすめスタイル

男性のベトナム旅行の服装も、女性と同様に気候とマナーを意識することが大切です。特に、日本の夏服の感覚でそのまま渡航すると、不便を感じる場面があるかもしれません。

基本的な服装は、Tシャツやポロシャツ、半袖シャツなどが中心になります。素材は、通気性の良い綿や麻、速乾性の高いポリエステルなどがおすすめです。ボトムスは、ショートパンツ、チノパン、ジーンズなどが良いでしょう。ただし、ジーンズは厚手のものが多く、汗をかくと不快に感じる場合があるため、薄手の素材を選ぶか、チノパンなどの方が快適に過ごせるかもしれません。

寺院や仏閣、一部の高級レストランなどでは、襟付きのシャツや長ズボンが求められる場合があります。念のため、一枚はきれいめの襟付きシャツと長ズボンを持参しておくと安心です。特に寺院を訪れる際は、半ズボンやタンクトップは避けるべきです。また、肌寒い時期や冷房の効いた場所での対策として、薄手のカーディガンやパーカー、ウィンドブレーカーなど、羽織れるものを一枚持っていくと便利です。

足元は、スニーカーやサンダルがおすすめです。観光でたくさん歩くことを考えると、歩きやすいスニーカーは必須です。スコールの多い雨季には、濡れてもすぐに乾くビーチサンダルやウォーターシューズも重宝します。日差し対策としては、帽子やサングラスを忘れずに。バイクの排気ガスやホコリが気になる場合は、マスクもあると便利です。現地の男性は、比較的シンプルな服装を好む傾向があります。派手すぎる色やデザインの服は避け、清潔感のある服装を心がけましょう。

夜のおでかけや高級レストランでの服装マナーとは?

ベトナムでの夜のお出かけや高級レストランでの食事は、日中のカジュアルな服装とは一線を画し、少しドレッシーな服装を心がけるのがマナーです。特に、ハノイやホーチミンの高級ホテル内のレストランや、フレンチレストランなどでは、ドレスコードが設けられている場合もあります。

一般的に、男性は襟付きのシャツに長ズボン、革靴が基本です。Tシャツや短パン、サンダルといったラフな格好は避けるべきです。ジャケットやブレザーを着用すると、よりフォーマルな印象になります。女性は、ワンピースやブラウスにスカート、またはきれいめのパンツスタイルがおすすめです。足元はサンダルでも問題ありませんが、ヒールのあるパンプスなどを合わせると、より上品な印象になります。露出の多い服装は避け、上品な肌見せ程度にとどめておきましょう。

地元の屋台やカジュアルなレストランであれば、日中のカジュアルな服装でも問題ありませんが、せっかくの夜の街を楽しむなら、少しおしゃれをして出かけるのも良いでしょう。例えば、ホーチミンのルーフトップバーなどは、夜景を楽しむ場所として人気がありますが、ここでもスマートカジュアル程度の服装を意識すると、より一層雰囲気を楽しめます。

また、現地のナイトマーケットなど、人が多く集まる場所では、ひったくりなどの被害に遭わないよう、高価なアクセサリーは身につけず、貴重品は肌身離さず持っておくなど、自己管理を徹底することも重要です。美しい夜景や美味しい料理を安心して楽しむためにも、服装マナーと防犯意識の両方を意識して、夜のお出かけを満喫しましょう。


ベトナム旅行で役立つ服装アイテムと現地調達のコツを紹介!

