ベトナム旅行 テレビ事情が意外すぎる!NHK・地デジ・YouTubeは視聴可?

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チャン

愛知県高浜市に住む30代のごく普通の会社員です。ベトナムのホーチミン郊外の出身ということもあり、ベトナムについてブログでまとめてみました。ベトナムに興味がある方に役立つ情報を発信するので、よろしくお願いします😉

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ベトナム旅行を計画している皆さん、旅先でのテレビ視聴について気になったことはありませんか?「現地のテレビってどうなってるの?」「日本の番組は見られるの?」といった疑問を持つ方は少なくないでしょう。この記事では、ベトナムのホテルでのテレビ事情から、日本の地上波やNHK、YouTube、Netflixなどの視聴方法、さらにはFire TV Stickの活用術まで、ベトナム旅行中にテレビを楽しむためのあらゆる情報を徹底解説します。意外と知られていない現地のテレビ事情を知って、より快適で充実したベトナム旅行にしましょう。

【この記事で分かること】

  • ベトナムのホテルでのテレビ事情と視聴可能なチャンネル
  • NHKワールドや日本の地上波番組を視聴する方法
  • YouTubeやNetflixなどストリーミングサービスの利用可否と注意点
  • Fire TV StickやVPNを活用した日本のテレビ視聴テクニック

ベトナム旅行中にテレビは見られる?現地の基本事情をチェック

ベトナムへ旅行する際、現地で日本のテレビ番組が見られるのか、あるいは現地のテレビ事情はどうなっているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。実は、ベトナムのテレビ事情は日本とはかなり異なり、事前に知っておくことで旅行中の情報収集やエンターテイメントがより充実します。ホテルの設備やインターネット環境、そして視聴できるコンテンツの種類を詳しく見ていきましょう。


ベトナムのホテルにあるテレビはどんな感じ?リモコン表記や対応言語

ベトナムのホテルに備え付けられているテレビは、近年ではほとんどが薄型液晶テレビで、日本と同様にHDMI端子を備えているものが主流です。しかし、リモコンの表記やメニュー画面は、ホテルによって大きく異なります。高級ホテルや外国人観光客が多く利用するホテルでは、英語表記に対応していることがほとんどですが、ローカルなホテルではベトナム語のみの場合もあります。そのため、チャンネル変更や音量調整など基本的な操作は問題なくても、詳細な設定や入力切り替えなどは、多少戸惑うかもしれません。

また、テレビのメーカーや機種も様々で、サムスンやLGといった韓国系メーカー、ソニーやパナソニックなどの日本メーカー、そしてベトナム国内のメーカー製テレビが混在しています。リモコンのデザインもメーカーごとに異なるため、初めて触る場合は少し時間がかかるかもしれません。しかし、基本的なボタン配置(電源、チャンネル、音量、入力切替)は共通していることが多いので、少し触ってみれば慣れるでしょう。もし操作に困った場合は、ホテルのフロントに連絡すれば、スタッフがサポートしてくれます。

筆者が過去に滞在したベトナムのホテルでは、リモコンに英語表記があったものの、メニュー画面はベトナム語のみというケースもありました。その際は、スマートフォンの翻訳アプリで画面を読み取りながら操作することで対応できました。最近のテレビはスマートテレビ化が進んでおり、インターネット接続に対応しているものが増えています。これにより、YouTubeなどの動画配信サービスを直接テレビで視聴できる可能性もあります。ただし、ホテルのWi-Fi環境によっては、ストリーミングが途切れたり、画質が低下したりすることもあるため、事前にホテルのレビューなどでWi-Fiの安定性を確認しておくことをおすすめします。


地上波は見られる?現地テレビのチャンネル内容を解説

ベトナムの地上波放送は、日本とは異なり、主に国営のテレビ局が中心となっています。代表的なチャンネルとしては、ベトナムテレビジョン(VTV)傘下のVTV1、VTV2、VTV3などがあります。VTV1はニュースや政治経済番組、VTV2は科学や教育、VTV3はエンターテイメントやスポーツといったように、それぞれ異なるジャンルの番組を放送しています。

【ベトナムの主な地上波テレビチャンネル】

チャンネル名主な番組内容
VTV1ニュース、政治、経済、時事問題
VTV2科学、教育、健康、文化
VTV3エンターテイメント、ドラマ、映画、スポーツ
VTV5少数民族向けの番組
VTV6若者向けの番組、スポーツ
HTVホーチミン市の地方放送局(ニュース、ドラマなど)
HanoiTVハノイ市の地方放送局(ニュース、情報番組など)

これらのチャンネルは、ほとんどがベトナム語での放送となります。ニュースやドラマ、バラエティ番組などが主流で、日本の番組とはかなり雰囲気が異なります。現地の文化や社会に触れる良い機会となりますが、ベトナム語が分からないと内容を理解するのは難しいでしょう。

ただし、一部のホテルでは、国際ニュースチャンネルとしてCNN、BBC、CCTVなどが視聴できる場合があります。これらのチャンネルは英語で放送されているため、ベトナム語が分からなくても情報収集が可能です。また、ホテルによっては、有料チャンネルとして映画チャンネルやスポーツチャンネルが提供されていることもあります。これらは追加料金が必要な場合があるので、利用する際はフロントに確認しましょう。

筆者の経験では、ローカルな食堂のテレビでは常にVTV3のエンターテイメント番組が流れており、現地の人の生活を垣間見ることができました。ベトナムのテレビ番組は、派手な演出よりも、人々の日常を描いたドラマや、昔ながらの伝統的な歌や踊りを披露する番組が多い印象です。現地の雰囲気を味わうには最適ですが、日本のテレビのような気軽さで楽しめるかというと、少し違うかもしれません。


NHKワールドは視聴可能?日本の放送が映るかの真実

「ベトナムで日本のテレビ番組が見たい!」そう思う方も多いでしょう。特に、日本のニュースや情報番組をチェックしたい場合に期待されるのがNHKワールドJAPANです。NHKワールドJAPANは、NHKが国際放送として世界に向けて発信している英語のニュース・情報チャンネルです。

結論から言うと、ベトナムの多くのホテルでは、NHKワールドJAPANが視聴できる可能性が高いです。これは、外国人観光客の需要が高いため、国際チャンネルを導入しているホテルが多いためです。ただし、全てのホテルで視聴できるわけではないので、予約時やチェックイン時にホテルに確認することをおすすめします。もし視聴できない場合は、インターネット経由での視聴も可能ですのでご安心ください。

しかし、残念ながら日本の地上波放送(NHK総合、Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビなど)をベトナムのホテルでそのまま視聴することはできません。これは、各国の放送電波が異なるため、日本のテレビ電波をベトナムで直接受信することが不可能だからです。

「それでも日本のテレビが見たい!」という方もいるでしょう。その場合は、後述するVPNサービスと日本の動画配信サービスを組み合わせる、またはFire TV Stickなどのデバイスを活用するといった方法があります。これらの方法は、インターネット環境に依存するため、ホテルのWi-Fiの速度と安定性が重要になります。

筆者は過去にベトナムのホテルでNHKワールドJAPANを視聴できた経験があります。日本のニュースが英語で提供されるため、現地の情報をチェックしつつ、日本の状況も把握できるのは非常に便利でした。また、災害時など緊急時には、NHKワールドJAPANが最新の情報を英語で提供してくれるため、海外滞在中でも安心して情報を得られます。


YouTubeやNetflixは見れる?ホテルWi-Fiとスマートテレビの事情

ベトナムのホテルで、YouTubeやNetflixといったストリーミングサービスを楽しみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、多くのホテルで視聴可能です。近年、ベトナムのホテルではスマートテレビの導入が進んでおり、テレビ自体にYouTubeやNetflixのアプリが搭載されていることが増えています。

スマートテレビが設置されていない場合でも、ホテルのWi-Fiに接続できるスマートフォンやタブレット、ノートパソコンがあれば、これらのデバイスでストリーミングサービスを楽しむことができます。ただし、視聴できるかどうかは、ホテルのWi-Fi環境に大きく左右されます。

【ストリーミングサービス視聴時の注意点】

  • Wi-Fiの速度と安定性: ストリーミングサービスは大量のデータ通信を行うため、Wi-Fiの速度が遅かったり、不安定だったりすると、動画が途中で止まったり、画質が低下したりする可能性があります。特に、夜間など利用者が多い時間帯は回線が混み合い、速度が落ちることがあります。
  • 視聴制限(ジオブロック): Netflixなどの一部サービスは、国によって視聴できるコンテンツが異なります。ベトナムからアクセスすると、日本で視聴できたコンテンツが利用できない、またはベトナム向けのコンテンツが表示されることがあります。これには後述するVPNが有効です。
  • アカウントのログイン: スマートテレビで視聴する場合、自分のYouTubeやNetflixのアカウントにログインする必要があります。チェックアウト時には、必ずログイン情報をログアウトすることを忘れないようにしましょう。