ベトナム旅行の服装準備は、持っていくものだけでなく、現地で調達することも視野に入れると、荷物を減らせたり、より旅行を楽しめたりするメリットがあります。ここでは、ベトナム旅行に持っていくと便利な服装アイテムや小物、そして現地での賢い服装調達術について詳しく解説します。

【以下で分かること】

  • ベトナム旅行に持っていくべき服装小物リスト
  • ユニクロや無印良品で揃えられる便利なアイテム
  • ベトナム現地で服を安く手に入れる方法
  • 虫刺され、日差し、冷房対策に役立つ服装

持って行くと便利!ベトナム旅行に欠かせない服装小物リスト

ベトナム旅行を快適に過ごすためには、洋服だけでなく、いくつか便利な小物を持っていくことが重要です。これらを活用することで、現地の気候や環境の変化に柔軟に対応でき、旅行中のストレスを軽減できます。

  • 帽子・キャップ: 強い日差しから頭や顔を守るために必須です。特に、つばの広いものや首まで覆えるタイプは、日焼け対策として効果的です。
  • サングラス: 日差しが強いベトナムでは、目の保護に役立ちます。長時間屋外で過ごす場合や、バイクに乗る際などにあると便利です。
  • ストール・薄手のカーディガン: 日焼け対策、冷房対策、寺院訪問時の肌の露出対策としてマルチに活躍します。コンパクトに畳める薄手のものが良いでしょう。
  • 薄手のレインコート・折り畳み傘: 雨季はもちろん、乾季でも突然のスコールに備えて持っていくと安心です。コンパクトで軽量なものを選びましょう。
  • 着圧ソックス: 長時間のフライトや移動中に足のむくみを軽減するのに役立ちます。
  • 蚊よけスプレー・虫刺され薬: 特に雨季や郊外を訪れる際には必須です。デング熱などの感染症予防にもつながります。
  • 汗拭きシート・冷却シート: 高温多湿のベトナムでは、汗をかきやすく、体をリフレッシュするのに役立ちます。
  • 洗濯ネット・洗濯用洗剤(少量): ホテルで手洗いする際に便利です。速乾性の下着やTシャツを持参すれば、毎日洗濯して荷物を減らすことも可能です。
  • エコバッグ: 買い物袋は有料の場合が多いため、持っていくと便利です。お土産を入れる際などにも重宝します。

これらの小物は、かさばらないものが多く、持っていくことで旅行中の快適さが格段に向上します。事前に準備しておけば、現地で探す手間も省けます。

ユニクロ・無印良品で揃うベトナム向けのおすすめ服装とは?

ユニクロや無印良品は、ベトナム旅行に最適な機能性や素材の服装を豊富に取り扱っています。シンプルながらも高品質で、かつリーズナブルな価格帯なので、旅行前の準備に活用する人も多いでしょう。

ユニクロで特におすすめなのは、以下のアイテムです。

  • エアリズム(AIRism)シリーズ: 接触冷感、吸湿速乾、抗菌防臭機能があり、高温多湿のベトナムで大活躍します。インナーだけでなく、Tシャツやパーカー、ステテコなどもおすすめです。
  • ドライEX(DRY-EX)シリーズ: 驚くほどの速乾性があり、汗をかいてもすぐに乾くため、特に雨季やアクティブに動く日に最適です。ポロシャツやTシャツなどがあります。
  • UVカット機能付きウェア: カーディガンやパーカー、Tシャツなど、様々なアイテムにUVカット機能が付いています。強い日差しから肌を守るのに役立ちます。
  • ウルトラライトダウン: 北部を冬に訪れる場合や、冷房対策として、軽量でコンパクトに収納できるウルトラライトダウンは非常に便利です。

無印良品で特におすすめなのは、以下のアイテムです。

  • オーガニックコットン素材の衣類: 肌触りが良く、通気性も優れているため、暑いベトナムでも快適に過ごせます。Tシャツ、ブラウス、ワンピースなどがあります。
  • 麻(リネン)素材の衣類: 吸湿速乾性に優れ、清涼感があるため、真夏のベトナムに最適です。シャツやパンツ、ワンピースなどがあります。
  • 撥水加工のアイテム: レインコートやサコッシュなど、急な雨に対応できる撥水加工のアイテムは、雨季の旅行に重宝します。
  • トラベル用ウェア: シワになりにくい素材や、コンパクトに収納できるデザインのウェアがあり、荷物を減らしたいミニマリストの方にもおすすめです。