筆者はベトナムの複数のホテルでYouTubeやNetflixを視聴しましたが、高級ホテルでは概ね問題なく高画質で視聴できました。しかし、中級以下のホテルでは、Wi-Fiが不安定で動画が途切れることもありました。そのため、重要な会議や視聴予定がある場合は、ホテルのWi-Fi状況を事前に確認するか、モバイルWi-Fiルーターや現地SIMカードを準備しておくのが賢明です。

参照元:Netflix ヘルプセンター – 海外旅行中にNetflixを視聴する


Fire TV Stickは使える?海外旅行者が活用している方法

ベトナム旅行中に日本のテレビ番組や普段見ている動画コンテンツを楽しみたい方にとって、Fire TV Stickは非常に便利なアイテムです。Fire TV StickはHDMI端子があるテレビに接続するだけで、YouTube、Netflix、Amazon Prime Videoなどのストリーミングサービスをテレビの大画面で視聴できるようになります。

【Fire TV Stickをベトナムで使うメリット】

  • 手軽に持ち運び可能: 小型のスティック型なので、荷物にならず手軽に持ち運べます。
  • 多様なコンテンツに対応: Amazon Prime Videoはもちろん、YouTube、Netflix、Hulu、U-NEXTなど、様々な動画配信サービスのアプリをインストールして利用できます。
  • VPNアプリと連携可能: 後述するVPNサービスと組み合わせることで、日本限定のコンテンツも視聴できるようになります。

【Fire TV Stickをベトナムで使う際の注意点】

  • HDMI端子の確認: ホテルのテレビにHDMI端子があることを事前に確認しましょう。古いホテルや一部のテレビでは、HDMI端子がない場合があります。
  • Wi-Fi環境: 安定したWi-Fi環境が必須です。ホテルのWi-Fiが不安定だと、動画が途切れたり、画質が低下したりします。
  • 電源供給: Fire TV StickにはUSBケーブルでの電源供給が必要です。ホテルのテレビにUSBポートがあればそこから供給できますが、ない場合はUSB充電器(日本のコンセント対応のもの)を持参する必要があります。ベトナムのコンセントはタイプA、C、Gに対応していますが、日本と同じタイプAの形状が多いです。ただし、電圧は220Vなので、変換アダプターや変圧器が必要な場合があります。Fire TV Stickの電源アダプターは通常、100-240V対応なので、変圧器は不要なことが多いですが、念のため確認しておきましょう。

筆者は海外旅行の際にFire TV Stickを常に携帯しています。ホテルで日本のコンテンツを手軽に大画面で楽しめるのは、旅の疲れを癒すのに最適です。特に、子供連れの旅行では、見慣れたアニメや番組を見せてあげられるので、子供の機嫌を保つためにも重宝します。Fire TV Stickは、まさに海外旅行の「テレビ視聴の救世主」と言えるでしょう。


地デジをリアルタイムで見る方法|VPNと視聴サービスの併用テク

ベトナムにいながら日本の地上波デジタル放送(地デジ)をリアルタイムで視聴するのは、一筋縄ではいきません。なぜなら、日本のテレビ放送は日本国内の電波でしか受信できないため、海外から直接視聴することは不可能だからです。しかし、VPN(Virtual Private Network)と日本のテレビ視聴サービスを組み合わせることで、この課題をクリアし、擬似的に日本からアクセスしているかのように見せかけることが可能になります。

【VPNとは?】

VPNは、インターネット上に仮想的な専用回線を構築する技術です。VPNサーバーを介してインターネットに接続することで、あたかもそのサーバーの所在地からアクセスしているかのように見せかけることができます。つまり、ベトナムから日本のVPNサーバーを経由してインターネットに接続すれば、日本のIPアドレスを取得できるため、日本限定のコンテンツにもアクセスできるようになります。