これらのブランドは、着回しがしやすく、他の服とのコーディネートもしやすいため、荷物を少なくしたい旅行者にも最適です。出発前に店舗やオンラインストアでチェックしてみてください。

ベトナム現地で服を買うならどこ?市場・ショッピングモール事情

ベトナム旅行中に「もう少し服が欲しい」「現地らしい服を着てみたい」と思うこともあるでしょう。そんな時は、市場やショッピングモールで現地調達するのも一つの手です。

市場(チョー)

ベトナムの市場は、地元の人々の生活の中心であり、衣料品も豊富に取り扱っています。特に、ホーチミンのベンタイン市場やハノイのドンスアン市場は有名です。ここでは、Tシャツ、短パン、サンダル、帽子など、日常使いのシンプルな衣料品が安価で手に入ります。アオザイ(ベトナムの民族衣装)の仕立て屋さんも多く、オーダーメイドで自分だけのアオザイを作ることも可能です。市場での買い物は、値段交渉が必須です。提示された価格の半分程度から交渉を始め、お互いが納得する価格で取引しましょう。品質は様々なので、よく見て選ぶことが大切です。

ショッピングモール

大都市のホーチミンやハノイ、ダナンなどには、近代的なショッピングモールが多数あります。ホーチミンならタックススーパーマーケット(高島屋)やサイゴンセンター、ハノイならロッテセンターハノイビンコムセンターなどがあります。これらのショッピングモールには、H&MやZARAといったファストファッションブランドから、国内外のブランドショップ、デパート、スーパーマーケットまで入っています。

市場よりも価格は高めですが、品質は安定しており、冷房が効いているため、暑い日でも快適に買い物ができます。値段交渉は基本的に不要です。もし、ブランド品や高品質な衣料品を探している場合は、ショッピングモールがおすすめです。また、ショッピングモールにはカフェやレストランも併設されていることが多く、休憩がてら立ち寄るのも良いでしょう。

市場とショッピングモール、それぞれの特徴を理解して、目的に合った場所で買い物を楽しみましょう。

虫刺され・日差し・冷房対策になる服装とは?

ベトナム旅行を快適に過ごすためには、虫刺され、日差し、冷房という3つの要素への対策が非常に重要です。適切な服装を選ぶことで、これらによる不快感を大幅に軽減できます。

虫刺され対策:

特に雨季や郊外、自然豊かな場所を訪れる際には、蚊やその他の虫に刺されやすくなります。デング熱などの感染症のリスクもあるため、予防が大切です。

  • 長袖・長ズボン: 通気性の良い薄手の長袖シャツや長ズボンを着用することで、肌の露出を減らし、虫に刺されるリスクを低減できます。麻や綿など、肌に優しい天然素材がおすすめです。
  • 明るい色の服: 蚊は暗い色に集まりやすいと言われているため、白やベージュなどの明るい色の服を選ぶと良いでしょう。
  • 虫よけ加工の服: 最近では、虫よけ成分が練り込まれた衣料品も販売されています。登山用品店などで探してみるのも良いでしょう。

日差し対策:

ベトナムの日差しは非常に強いため、油断するとすぐに日焼けしてしまいます。日焼けは肌にダメージを与えるだけでなく、疲労感も増すため、しっかりと対策しましょう。

  • UVカット機能付きウェア: ユニクロのエアリズムUVカットパーカーなど、UVカット機能のある服は、効率的に日焼けを防げます。
  • 帽子・キャップ: 顔や首筋を日差しから守ります。つばの広いハットタイプが特におすすめです。
  • サングラス: 目の日焼けや疲労を防ぎます。
  • ストール・アームカバー: 薄手のストールを首に巻いたり、アームカバーを着用したりすることで、首や腕の日焼けを防げます。

冷房対策:

ベトナムの商業施設や交通機関では、冷房が効きすぎていることがよくあります。外との温度差で体調を崩さないよう、対策が必要です。

  • 薄手のカーディガン・パーカー: サッと羽織れる薄手の羽織りものは、冷房対策の定番です。使わない時はコンパクトに畳めるものが便利です。
  • 長袖シャツ: エアコンの効いた室内で過ごす時間が長い場合は、薄手の長袖シャツを着用するのも良いでしょう。