【地デジリアルタイム視聴のステップ】

  1. VPNサービスへの登録: まず、信頼できるVPNサービスに登録します。ExpressVPN、NordVPN、Surfsharkなどが有名で、日本にサーバーを持つものを選びましょう。有料サービスがほとんどですが、安定した接続とセキュリティを考えると、無料サービスよりも有料サービスがおすすめです。
  2. VPNアプリのインストール: 契約したVPNサービスのアプリを、視聴したいデバイス(PC、スマートフォン、タブレット、Fire TV Stickなど)にインストールします。
  3. 日本のサーバーに接続: アプリを起動し、日本のVPNサーバーに接続します。
  4. 日本のテレビ視聴サービスにアクセス: VPN接続が完了したら、AbemaTV、TVer、NHKプラスなどの日本のテレビ視聴サービスにアクセスします。これらのサービスは、通常日本国内からしか利用できませんが、VPNによってアクセス制限を回避できます。

【主要な日本のテレビ視聴サービス】

サービス名概要料金
AbemaTVニュース、アニメ、ドラマ、バラエティなど豊富なジャンル無料/一部有料
TVer民放各局の番組見逃し配信無料
NHKプラスNHKの番組同時配信・見逃し配信無料(受信契約者向け)

【注意点】

  • VPNの安定性: VPNサービスによっては、接続が不安定になったり、速度が低下したりする場合があります。複数のサーバーを試すか、別のVPNサービスを検討する必要があるかもしれません。
  • サービスの規約: 各動画配信サービスは、海外からのVPN接続を規約で禁止している場合があります。利用規約を確認し、自己責任で利用するようにしましょう。
  • 通信料: 大量のデータ通信を行うため、Wi-Fi環境が必須です。モバイルデータ通信で視聴すると、高額な通信料が発生する可能性があります。

筆者は海外出張中にVPNとTVerを組み合わせて、日本のドラマを視聴していました。少し設定に手間はかかりますが、ベトナムにいながら日本のリアルタイムの番組を楽しめるのは、日本の情報に触れたい方にとっては非常に価値のある方法です。


スマホでの視聴は便利?アプリ活用術と注意点を紹介

海外旅行中にスマートフォンは、もはや必需品と言っても過言ではありません。ベトナム旅行中も、スマートフォンを活用すれば、手軽にテレビ番組や動画コンテンツを楽しむことができます。アプリストアには、テレビ視聴や動画配信に役立つアプリが多数用意されており、これらをうまく活用することで、旅の質を向上させることができます。

【スマホでのテレビ視聴のメリット】

  • 手軽さ: 常に持ち歩いているため、場所を選ばずに視聴できます。
  • プライベート視聴: イヤホンを使えば、周囲に音を気にせずプライベートな空間で楽しめます。
  • オフライン視聴: 一部の動画配信サービスでは、事前にコンテンツをダウンロードしておくことで、インターネット環境がない場所でも視聴可能です。

【おすすめのアプリ活用術】

  1. 動画配信サービスアプリ: Netflix、Amazon Prime Video、Hulu、YouTubeなどの公式アプリをインストールしておきましょう。事前に見たいコンテンツをダウンロードしておけば、飛行機内や移動中でも快適に視聴できます。
  2. VPNアプリ: 上述したように、日本のコンテンツにアクセスしたい場合は、VPNアプリのインストールが必須です。
  3. 日本のテレビ局公式アプリ: TVer、AbemaTV、NHKプラスなどのアプリをインストールしておくと、VPN接続時に日本のテレビ番組を視聴できます。
  4. ニュースアプリ: Yahoo!ニュース、NHKニュース、日経電子版など、日本のニュースをチェックできるアプリも入れておくと便利です。
  5. オフラインマップアプリ: Google マップやMAPS.MEなど、オフラインで利用できる地図アプリもダウンロードしておくと、通信環境が悪い場所でも道に迷う心配がありません。

【スマホ視聴時の注意点】

  • データ通信量: ストリーミング視聴は大量のデータ通信を行います。ホテルのWi-Fiを利用するか、現地のSIMカードやモバイルWi-Fiルーターを利用し、データ通信量には常に注意しましょう。高額なローミング料金が発生しないよう、海外データローミングの設定はオフにしておくのが賢明です。
  • バッテリー消費: 動画視聴はバッテリーを大量に消費します。モバイルバッテリーを携帯することをおすすめします。
  • セキュリティ: 公衆Wi-Fiを利用する際は、セキュリティに注意が必要です。VPNを利用することで、通信の安全性を高めることができます。
  • 著作権: ダウンロードしたコンテンツの著作権には注意し、私的利用の範囲内で楽しみましょう。

筆者はベトナム旅行中に、移動中のバスやカフェでスマートフォンを使ってニュースを見たり、ダウンロードしておいたドラマを視聴したりしていました。手軽に楽しめる点が最大の魅力です。ただし、充電切れにはいつもヒヤヒヤさせられたので、モバイルバッテリーは必需品だと痛感しました。


日本のテレビが見られない時の代替手段は?旅先での情報収集法とは

ベトナム旅行中に日本のテレビ番組が見られない場合でも、情報収集やエンターテイメントを楽しむ方法はたくさんあります。旅先でのトラブル回避や、より充実した旅行にするためには、現地の情報を効率的に手に入れることが重要です。ここでは、日本のテレビが見られない時の代替手段と、効果的な情報収集法をご紹介します。

【以下で分かること】

  • ベトナムのローカルテレビから得られる情報とその活用法
  • 日本語ニュースや天気予報を把握するためのおすすめアプリ
  • YouTubeを活用した日本語コンテンツの探し方
  • ストリーミングサービスの地域制限とその対策

ローカルテレビから得られる観光・防犯情報をチェック

ベトナムのホテルで日本のテレビが見られない場合でも、現地のローカルテレビは、意外と多くの情報源になり得ます。ベトナム語が分からなくても、映像から読み取れる情報や、英語放送の国際ニュースチャンネルなどを活用することで、旅の安全や観光に役立つ情報を得ることができます。

【ローカルテレビから得られる情報】

  1. 天気予報: 天気予報は、映像と数字で示されることが多いため、ベトナム語が分からなくても理解しやすい情報です。現地の気温や降水確率、今後の天気傾向などを把握し、服装や観光プランの参考にしましょう。
  2. ニュース: ベトナム語のニュース番組でも、画面に映し出される映像やテロップから、現地の大きな出来事や災害情報、交通情報などを読み取れることがあります。特に、災害や事件の報道は、映像だけでも緊急性を判断できる場合があります。
  3. 観光情報: 一部のチャンネルでは、現地の観光地やイベントを紹介する番組を放送していることがあります。映像から新しい観光スポットを発見したり、現地の催し物情報を得られるかもしれません。
  4. 文化・生活情報: 現地のドラマやバラエティ番組は、ベトナムの人々の生活様式や文化、流行などを垣間見ることができます。言葉が分からなくても、現地の雰囲気を味わう良い機会になります。
  5. 防犯情報: 地域によっては、防犯に関する注意喚起や、特定の詐欺手口などを報道することがあります。映像や簡単な単語からでも、注意すべき情報をキャッチできる可能性があります。

【活用術】

  • 国際ニュースチャンネルの活用: CNN、BBC、CCTVなど、英語で放送される国際ニュースチャンネルが視聴できる場合は、積極的に活用しましょう。世界情勢だけでなく、ベトナムを含むアジア地域のニュースも扱われることがあります。
  • 映像から読み取る: ベトナム語が分からなくても、映像は万国共通の言語です。ニュース映像や天気予報のアイコン、グラフなどから、大まかな情報を掴むように心がけましょう。
  • 翻訳アプリの活用: スマートフォンの翻訳アプリを使えば、テレビ画面のテロップやメニューをカメラで撮影して翻訳することも可能です。
  • 現地の雰囲気を感じる: 情報収集だけでなく、現地のテレビ番組を通じて、ベトナムの文化や人々の暮らしに触れるのも旅の醍醐味です。

筆者はベトナム滞在中、ホテルで現地の天気予報をチェックしたり、ローカルニュースの映像から現地の状況を把握したりしていました。特に、スコールが多い時期は天気予報が非常に役立ちました。言葉の壁はありますが、視覚情報だけでも十分に活用できる場面は多いです。


日本語ニュースや天気を把握するおすすめアプリ5選

ベトナム旅行中に日本のテレビが見られない場合でも、スマートフォンを活用すれば、手軽に日本語のニュースや天気情報をチェックすることができます。インターネット接続があれば、まるで日本にいるかのように最新の情報を入手できるので、ぜひ活用しましょう。