これらの対策を組み合わせることで、ベトナムでの旅行をより快適に、そして健康的に楽しむことができます。

荷物を減らす!ミニマル派向けベトナム旅行服装術

「できるだけ荷物を少なくして身軽に旅したい!」そんなミニマリストの方でも、ベトナム旅行を快適に過ごせる服装術があります。ポイントは、着回し力と速乾性です。

  1. トップスは速乾性のTシャツやポロシャツを中心に: ユニクロのエアリズムやドライEXなど、吸湿速乾性に優れた素材を選びましょう。汗をかいてもすぐに乾くので、洗濯して着回せば枚数を減らせます。3~4枚あれば十分でしょう。
  2. ボトムスは着回し力のあるものを選ぶ: 軽くて乾きやすいチノパン、ショートパンツ、ロングスカートなどを2~3枚。色もベーシックなものを選べば、どんなトップスにも合わせやすいです。
  3. 重ね着できる羽織りものを用意: 薄手のカーディガン、パーカー、またはウィンドブレーカーを1枚。日差し対策、冷房対策、肌寒い時など、様々なシーンで活躍します。
  4. 下着や靴下も速乾性素材で: 旅行中に手洗いして乾かせるように、速乾性のある下着や靴下を選びましょう。2~3セットあれば十分です。
  5. 靴は2足が基本: 歩きやすいスニーカーと、サンダルやビーチサンダルの2足。スニーカーは日常使い、サンダルはシャワーやちょっとした外出、雨季の濡れ対策に便利です。
  6. 洗濯用品を少量持参: 旅行用のミニ洗剤や洗濯ネットを持参し、ホテルで手洗いすることで、衣類を清潔に保ちながら枚数を減らすことができます。
  7. 現地調達も活用する: 最悪、足りなくなっても現地でTシャツや短パンなどは安価に手に入ります。お土産感覚で買うのも楽しいでしょう。

これらのポイントを実践すれば、スーツケース一つで身軽なベトナム旅行が可能です。荷物が少なければ、移動も楽になり、お土産を買うスペースも確保できます。

ベトナム旅行 服装の注意点をおさらい【まとめ】

ベトナム旅行の服装は、現地の気候や文化、そしてご自身の快適さを考慮して選ぶことが重要です。最後に、これまで解説してきた服装の注意点をおさらいしましょう。

  • ベトナムは全体的に高温多湿
    • 通気性の良い素材(綿、麻、レーヨン、速乾性ポリエステルなど)を選ぶ。
    • 季節やエリア(北部、中部、南部)によって気温差があるため、事前の天気予報チェックが必須。
  • 日差し対策は必須
    • 帽子、サングラス、UVカット機能付きの長袖シャツやカーディガン、ストールを忘れずに。
  • 虫刺され対策も忘れずに
    • 雨季や郊外では長袖・長ズボン、虫よけスプレーを活用。
  • 冷房対策も重要
    • 薄手のカーディガンやパーカーなど、羽織れるものを持参する。
  • 宗教施設訪問時のマナー
    • 寺院や仏閣では肩や膝が隠れる服装を心がける。露出の多い服は避ける。
  • 夜のお出かけや高級レストラン
    • 男性は襟付きシャツに長ズボン、女性はワンピースやきれいめな服装を選ぶ。
  • 足元は歩きやすさ重視
    • スニーカーとサンダル(またはビーチサンダル)の2足あると便利。
  • 洗濯して着回しを意識
    • 速乾性の高い素材を選び、手洗いグッズを持参すると荷物を減らせる。
  • 貴重品や防犯対策
    • 高価なアクセサリーは避け、ひったくりに注意。
  • 現地調達も視野に入れる
    • 市場やショッピングモールで、安価なTシャツや現地の服を購入するのも楽しい。

これらのポイントを押さえて、あなたにとって最高のベトナム旅行を楽しんでください。

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