【日本語ニュース・天気把握におすすめのアプリ5選】

  1. Yahoo!ニュース:
    • 特徴: 日本の主要なニュースサイトからの記事を網羅的に掲載。速報性も高く、政治、経済、社会、エンタメなど幅広いジャンルのニュースをチェックできます。
    • ポイント: アプリのレイアウトが分かりやすく、興味のあるジャンルをカスタマイズして表示できる機能も便利です。
  2. NHKニュース・防災:
    • 特徴: NHKが提供する公式アプリで、最新のニュースや天気予報、災害情報などを提供。動画ニュースも豊富で、信頼性の高い情報が得られます。
    • ポイント: 災害時にはプッシュ通知で速報が届くため、海外滞在中でも日本の状況をリアルタイムで把握できます。
  3. Tenki.jp(日本気象協会公式):
    • 特徴: 日本の気象協会が提供する天気予報アプリで、全国の天気予報や週間予報、雨雲レーダーなどを詳しく確認できます。
    • ポイント: 旅行前や旅行中に日本の家族や友人と連絡を取る際、日本の天気について話すのにも役立ちます。
  4. 日経電子版:
    • 特徴: 日本経済新聞の公式アプリで、経済やビジネスに特化したニュースを深く掘り下げて読むことができます。購読は有料ですが、一部無料記事も閲覧可能です。
    • ポイント: ビジネス目的の旅行者や、経済動向に興味がある方には特におすすめです。
  5. SmartNews:
    • 特徴: 様々なニュースサイトの記事をまとめて読めるニュースアプリ。興味のあるチャンネルを追加して、自分好みのニュースフィードを作成できます。
    • ポイント: オフラインでも一部記事が読めるスマートモード機能があり、通信環境が不安定な場所でも情報収集が可能です。

これらのアプリは、ベトナムのWi-Fi環境があれば、問題なく利用できます。ただし、一部の有料コンテンツや、通信量が大きい動画コンテンツの視聴には注意が必要です。旅の合間にこれらのアプリをチェックすることで、日本の状況を把握しつつ、安心して旅行を楽しむことができるでしょう。

筆者は海外にいるとき、特に災害情報や日本の家族・友人の住む地域の天気予報をこれらのアプリで頻繁にチェックしています。いざという時に備えて、情報収集の手段を複数持っておくことは非常に重要だと感じています。


YouTubeで日本語コンテンツを楽しむコツと検索ワード例

ベトナム滞在中、日本のテレビ番組が見られなくても、YouTubeは日本語コンテンツを楽しむための非常に強力なツールです。YouTubeには、日本のニュースチャンネル、人気YouTuberの動画、アニメ、音楽、ドキュメンタリーなど、様々な日本語コンテンツが無料で公開されています。

【YouTubeで日本語コンテンツを楽しむコツ】

  1. チャンネル登録: お気に入りの日本のYouTuberやニュースチャンネル、テレビ局の公式チャンネルなどを事前に登録しておくと、更新された動画をすぐにチェックできます。
  2. 検索ワードを工夫する: 見たいコンテンツのジャンルやキーワードを日本語で入力することで、効率的に動画を探せます。
  3. 再生リストの活用: 好きな動画をまとめて再生リストに入れておけば、連続して視聴する際に便利です。
  4. オフライン再生機能: YouTube Premium(有料)に加入していれば、動画をダウンロードしてオフラインで再生することが可能です。通信環境が不安定な場所や、移動中に非常に役立ちます。

【日本語コンテンツを見つけるための検索ワード例】

ジャンル検索ワード例
ニュース「日本のニュース 最新」「NHK ニュース」「ANNニュース」「FNNニュース」「JNNニュース」「TBS NEWS」「テレビ東京ニュース」
アニメ「〇〇(アニメタイトル)全話」「おすすめアニメ」「懐かしアニメ」
ドラマ「〇〇(ドラマタイトル)1話」「日本のドラマ 名作」「深夜ドラマ」
バラエティ「日本のバラエティ番組」「お笑い番組」「〇〇(番組名)公式」
旅行「ベトナム 旅行 日本語」「ホーチミン 日本語ガイド」「ハノイ 観光 日本語」
音楽「J-POP 最新」「日本のヒット曲」「〇〇(アーティスト名)公式」
料理「日本の家庭料理 レシピ」「和食 作り方」「簡単レシピ 日本」
Vlog「〇〇(都市名) Vlog 日本人」「海外生活 Vlog 日本」

【注意点】

  • Wi-Fi環境: 高画質での動画視聴は大量のデータ通信を行います。ホテルのWi-Fiを利用するか、現地のSIMカードやモバイルWi-Fiルーターのデータ量を十分に確認しましょう。
  • バッテリー消費: 長時間視聴はスマートフォンのバッテリーを消耗させます。モバイルバッテリーを携帯することをおすすめします。
  • 広告: 無料版のYouTubeでは広告が表示されます。広告なしで視聴したい場合はYouTube Premiumへの加入を検討しましょう。

筆者はベトナム滞在中、夜のリラックスタイムにYouTubeで日本のバラエティ番組や旅番組を見ていました。特に、日本のYouTuberがベトナムを紹介する動画は、現地の楽しみ方を知る上でも非常に参考になりました。YouTubeは、まさに「動く百科事典」のような存在で、旅先での情報収集とエンターテイメントを両立させてくれます。


ストリーミングサービスはどこまで使える?現地での制限と対策

NetflixやAmazon Prime Videoなどのストリーミングサービスは、現代のエンターテイメントに欠かせない存在です。しかし、ベトナムを含む海外でこれらのサービスを利用する際には、**地域による制限(ジオブロック)**があることを理解しておく必要があります。

【地域制限(ジオブロック)とは?】

ストリーミングサービスは、国や地域ごとにコンテンツの配信権が異なるため、特定の地域からのアクセスを制限したり、その地域向けのコンテンツのみを表示させたりすることがあります。これが「ジオブロック」です。例えば、日本で視聴できた映画がベトナムでは配信されていなかったり、その逆のケースもあります。

【主要ストリーミングサービスの現地での利用状況】

  • Netflix: ベトナムでも視聴可能ですが、配信されているコンテンツは日本とは異なります。ベトナムのNetflixアカウントを作成するか、既存のアカウントでログインした場合でも、表示される作品はベトナム向けのライブラリになります。
  • Amazon Prime Video: ベトナムでも視聴可能ですが、こちらも日本とは異なるコンテンツが提供されます。日本のPrime Videoコンテンツを視聴するには、VPNが必要になります。
  • Hulu / U-NEXT / DAZNなど日本のサービス: これらのサービスは基本的に日本国内からのアクセスに限定されています。ベトナムから視聴するには、VPNサービスを利用して日本のIPアドレスを取得する必要があります。

【対策:VPNの活用】

上述したように、地域制限を回避し、日本のコンテンツを視聴する最も効果的な方法は**VPN(Virtual Private Network)**を利用することです。

【VPN利用時の注意点】

  • サービスの選択: 日本にサーバーを持ち、安定した接続を提供するVPNサービスを選びましょう。ExpressVPN、NordVPN、Surfsharkなどが人気です。
  • 法的リスク: 一部の国ではVPNの利用が法的に制限されている場合があります。ベトナムでは一般的にVPNの利用は可能ですが、利用する国の法律を確認することは重要です。
  • サービス規約: 各ストリーミングサービスは、VPN経由でのアクセスを規約で禁止している場合があります。利用規約を確認し、自己責任で利用しましょう。VPN対策を強化しているサービスもあるため、接続が途切れたり、視聴できない場合もあります。
  • 通信速度: VPN接続は、通常のインターネット接続よりも速度が低下する場合があります。高画質での視聴には、高速で安定したWi-Fi環境が必須です。

筆者は海外出張中にNetflixで日本のドラマが見たくなり、VPNを試した経験があります。全ての作品が見られるわけではありませんでしたが、日本のNetflixライブラリにアクセスできた時は感動しました。ただし、安定した視聴にはやはり高速なWi-Fiが不可欠だと感じました。事前にホテルのWi-Fi速度をチェックしておくことを強くおすすめします。


通信トラブルに備えてダウンロード視聴の準備を忘れずに

海外旅行中にインターネット接続が常に安定しているとは限りません。ホテルのWi-Fiが遅かったり、街中で予期せぬ通信トラブルに見舞われたりすることも考えられます。そんな時に役立つのが、事前にコンテンツをダウンロードしておくオフライン視聴の準備です。

【ダウンロード視聴のメリット】

  • 通信環境に左右されない: インターネット接続がない場所や、Wi-Fiが不安定な場所でも、ダウンロード済みのコンテンツを視聴できます。
  • データ通信量を節約: モバイルデータ通信を使うことなく、オフラインでコンテンツを楽しめるため、通信料の節約になります。
  • バッテリー消費の抑制: ストリーミング視聴と比較して、ダウンロード済みのコンテンツの再生はバッテリー消費を抑えられる場合があります。

【ダウンロード視聴が可能な主なサービス】

  • Netflix: 多くの映画やドラマがダウンロード可能です。ダウンロードしたコンテンツは、一定期間(通常は7日間以内)または視聴開始後48時間以内にオフラインで視聴できます。
  • Amazon Prime Video: プライム会員特典の多くの作品をダウンロードできます。
  • YouTube Premium: YouTube Premiumに加入していれば、動画をダウンロードしてオフラインで視聴できます。
  • Hulu / U-NEXTなど: 日本の主要な動画配信サービスでも、一部のコンテンツでダウンロード機能を提供しています。
  • Spotify / Apple Musicなど音楽ストリーミングサービス: 楽曲のダウンロードも可能です。

【ダウンロード視聴の準備と注意点】

  1. 出発前にダウンロード: 日本出発前に、自宅の高速Wi-Fi環境で、見たいコンテンツをスマートフォンやタブレットにダウンロードしておきましょう。
  2. ストレージ容量の確認: ダウンロードするコンテンツの容量によっては、スマートフォンのストレージ容量を圧迫する可能性があります。事前に十分な空き容量があるか確認しておきましょう。
  3. ダウンロード期限の確認: ダウンロードしたコンテンツには視聴期限が設けられている場合があります。期限内に視聴を終えるか、再度ダウンロードし直す必要があります。
  4. 著作権: ダウンロードしたコンテンツは私的利用の範囲内で楽しみ、無断複製や再配布は行わないでください。
  5. 画質の設定: ダウンロード時の画質設定によって、ファイルサイズが大きく変わります。ストレージ容量と画質のバランスを考慮して設定しましょう。

筆者は海外旅行に行く際、飛行機内や長距離バスでの移動中に退屈しないよう、必ず事前に映画やドラマをダウンロードしています。特に、通信環境が読めない場所では、この準備が非常に役立ちました。いざという時のために、ダウンロード視聴の準備は旅行の必需品と言えるでしょう。


ベトナム旅行 テレビ視聴に関する正しい情報【まとめ】

ベトナム旅行中のテレビ視聴に関する情報は多岐にわたり、事前に知っておくことでより快適な旅になります。ここでは、これまで解説してきた重要なポイントをまとめておさらいしましょう。

  • ベトナムのホテルのテレビは、薄型液晶テレビが主流でHDMI端子を備えていることが多い。リモコンはベトナム語表記の可能性もあるが、英語対応のホテルも増えている。
  • ベトナムの地上波放送はベトナム語が中心で、国営のVTV系列が主要。国際ニュースチャンネル(CNN、BBCなど)が視聴できるホテルも多い。
  • NHKワールドJAPANは多くのホテルで視聴可能だが、日本の地上波放送は直接視聴できない。
  • YouTubeやNetflixはホテルのWi-Fi環境があれば視聴可能だが、Wi-Fiの速度や安定性、地域によるコンテンツ制限に注意が必要。スマートテレビ搭載のホテルでは直接視聴できる場合も。
  • Fire TV StickはHDMI端子とWi-Fiがあれば活用でき、様々なストリーミングサービスを楽しめる便利なアイテム。電源供給にも注意。
  • 日本の地デジをリアルタイムで視聴するには、VPNサービスTVer、AbemaTVなどの日本のテレビ視聴サービスの併用が有効。ただし、サービスの規約や通信安定性に注意が必要。
  • スマートフォンは、ニュースアプリや動画配信アプリを活用することで、日本語コンテンツや情報収集に非常に役立つ。データ通信量とバッテリー消費に注意。
  • 日本のテレビが見られない場合でも、現地のローカルテレビから天気や防犯、文化情報などを得られる。映像や翻訳アプリを活用しよう。
  • 日本語ニュースや天気予報は、Yahoo!ニュース、NHKニュース、Tenki.jpなどのアプリで手軽にチェックできる。
  • YouTubeは、検索ワードやチャンネル登録を工夫することで、豊富な日本語コンテンツを楽しめる。
  • ストリーミングサービスの**地域制限(ジオブロック)**には、VPNが有効な対策となる。ただし、サービスの規約や通信環境を考慮する必要がある。
  • 通信トラブルに備え、事前にコンテンツをダウンロードしておくことで、オフライン環境でも動画や音楽を楽しめる。

これらの情報を参考に、ベトナムでのテレビ視聴や情報収集をスムーズに行い、充実した旅行を楽しんでください。

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